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新人くんの反撃
前回の続きです。

その時は、出張してた営業Aさん宛の電話だった。
こういう時は、基本営業から折り返しさせるのがセオリー。
ただ相手は急いでる。今日中にどうしても、折り返し連絡が欲しい。

でも、確実にAさんが連絡を入れられるとは限らない。
とりあえず用件だけ聞いて保留。判断に迷った。
そこで、隣の席の契約社員の女性(ケイさん)に聞いてみました。

私 「あのですね。Aさん宛の電話なんですけど」
ケイ「うん。どした?」
私 「彼、今週ずっと地方回りじゃないですか」
ケイ「あ~そうだね。何?先方さん急いでるの?」
私 「どうしても明日予約取りたいって。どうしましょ」
ケイ「ん~わかった。ちょっと代わるね」

そう言って、代わって対応してくれました。
ただ、ケイさんでも判断がつきかね、結局は折り返しになります。
私はこれで終わりと思った。

がしかし。ここでハナさんから指摘が入ります。
ハナ「営業宛の電話は、営業から折り返しさせて」
思いの外キツイ口調で注意されます。

私 「はい、すいませんでした」
と謝るものの、その後もからんでくる。

ハナ「まどりんさん、私達がどこまで対応していいかって、わかってる?」
私 「きっちりどこまで、というのはわかってません。すいません」
ハナ「私達で対応できるものは聞いて、そうじゃなかったら折り返しにして」

その「対応できるもの」がわからなかったから聞いたんだけどな。
でも要は、いちいち聞かずに全部営業から折り返しさせろ。
そう言いたいのだと解釈した。

ハナさんは、普段厳しい事を言ってくる人ではない。
これまで、大きな失敗をしでかしても叱責される事はほとんどなかった。
けどこの日はなぜか、やたらねちっこく注意してくる。

ハナさんはここ数日、忙しいせいかピリピリ気味。
モタモタして、他人の仕事を中断させる行為を嫌がる。
この出来事があった私は、カズさんへの態度を見て思った。

どちらかというと、指示待ち型で気がきくタイプではないカズさん。
気のせいか、そんな彼への当たりがキツく感じる。
そんな事を思っていたら、ちょっとしたハプニングが起こった。

今度はカズさん、受けた電話を部長へ繋いだ。
電話を取り次がれた部長、対応するものの。
自分が対応できる用件ではなかったようで、別な人へ回していた。

ここでもハナさん、カズさんへ厳しく注意します。
ハナ「なんで部長へ繋いだの?相手がそう言ったの?」

するとカズさん、大きな声で反論します。
カズ「社内にいる人だったら、誰でもいいって言ってました!」

一瞬、シーンとなった。明らかに怒っている口調。
ハナさんもたじろいだ。けどすぐに。
ハナ「誰でもいいって・・・だからって、普通、部長に繋ぐ?」

そう言いましたが、カズさんは無視。気まずい空気になる。
憮然とした表情を崩さない。かなりご機嫌斜めな顔。

カズさんは外回りが多かったせいか、社内の人間の区別がついてない。
入社してまだ1ヶ月。それとも、もう1ヶ月と捉えるべきなのか。

聞いたら「自分で判断して」と言われる。
だから、自分で判断して取り次いでみた。
すると今度は何で取り次いだのと注意される。

まあ本人にしてみれば「どっちなんだよ」という気分なんだろうな。
その後も電話応対を繰り返してたけど、仏頂面のまま。
ああいう態度を取る時って、ヤバいフラグ。やな予感。

すると予感は的中。
次の日、カズさんは欠勤しました。

続きます。

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仕事のこと | 07:57:08 | トラックバック(0) | コメント(2)
お局と新人くん
今勤めてるパート先に、新人が4名ほど入ってきました。
事務職の女性パート3人。営業職の男性正社員1名。

男性は、32才独身。営業の経験は無し(カズさんとします)。
接客の経験はあるものの、営業のイロハもわからない。
よって周りの社員さん達は、一から業務を教えてます。

最初はベテラン営業さんに同行したり、現場へ出て受付していた。
慣れないながらも、1ヶ月頑張って仕事をこなします。

そして先週のこと。
独り立ちの準備として、まず電話応対を任せることにしました。
いきなり本番はアレなので、私達も協力してロープレを行います。
ぎこちないながらも、一通りはこなせるのでいざ本番へ突入。しかし。

ここでわが社のお局、ハナさんの洗礼を受ける事になります。

まず一発目。
カズ 「お電話ありがとうございます。○社、カズでございます」
相手「U社の田中と申します。管理部の鈴木さんはいらっしゃいますか?」
カズ 「少々お待ち下さい」

ここで保留にして、隣の席の先輩へ聞きます。
カズ 「U社の田中さんて人から、管理部の鈴木さんへなんですけど・・・」
先輩 「管理部は、奥の部屋だから行ってごらん。鈴木さんいるから」

ウチの会社は、同じフロアに約50人ほどの人員がいます。
部署も6つほどに分かれてる。社内全体だと軽く100人は超える。
勤務して1年半経つ私も、全員の顔を把握していない。

最初は部署も人の名前もさっぱりわからない。
案の定カズさん、誰へ取り次いでよいかわからず戸惑います。

この時は、先輩に案内してもらい、無事電話を取り次ぐ事が出来ました。
するとそれまで黙って見ていたハナさん。
カズさんへ厳しく注意を入れます。

ハナ 「今度からは、座席表見て取り次いで。渡してありますよね」
カズ 「あ・・はい。わかりました」
ハナ 「他の人にいちいち聞かないで、自分で判断しないと」
カズ 「はい」
ハナ 「今は隣に人がいるからいいけど、聞ける人がいない時もあるから」
カズ 「はい」

聞いてて「それはまだ難しいよな」と感じてしまった。
カズさんは電話応対はもちろん、オフィス業務自体が初めて。
しかもこれまで外回りに行ってて、社内の人員配置や顔までは覚えてない。
下手すると、同じ部署の私の顔と名前すら一致してないに違いない。

慣れてしまえば何て事ないけど、電話取って人を探して取り次ぐ。
これが簡単なようで、意外と難しい。特に人の多い会社は尚更。
この段階だと、応対だけでいっぱいいっぱい。

加えてカズさんは気質なのか、若いからなのか
言われた言葉をそのまま解釈する。
「暗黙の了解で、気を利かせて動く」

といったことが、まだまだできない。
営業の仕事をする上で、これはちょっとマイナスの要素。
でも鍛えていけば、ぼちぼちなんとかなるか。

今の時点では、そんな感じ。器用そうなタイプでもない。
一人前になるのは、かなり時間がかかりそう。
とは思うものの。ハナさんの要求レベルは高い。

これ以降も、何度かこのようなやり取りが続きます。
ハナ 「調べて、見てわかることは聞かなくてもできるようになって」
カズ 「はい」

カズさんからすると、不安なまま・間違えるよりは、聞いてから進みたい。
ハナさんからすると「なんでこんな簡単なことをいちいち聞くの」。
両者の思惑はかなり離れていた。

実はこの前日、私も同じような注意を受けました。

続きます。

自分の事 | 09:37:19 | トラックバック(0) | コメント(0)
500円玉貯金を1年続けて
ウチのダンナはヘビースモーカーでした。
1日2箱をプカプカ吸っていた。下手すると3箱吸う日もあった。
そんなダンナの体を心配した娘が

「体によくないよ。煙草はやめて。長生きしてほしいな」
とお願いしたのが3年前。

当時、煙草代だけで一ヶ月3万円以上もかかっていた。変な咳も出ていた。
本人も、心のどこかでやめたい気持ちがあったようです。
そこで一念発起して、禁煙に踏み切りました。と同時に

「吸わなくなった分のお金を貯金して俺の小遣いにする( ̄^ ̄)ゞ」
と、500円玉預金をスタートさせました。
毎日毎日、貯金箱へ1枚づつ投入していくのです。

最初は500円玉を作る為に、買い物してお金を崩す。
という、本末転倒な事をしてましたが、それでもコツコツ貯め続けました。
貯める期間は1年間。1年経ったら開けて、また1から新しくスタートする。

500円玉を毎日なので、1年後には結構な額になります。
182,500円にもなる。この500円玉貯金を始めて3年目になりますが
昨年、1昨年は、生活費の補てんの為に、私へ渡してくれました。

出費がかさむ、この時期の18万円はとても大きい。
ありがたく頂戴しておりました。でも今年は、まだ少し家計に余裕がある。
この18万円を貰わなくても、なんとかやりくりできそう。

よって今年の分は、全てダンナの小遣いになる予定です。
おそらく、ゴルフ用品だの競馬代だのパチンコ代に消えていく。
本当は家計の足しにしたいとこだけど、今までずっと貰ってきた。
なので、今年は好きに使って頂くことにしました。

貯金箱を開けるのは、毎年この時期と決めてます。
昨日、開けて中身を集計してみました。

IMG_20170427_101022.jpg

ひと山20枚で1万円、数えてみるときっちり1年分あります。
この後すぐ銀行へ持っていって入金してきました。
今回初めて、自分専用の小遣い口座に入金された18万円。

通帳を眺めニコニコご機嫌です。
私  「毎日よく忘れないで、貯めれるよね。私じゃ無理だわ」
ダンナ「俺だからできるんだ。頑張ったな~」

この500円玉貯金、ダンナにはダンナなりのこだわりがあります。
貯金箱へ投入するのは、必ず1日1枚づつ。しかも自分の手で入れる。
このペースと決まりを崩しません。

私や娘が貯金箱へ入れたり、まとめて数日分投入する。
という事は絶対にしません。几帳面にもカレンダーで記録を残してます。

IMG_20170428_074638.jpg

小金を手にしたダンナ。その足でパチンコへ行きました。行く前に、

私 「いっその事、18万円全部持ってって勝負して来たら?」
ダンナ「お前、悪魔みたいなヤツだな」

けしかけてみましたが、やはり自分でコツコツ貯めたお金は惜しいようで(笑)
1万円だけ持って、チマチマ遊んできました。
4時間粘って、終始は7,000円のプラス。まあまあいい感じかな。

そして今週末は、ゴルフへ遊びに行くそうで(私は仕事だけどね~)。
大きい玉打ったり、小さい玉打ったりと忙しいです。楽しそうですが
けど煙草吸うより、断然お金はかからない。今は変な咳も出なくなった。

いい事づくめの500円玉貯金なのでした。

日常のこと | 08:17:00 | トラックバック(0) | コメント(0)
態度が変わる女
先週週末、単発バイトへ行った時の話です。

今回が2回目という事もあり、顔見知りになった方も数名いました。
「今週もよろしくね~」「今回は楽だったね」
などと、和やかにお喋りを交わすくらいにはなります。

テレオペの仕事というのは基本、人と接する・話す。
これが苦では無い人が多く集まります。特に発信系はその傾向が強い。
逆に苦痛な人は自然淘汰されるし、苦手でも仕事と割り切れる人が残っていく。

なので、大体の人は挨拶には笑顔で返してくれるし
話しかければ、にこやかに対応してくれます。しかし。
今回約1名、非常に失礼な女性がいました(Yさんとします)

年齢は30代後半くらい。若い頃はモテただろうな、という可愛い顔立ち。
ちょっと太目だけど、穏やかで優しそう。一見するとそんな感じ。
けどこのYさん、挨拶しても挨拶してくれない。

私 「おはようございまーす」
Yさん「・・・・・・・・・」
最初、あれ?聞こえなかったのかな?そこでもう一度。

私 「おはようございます。今日は午前は研修でいいんですよね」
と声をかけるとそこで初めて
Yさん「はい

低い声で面倒くさそうに返事されます。
ニコリともしないし、すぐ顔を背けられてしまった。
なんだなんだ。私、変な事言ったか??

かなり不快な気分になりました。
そこへ、別な女性が私とYさんへ挨拶をしてきます。

女性「おはようございます😃」
私 「おはようございます☺」
Yさん「・・・・・・・」

私は普通に挨拶を返しましたが、Yさんは無視。
どうも私の事がイヤだとか話すのがダメ。という訳ではないみたいだ。
全ての人と話すのが嫌なのかな。

と思ったら違った。
今度は男性が挨拶をしてきた。すると。

男性 「おはようございます」
Yさん「おはようございます(^^)」

なんとも軽やかで可愛らしい挨拶を男性へ返してました。
へ~。そういう事ですか。男性とは話できても、女性はガン無視。
ここまであからさまに、女と男で態度変えるんだ。

にしたって、挨拶くらいは返せよ。いい大人だろ。
そう思い、休憩時に「お疲れ様です」と声をかけるも。
全て無視されました。勿論、私だけではなく他の女性に対しても無視。

そんなに同性と話すのが嫌なのか、と思って見ていたら。
偉い立場の女性の方には、ちゃんと笑顔で挨拶しお話してる。
はあそうですか。同じ立場の女性とだけ、関わりたくない。
そういう事なんですね。

この態度の違いぶりにむかついた。と同時に。
そういう人であれば、心置きなくシカトできる。
以降、私もYさんにはガン無視を決め込みました。

大人げない。と思われるかもしれませんが、こういう人嫌い。
わざわざ不快になるために、話しかける必要はない。
すると、こっちの考えは向こうにも伝わるようで、避けられるようになりました。

Yさんみたいな人は珍しい部類で、それ以外は穏やかな方がほとんど。
そして来週の29日30日も、単発の依頼が入って来た。
Yさんは来週も来るのかな。来ないのかな。

来てもいいけど、どうか次回はYさんが隣の席に来ませんように。アーメン。

仕事のこと | 09:09:02 | トラックバック(0) | コメント(0)
47才、頭と体が連動しないぞ。
先週末も、単発バイトへ行って参りました。

今回は土日の2日間で、9時から21時半。
仕事内容は電話の発信業務。20,000円ほど稼いできました。
ただ、さすがに2週目ともなると体がキツい。今もまだ疲れが抜けきらないです。

PCを見ながらひたすら喋る続ける。
業務自体は嫌いじゃない。けど、いかんせん時間が長い。
夜7時も回ると目がしょぼしょぼするし、喉もカラカラ。

仕事が終わる頃には、力尽きもうぐったり。
それでも最後の気力を振り絞り、家へ帰ろうとした時の事です。

交差点の青信号が点滅し始めたので、渡ろうと慌てて走り出します。
急いでて、目の前の信号しか見てなかった。
でも足元には20センチ程の段差がありました。気が付かなかった。

「走ろう!」と勢いよく足を出すものの。
あるはずの地面がない。足がもつれ、そのままバランスを崩します。
あっ、と思った時には、既にもう体は宙を浮いていた。

その後は盛大にビターン!とすっ転んでしまいました(;_;)
余りにも激しい転倒ぶりだったので、後ろにいた若いお嬢さん達が

「大丈夫ですか?ケガはないですか?」
と、起こしてくれ、吹っ飛んだ手荷物も拾ってくれた。
(本当にありがとうね~助かりました)

走ろうと加速をつけていたので、転んだ時の衝撃のでかさったら。
手の平とひじは流血し、ひざはでかい青タンができてしまいました。
それより何より、私がショックだったのは、ここ一番での反射神経の無さ。

頭では「やばい、踏ん張らなきゃ」と思うものの足が全く動かない。
若い頃は、この程度であれば転ぶ事もなく「おっとっと」で済んだのに。

気持ちと体の動きが一致しない。思うような動きにならない。
ここ数年そんな感触はあったけど、今回の転倒で改めて自覚した。

もう「急」のつく動きは厳禁だな。
急発進・急停止・急旋回なんて行動は、絶対やっちゃいけない。
頭と体のタイムラグが、確実に大きくなってきてる。

家へ帰って「転んだ」と報告すると最初は笑っていたダンナと娘。けどすぐに

ダンナ「良かったよ。骨、折ってなくて。もう年なんだから気をつけないと」
娘  「顔にケガしなくて良かったね。無理しないでね」

言われて初めて、ああそうだよな。と気がついた。
当たりどころ悪かったら骨折してた。
この手に負ったケガからすると、顔から転んでたら大変な事になっていた。
咄嗟に手が出ただけでも、良しとしなくちゃいけないな。

私  「頭では、足動かしてるつもりだったんだけどさ。実際は止まってた」
ダンナ「俺もそうだよ。年とると、体って思ったように動かなくなるもんだよ」

この私達の会話は、若い娘にはピンとこないようで
娘  「学校の先生(50代)も同じ事言ってたけど、よく意味わかんない」
娘さん。アナタはまだ16才ですから、逆にわかったら困るんだ。

という訳で、負傷した手に雑菌が入らぬよう、いちいち手袋はめて家事をしてます。
傷口が沁みるので、風呂などはおそるおそる。顔や髪を洗うのもかなり苦労してる状況。
いや~ケガしちゃうと思いの外面倒くさい。ホントしくったよなあ。

なんであそこで走ろうとしたんだろう。
別に急がなくちゃいけない理由はなかった。時間が無いわけでもなかった。
疲れてたんだから、大人しく信号を待てばよかったのに。ばっかじゃないの私。

年配者の行動が、ゆっくりな理由を初めて肌で感じた気がする。
もう懲りました。これからはゆるゆると動くことにします。

仕事のこと | 07:55:01 | トラックバック(0) | コメント(0)
娘よ。あなたもですか
前回の続きです。

私 「え!?本当に誰もやらないんですね」
先生「そうなんです。これから、また声をかけていきますが決まるかどうか」

さすがにちょっと驚いた。
去年は、代表はダメでも「委員だったら」と言う人はいた。
中には、まだ乳飲み子のお子さんがいるにも関わらず引き受けた人もいた。

しかし今年のクラスには、そのように言ってくれる人がいないらしい。
先週週末の時点でも、私以外まだ1人しか決まってなかった。
あともう1人は、依然として決まらないまま。

しかしなあ。38人もいて、2人しかOKしないってどうなの。
みんながみんな、ワケありでやれない訳じゃないはず。
こういう時の親の態度って、子供も見てるもんだと思うけど。

そこで娘に聞いてみました。
私 「新しいクラスって元気?大人しい?まとめ役はいる感じ?」
娘 「カリスマある子が1人だけいる。その子が学級委員長になった。・・けど後はちょっと」

新学期が始まると、クラスで学級委員や学校祭のプロジェクト代表を決める。
その時の話合いの様子を教えてもらいました。
この分だと、子供も消極的な姿勢の子が多そうだよな。そう思った。すると。

娘 「みんな責任のない仕事やりたがる。前のクラスの方が元気あった」
私 「楽な仕事しかやりたくないって事ね」
娘 「そう。学校祭のプロジェクト代表も誰も手あげなかった」

ここから先は聞かなくても想像できた。

委員長  「誰かやる人いませんかー」
クラス一同:シーン(誰かやれよ。俺(私)はやだよ)
委員長  「いませんかー」
クラス一同:シーン(やばい。誰もいないの?どうしよう、やれって言われたら)
委員長  「コレ決まらないと、帰れないんだけどいない?できる人」

尚も気まずい空気が続く。誰も立候補する気配はない。
けど学校祭は7月。早く決めて、さくさく動かないと間に合わなくなる。
この時点で、硬直した空気にしびれを切らし、娘が手を上げたそうです。

私 「え。何。結局またやる事になったの?」
娘 「あの調子だと、いつまでたっても決まらなさそうだったから手あげた」
私 「去年も同じ感じで引き受けてたよね」

昨年もやる人がいなくて、やはり娘がプロジェクト代表に立候補した。
ただ、その後はとても大変。思うように進まず泣き出す場面もあった。
終いにはダンナに「泣くくらいならやめろ!」と活を入れられていた。

学校祭当日も、駆けずりまわって楽しむ余裕もない。そして
「もう来年は絶対引き受けない。気楽に学校祭を楽しみたいもん」
とぷりぷり怒ってもいた。なのに。

私 「今年はもうやらないんじゃなかったの?」
娘 「そう思ってたよ。でもいいの。大変だったけど、面白かったから」

終わってしまえば、ヤな事も忘れて楽しい思い出になるって事ですか。
この「3歩進むと忘れてしまう」ってとこ、私そっくり。
親子って変なとこ似るもんです(。-_-。)



日常のこと | 08:30:24 | トラックバック(0) | コメント(0)
結局今年も役員かあ
前回の続きです。

先生 「実は引き受けて下さる方がいらっしゃらなくて・・・・」

だろうね。子供が高校生ともなると、仕事してるママさんがほとんど。
平日日中、時間を拘束される役員は敬遠される。
仕事してないにしても、住まいがかなり遠方という人も多い。

先生 「それで、学年主任の佐藤先生に相談してみたんです」

学年主任の先生は、PTA役員をまとめる立場。
ワタクシ、昨年はこの佐藤先生に何かとお世話になりました。
任期満了時には「来年度もどうぞよろしく」と言われた(笑顔でスルーしたけど)

先生「まどりんさんならやってくれるんじゃないか。と教えて下さったんです」

あー。やっぱ先生同士でその手の情報は共有してるんだな。
誰もいなかったら、旧役員の人へお願いしてみよう。
意図はわかる。私が同じ立場だったらそうするからね。

娘は2年生へ進級した。と同時にクラス替えも行いました。
新しいクラスは、文系だからか男女比が1:2。総勢38人にもなる。
これだけいたら、一人や二人やる人がいても良さそうなもんだけど。

私 「誰もできる人いないんですね?」
先生「皆さん、仕事もされてますし、お忙しいようで・・・」

先生、まだ何か説明しようとします。が。
ここで私の悪い癖がむくむくと出てきます。
これ以上説明聞くのは面倒だ。もういい。引き受けてしまえ。と。

私 「わかりました。私やります」
説得に時間がかかると思ってたのか、少し驚く気配。でもすぐに
先生「ありがとうございます!」

先生の口調も逼迫してる。こんな時間まで大変だよな。
私も電話口でうだうだやりたくはない。しかし。
これからまだもうひとつお願いされそうだな。と思ったら案の定。

先生「それで大変申し訳ないんですが・・・学級代表などは・・」
やはりそうきたか。委員ならいいけど代表はやりたくない。
そう思うのも無理はない。多分この「代表」って字づらがよくないんだよな。

ただ、代表といっても名前だけ。大したことはしてない。
仕事は年1回の学年懇親会と、クラスの茶話会の準備くらい。

懇親会は、先生が全て企画運営してくれる。
茶話会もお茶や菓子を用意して、机並べたりするだけ。

冒頭、たくさんのママさんの前で挨拶しなくちゃいけないのがアレだけど
けどまあ一瞬で終わってしまう。あとは先生が司会進行してくれる。
多少ヘンテコリンな事言ったとしても、どうせその後二度と会う事もない。

出欠のおたよりも、確認も段取りも全て先生のお仕事。
別に難しいことない。でもやらないと、それすらわからないからな。

自分としては、PTAの仕事は好きではない。
けどそれは単純に面倒くさいから。それだけ。
「絶対にやりたくない」と思うほどの理由はない。

私 「いいですよ。やります」
先生「ありがとうございます!本当に助かります!!」

ここで気になったのが、他の委員さんの存在。
学級委員さんとは、一応茶話会の準備でお付き合いすることになる。
どんな人なんだろ。気になる。

私 「他の委員さんって、どなたなんですか?」

てっきり委員は成り手がいて、代表だけが決まってないものだと思いきや。

先生「まだ、全然決まってないです」

まじか。
全員、役員募集のアンケートを「できない」にマルつけて提出したんだ。

続きます。

日常のこと | 08:34:38 | トラックバック(0) | コメント(0)
来たよ来たよPTA
今週火曜。夜8時過ぎのことです。
晩御飯を食べていると、家電が鳴りました。

こんな時間、家にかけてくるのは、ほぼ実家かセールス。
なんだろうな。そう思い、受話器を取りました。
すると、聞いたことのない声が飛び込んできます。

「夜分遅くすいません。私、G高校2年1組担任の原田と申します」

相手は、娘が通う高校の担任からでした。
聞いた瞬間、用件がわかってしまった。ああPTAだな、と。
昨年も同じように、夜遅く担任から役員依頼の電話がかかってきた。

娘の学校は、年度初めにPTA役員を募るおたよりを配布します。
募集人員は学級代表が1人、委員が2人。選択肢は以下の通り。

・学級代表ができる
・学級委員ならできる
・誰もする人がいなければやってもいい
・できない

昨年私は「誰もいなければやってもいい」と回答しました。
だがしかし、これは事実上「やります」という返事と同じこと。
結局はやる人が誰もいなく、学級代表を引き受けました。

役員の集まり自体は、3ヶ月に1回の頻度。決して多くはない。
先生も、役員を引き受ける保護者へはそれなりに気を使ってくれる。
こちらからわざわざ聞かなくても、普段の子供の様子など教えてくれる。

反抗期が激しくて、子供は学校でのことを話してくれない。でも心配だ。
なんてお母さんだったら、先生から色々情報収集できていいんじゃないの。
と思うけど、そこはそれ。私が思うほど簡単ではないようで。

娘 「親がよくても、本人(子供)が絶対やるなよ、って言うみたいだよ」
とのお話。あーそっか。親が学校に来る事からして、嫌がるわけか。
それだと、先生も無理にお願いはできないよなあ。

ウチは引き受けても、娘が特に嫌がる事もない。
自分自身も役員は嫌ではない。好きでもないけど。
仕事もヒマな職場なので、よっぽどでなければ都合はつく。

ただ、高校は家からちょっと遠い。
私は車を運転しないので、いつも公共交通機関を使って移動する。
娘の高校は、車で行けばほんの15分ほどの距離。なのに。

地下鉄バスを乗り継いで行くと、1時間以上もかかってしまう。
(よく毎日毎日、こんな道のりを通学してるよ)

小学校中学校は、チャリで5分もかからない場所で便利だったんだけどな。
この移動時間の長さが億劫で、今年はできないと回答してました。

やらないよ。と返事してるので、今年は依頼されないだろう。
しかも、一度引き受けてる。
私としては、もうノルマを果たしたつもりだった。

それに、中にはこういう活動を好んでやる人だっている。
誰か1人や2人くらい、引き受ける人は必ずいるだろ。
と考えてましたが、どうも甘かったようです。

先生 「PTA役員の件で、お電話いたしました」

続きます。



日常のこと | 08:19:20 | トラックバック(0) | コメント(0)
考えが甘かった
前日の続きです。

私が覗いたのは、ランサーズというサイト。
クラウドソーシングでググったら、この会社が最初に表示されました。
他にも色々あるのでしょうが、私はここを見ただけでもうお腹いっぱい。

とにかく案件が多い。自分にマッチングしそうなものを探すのがまず一苦労。
とりあえず、入力系と記事作成系の案件だけをざっと見てみました。
で、目に飛び込んできたのが

【データの打ち込み作業】5,000円~10,000円。
内容は、PDFの中身をエクセルにそのまま打ち込むだけ。
作業量がわからないので、何とも言えないけど悪くない感じ。

これいーねー。と思ったけど、応募してる人の数は10人以上もいる。
何も考えず、見たものをそのままを粛々と入力するだけ。
こういう仕事は好きだけど、やっぱり競争率は高い。みんな考える事は一緒なんだな。

あと目についたのが
【テーマに沿って1記事2000文字程度のブログ記事作成】
案件によるけど、1記事300円から500円程度の料金設定。

最初、ちょっと意味がわからなかった。
運営と記事執筆は別人。そういう事なんだろうな。
ブログは自分で用意して、記事は外注する。そういうやり方もあるのかー。

で、好奇心旺盛なワタクシ。中身を確認してみました。しかし。

まずジャンル。テーマは【美容・健康・料理・旅行】について。
ここでまず「うーん。イマイチ気が乗らないなあ」となってしまう。
どれもこれも、私の興味のないテーマばかり。

そして概要を見て更にテンションが下がる。
【指定キーワードで、ネットや本で情報収集して、自分の言葉で記事作成】
情報収集ねえ。5分10分でさくっと見つかればいいけど、そうはならないだろうな。

まだまだ条件は続く。
【キーワードを本文に3回以上入れる】
【ですます調で書く事。顔文字やカッコは使用不可】

ここらあたりで気持ちが
「細かいな。めんどくさそう」とかなり後ろ向きになる。そして

【見出しを5つつける。ひとつの見出しで400文字以上の記事を書く】
ここでもう「ダメだ。私には無理」とギブアップしてしまった。
報酬が発生する以上、色々条件がつくのは当たり前。わかっちゃいるけど。

自分の頭の中で、シュミレーションしてみた。

案件を探すだけでも、かなり時間がかかる。
応募・交渉するのにまた時間を取られる。しかも採用されるとは限らない。
採用され、やっと着手できても、まず情報収集しなくちゃいけない。

いざ記事を書きだしても、ですます調だの見出しだの神経を使いながら書く。
好き勝手に書いてる、自分のブログ記事でさえ1000文字で1時間かかってる。
1つの記事を書くために、一体何時間費やさなくちゃいけないのか。

甘い。甘かったなあ。
世の中、そんな上手い話は転がってないという事を改めて痛感した。

そして思ったのは、やっぱ、スキルある人はどんな場所でも強い。
求職してる人のプロフィールも公開されてるけど、皆様素晴らしい経歴の持ち主ばかり。
私のような平平凡凡でスキルのない主婦が、入りこむ余地などない。

という事で。
今週末は、また単発バイトへ行ってコツコツ稼いで参ります(^-^)/
やはり私はアタマを使うより、汗水たらして働く方が性に合ってるようです(*´~`*)

仕事のこと | 08:21:05 | トラックバック(0) | コメント(2)
クラウドソーシングって
ブログを始めてはや8ヶ月。
特にジャンルや、テーマを絞ることもなかった。
好きな事を自由きままに思うままに、書き続けて参りました。

ただ、家族には内緒の為、主に平日日中に記事を書いてます。
土日は家族がいるので、平日にストックしたものをアップする感じ。

文字数は余り意識した事がありませんが、数えてみると大体1000字前後。
私の場合1つ記事を書くのに、見直しも含めて約1時間ほどかかります。
これが時間をかけてる方なのか、短い方なのか私にはわからない。

けど。どうせ時間かけて書くなら、小遣い稼ぎも兼ねてみよっかなー。
などと、変なすけべ心を出してしまった。
で、よせばいいものをいわゆるクラウドソーシングサイト、
というものををちょっくら覗いてみた。

この仕組みは最近知りました。
要はネット上で、仕事を依頼したい人と探してる人とのマッチングサイト。
お互いが合意の上、依頼し報酬を支払うシステム。在宅で出来る仕事も多いです。

自分にはスキルがないので、専門的な分野や難しいのは全く対象外。
なんかないかな。安くていいから、さくっとできて簡単なやつ。
そう思って、案件を探してみました。

すると出てくる出てくる。
「初心者歓迎」だの「主婦歓迎」だの「スキル経験不問」
といった、耳障りのいいお言葉が。

一見「あら。なんか私でもいけそうじゃない」
という見出しが次から次へと飛び込んでくる。で、中を色々と見て回りました。
色んなテーマでの募集があって、結構面白かったです。

例えば
「商品のサンプルレビュー」
実際に送られてきた対象商品を使って、200文字程度のレビューを投稿する。
商品の返送はしなくていい。報酬は200円とか300円。

ほうほう。レビューってのは、マメなユーザーが投稿してると思ってた。
もちろんそういう人の方が大多数なんでしょう。
けどこういう方式でも、レビューを募ってるんだな~。などと感心した。

中には「口コミ募集」なんて案件もあった。
口コミ?口コミって、報酬払って書いてもらうものなんだろうか。
と、1人で勝手にツッコミを入れながら募集要項を見てました。

で。一通りざっくりと目を通した感想としては。

たくさんあるけど、私ができそうなものがないな。
というか、私でもやれそうな案件は報酬が低い。
質問・アンケートに答えるだけ。なんて簡単なのは1円や5円。

テーマに沿って、500~1000文字前後の文章(コラム・記事)を書く。
これで、1記事に対して20円から500円という感じの料金設定。
書く記事の自由度に応じて、価格が変動する印象を受けた。

笑っちゃったのがこの案件。
【テーマは自由】500文字以上の記事作成。200円。
お、これいーねー。と思って中を見たら、風俗についての記事作成依頼だった。

これは無理だな。私は女だから利用した事ないし、そういう仕事した経験もない。
こんなの書ける人いるのかな、と思うけど応募してる人は結構いる。
どんな経験でも、いつかどこかで役に立つものなんですね~。



仕事のこと | 08:23:31 | トラックバック(0) | コメント(0)
ブログを始めた理由
昨年の今頃は、ダブルワークをしてました。
平日は近所で短時間事務のパート。
土日は9時ー17時でテレオペのお仕事。

何でかというと、平日のみの仕事だと年間90万ほどしか稼げない。
私としてはできれば、社会保険扶養ギリギリの130万位まで稼ぎたかった。
そこで、土日は別なバイトへ行ってたのです。

ただ6月頃になると、130万をオーバーしそうな所得になってしまった。
そこでテレオペの仕事は退職して、平日の仕事一本にすることに。

それまでは、丸一日仕事を休む日がなかった。
土日フルだったので、平日は体と心をを休める&家事で精一杯。
最初はやった~!と、喜んでましたが、次第に時間を持て余すように。

そこで備忘録と暇つぶしを兼ね、ブログを書く事にしました。
でもなあ。飽き性だからな。きっと3ヶ月もしないうちに放置するだろうな。
などと思いながら始めます。が、8ヶ月も続いて自分でもびっくり。

元々、読むのは好きだけど、書く方はさっぱり。
文法も文脈も言葉遣いもハチャメチャなので、最初はかなり苦労しました。
最近になって、ようやくコツのようなものを掴んできた。

ブログの目的はスタート初日の記事「今更だけど」。
普段言えない気持ちを家族へ伝えたい。
残したい。そういう気持ちで書いた。
正直この記事だけを残して、そのままほっといてもよかった。

本当なら、ちゃんとダンナや娘へ言葉として伝えるべきなのでしょうが。
まだちょっと照れくさくて言えない(〃ノωノ)
態度で示してるつもりだけど、言うとなると中々難しい。特にダンナへは。

今私は47才ですが、年齢のせいか身近で鬼籍に入る人が多くなってきた。
若い頃は深く考えなかった「自分の最後」というものを意識してしまう。
考えたくはない。でももし万が一にでも、自分や家族に何かあったら。

今まで自分は、自分の思うまま好きなように生きてきました。
娘の成長など見届けたい事はあるけど、やり残したことはない。
後悔するような人生は送ってきてない。ただし。

ダンナや娘へ、自分の本当の気持ちを伝えられなかったら。
それだけは、きっと悔やむに違いない。

このブログは家族にはもちろん、誰にも言わず内緒で書いてます。
家族がこのブログを知る時。それは私の身に何かあった時。
なので、いざという時の為にアドレスだけはお財布へ忍ばせてあります。

想像したくはないけど、人間いつどうなるか。
こればかりはわからない。自分が先に逝くとは限らない。だからこそ。

いつか、ではなく。
近いうちに必ず。
ブログではなく。

自分の口から、きちんと正面きって感謝の気持ちを伝えたい。

そう思っています。


ブログの事 | 08:03:54 | トラックバック(0) | コメント(0)
バイト代の行き先
単発バイトへ行くの続きです。

ご飯が炊き上がるまで待ち切れなかったダンナ。
残っていたご飯をほとんど娘へ譲り、ラーメンを作って食べたそう。

いや~すいませんね、うっかり八兵衛で。
実はワタクシ、年に1度2度はこの手の失敗をやらかします。

よし!準備できたぞ。と、炊飯器を開けると中は空っぽだった。とか。
水に浸ったままの状態だった。とかしでかしてしまう。

本当はパパッとライス置いとくとか、冷凍庫にストックしておけばいい。けど。
ウチは一度の食事で、お米3合も消費します。大量に備蓄しとかないと足らない。
そしてなぜか2人とも冷凍のご飯を嫌うので、ストックしておりません。

今回もやってしまった。怒ってるかなと思いきや、通り越して呆れてた。

私  「ごめんね~。忘れてた」
ダンナ「さすがママ。いや、これでこそママだ」
娘  「大丈夫だよ(´ ▽ `)。おかげで、パパの手料理食べられたから」

これに懲り、土曜はダンナが自分でご飯を炊いてました。
ありがたい事に、具だくさんスープまで作って食べさせてくれた。
ただ、スープを作る時にまたしても足りない調味料が発覚。今回は味の素。

またまた娘からLINEで連絡が入ります。

Screen.png


あー。味の素ね。そういや切らしてたな。
調味料に関しては「さしすせそ」の分しか注意してないからな。
しかも私は、ストックというものをしておかない。
いつも無くなりそうになってから、もしくは無くなってから買いに走る。

そして日曜日。仕事が終わったその足で、そのまま買い物に連れ回されました。

ダンナ「忘れる前に買いにいくぞ!!」
私  「何を?」
ダンナ「味の素!予備も一緒に買っとく」
はいはい。いつ切れてもいいように、余分に置いとけってことですね。

ダンナ「あ、あと半端な白菜とか人参とか、ひからびたしめじとか全部使った」
私  「ホント?ありがと~。助かるわ」
ダンナ「野菜室も空っぽだから。色々買い足さないと」

こういう所は、本当に助かるんだよな。
細かいのと、口うるさいのが玉にキズだけどね。
でも口は出すけど、手も出してくれるから良しとしなくてはいけないか。

娘は娘で、日頃からダンナの手料理を楽しみにしてるので
娘 「ママがいないと寂しいけど、パパの料理が食べれて嬉しい
と、ほくほくしておりました。

という訳で、昨日は溜まった家事を大車輪で片付け。
疲れはするけど、たまに別な事をするのは、いい気分転換になりました。

今週の週末も、同じ現場で似た条件の仕事にエントリーしてます。
何故ここまで稼ぎに走るかというと、例年この時期はいつも家計がショートする為。
やれ税金だ、ゴルフだ、教材費だと何かと出費がかさみます。

ウチはどちらかというと、節約するより稼いで家計を回していくパターン。
なので多少不便が生じても、家族は快く仕事へ送り出してくれます。

私  「2日半で25,000円稼げそうだよ」
ダンナ「お、いいね。で、それは俺のゴルフ代になるんだよな」
だから協力的なんだな。まあいいですよ。最初から想定してますから。

体はキツイけど、普段とは違う人達と話せるので、それはそれで楽しいです。
単発故、いい人でも悪い人でもすぐに関係が終了する。
という刹那的な部分も、私の性格に合っていて心地良い。

今回の現場で、顔見知りになった他の派遣さん達と
「来週も顔合わせられるといいね~」
と言いながら、笑顔でさようならして帰ってきました。

6月のボーナスが出るまで、この単発バイトで凌ぐつもり。
GWも、どうせダンナは仕事とゴルフ。娘も部活で家にいない。
なので、私も単発バイトへ行く予定を立ててます。
おいしい案件入ってこないかな~。

仕事のこと | 08:30:33 | トラックバック(0) | コメント(0)
単発バイトへ行く
本日2回目の更新になります😆

この週末、4/14(金)・15(土)・16(日)と3日間。
ちょちょいと、単発バイトへ行ってました。

仕事内容は、電話の発信業務。ノルマはないけど目標あり。
金曜と土曜は朝9時から夜21時半まで。休憩1時間半。
日曜は午前中だけの勤務でした。

この単発案件、派遣会社からメールでお知らせが入りました。
10日(月)にエントリーして、返事が来たのは12日(水)。勤務はその2日後。
大慌てで予定を組み換え、前倒しできる家事を片付けました。

時給は大したことないですが、勤務時間が長いので時間外手当がつきます。
なんだかんだこの3日間で、25,000円ほど稼ぐことができました。
ただ、おかげで家の仕事は溜まるし、ブログ更新も1日止まりました。

当初、1日11時間労働はキツイなー。と思ったものの。
どうせ1日拘束されるなら、ガッツリ稼げる方がいい。
朝9時から夕方5時6時まで仕事して、7,000円の日給よりは
少し延長して、日給11,000円貰う方がいいや。そう考えました。

パート先には有給(金曜だけ)を出して、3日間頑張って参りました。
普段、ユルイ会社でゆるい人間関係の中、ゆるい仕事をしてる私。
久しぶりに「おお。本来、仕事ってのはこういうもんだよな」
と、緊張感&シャキモードを取り戻しました(笑)

ただ。仕事より大変だったのが、私がいない間の家事の段取り。
洗濯はまあいい。後でまとめてすればいい。
掃除だってしなくても、埃で死ぬことはない。

しかし、問題はご飯支度。朝は作っていける。
あとは昼と夜をどうするか。ダンナは作ることにおいては問題ない(プロだから)
けど、余りいい顔はしないだろうな。娘に至っては、全くの戦力外。

金曜は平日なので、お昼は普段通りお弁当を持たせてOK。
土曜はダンナはゴルフへ、娘は部活で学校へ行く。
2人とも、お昼御飯は外出先で済ませてくる。と言ってくれました。

そこで、金曜の夜はカレーライス。
土曜の夜は豚角煮を作り置きすることにしました。
金曜の朝、早起きして仕込みに入ります。

カレーもサラダも福神漬も揚げ物も全て、準備OK!
あとはルーをあっためるだけ。これで大丈夫。
と心おきなく、意気揚々と仕事へ出かけました。が。しかし。

金曜の夜、娘からこのようなLINEが入りました。

Screenshot.png


準備万端と思いきや、肝心のごはんをセットしていなかった。
しかも、炊飯器が保温になっていたので、2人ともご飯があるものだと思っていた。
ところがどっこい。いざ釜を開けると、1人分のご飯しか残ってなかったそうです。

続きます。



仕事のこと | 19:14:17 | トラックバック(0) | コメント(0)
その後の女子話
前回の続きです。

する事なす事、全てがアホすぎた。
イチさんにしても、隣人さんにしても
「なんであんなのと付き合ってたんだろう」と、いまだに思う。

魔がさしたのか。寂しかったのか。
いずれにせよ、今の自分には考えられない事を色々しでかした。

全くタイプではない。好きでもない。なのに交際する。
そして後になって、記憶から抹消したいほどに後悔する。
こんな経験してんの、私くらいなのかな。

そう思い、親友(アキちゃん)に聞いてみました。
すると、思ってもいなかった返事が返ってきた。

アキ 「誰でもあるんじゃない。絶対、1回はやらかしてるはずだよ」
私  「アキちゃんも、そういう経験あるの?」
アキ 「あるよ~。思い出したくもない。そういう男、いるよ」

それを聞いてちょっと安心。そうか。
魔が差すのは、私だけじゃないんだな。

アキ 「なんでだろうね。普段だったら、絶対に選ばない男なのに」
私  「だよね。私もそうだった。やっぱ寂しいとそうなるのかな」
アキ 「それもあるし、落ち込んでる時も要注意だよね」

2人で、ストライクゾーンが広くなる原因をつらつらと考えてみた。
けど、結局のところ「これ!」という理由はわからずじまい。

アキ 「今だから言うけど。あの人(隣人)まどちゃんには、合ってなかったよ」
私  「でしょ。わかってた」
アキ 「元彼くんとは、全然違うタイプだったし」
私  「次行くまでの繋ぎにいいかな、って思っちゃったんだよね」
アキ 「だろうと思った。で、向こうはどうだったの。結構、本気だった?」

これに関しては、隣人さんの考えがわからない。
しつこかったけど、それは私へ対する愛情ではなかったように思う。
単なる執着心だけのように感じた。

私 「どうだろ~。でも別れるのはちょっと手こずったかな」
アキ「ああ、なんかしつこい感じする人だったよね。よかったね別れられて」

ここでプチ修羅場の一部始終を伝えました。

アキ「え。で、そのままやられちゃった?」
私 「ううん。やぶれかぶれでマグロになったら、その気なくなったみたい」
アキ「へ~マグロ!想像するとおかしいかも」
私 「うん。でもさ、最後顔に唾吐きかけられたよ。信じらんない」

これにはアキちゃん大爆笑。

アキ 「唾を吐く、ってそういう時にするんだね!すごいね(゚∀゚)」
私  「気持ち悪くて悪くて。オキシドールで、顔ふきまくったよ」
アキ 「だよね~。でも唾で済んで良かったじゃん。元彼の時みたいにならなくて」

アキちゃんには、これまでの失態を包み隠さず話してきました。
彼女は心が広いので、私の愚かな行為に眉をひそめる事はなかった。

私  「もうしばらくは1人でいいかな(´・ω・`)」
アキ 「うんうん。あせって変なのつかむよりはね」
私  「次はちゃんと選ぶ」
アキ 「そうだね~。でも、もう浮気はやめときな。まどちゃん顔に出るからすぐバレるよ」
私  「あ、それはもう大丈夫。懲りた」

本当に、色んな意味で懲りた。それに。
結局のところ、男女関係というのは最後に行きつく場所は同じ。とも思った。

私  「これからは、浮気じゃなくて本気にしとく。常に真剣勝負(`・ω・´)」
アキ 「都度、乗り換えてくって事か。それもありかもね」




こうして30年近くたった今。
私は何事もなかったかのように、穏やかな日々を過ごしております。
今回のお話はこれが最後になります。

内容が内容だけに、不快に思われた方もいらっしゃると思います。
全て若気の至りでございました<(_ _)>

過去の事(怖かった編) | 08:17:49 | トラックバック(0) | コメント(6)
やっとお別れ
前回の続きです。

唾を吐き付けて、気が済んだのか手を離してくれます。
そして、もう一度私へ問いかけてきました。

隣人 「本当に、これで終わり?別れてもいいの」
私  「うん。別れる」
隣人 「俺の何がイヤ?」

そんな事聞かれても困る。
元々好きでも嫌いでもなかった。私からすると「どうでもいい」。
そんな対象に過ぎなかった。でも今は違う。生理的嫌悪感すら感じる。

・・・けどさすがにそれは言えないな。

私  「合わない。性格も趣味も話も何もかも合わない」
隣人「そんなの、他人同士だから当たり前だろ」
私  「それと、あなたを男としては見られない」

言ってからしまった、と思ったけどもう遅い。
さすがにこれは失礼だったな。つい本音がぽろりと出てしまった。
激昂するかな。と思いきやこの言葉に隣人さん、笑いだしてしまった。

隣人 「あ~そう」
私  「ごめん」
隣人 「謝らなくていい。もういい」

そうして、最後に捨て台詞を残して帰っていきました。

隣人 「お前、その性格直せよ。そのままだと、いつか刺されて死ぬぞ」

そうかもね。実際、一度殺されかけたしね。
けどこの先どうなろうと、それはアナタには関係ない。余計なお世話。
人の心配より、自分の心配しなさいよ。

断られるからって、無断で部屋の鍵を作るとか。
こちらの都合は、おかまいなしに押しかけてくるとか。
これを変だと思わない、その感覚もどうなのさ。

と思うけど。もう黙ってよう。口をきくのもイヤ。
下手に刺激して、つきまとわれても鬱陶しい。
やっとおさらばできる。あとはもうと帰るのを待つだけ。

この頃はまだ「ストーカー」や「つきまとい」の概念はありませんでした。
でも、下手な対応をするとそうなりかねなかった。
もっとタチの悪い相手だったら、これでは済まなかったかもしれない。

むしろこれで済んで、ラッキーだったとも言える。
これがエスカレートしていたらどうなっていたのか。
そう考えると怖ろしい。今振り返ってそう思う。

ただ、私の部屋の合鍵は持ったままで帰ってしまった。
「鍵は捨てるから、心配しないで」
とは言ったものの、全く信用できない。

かといって「鍵渡して」と言うために、顔を合わせるのもイヤだ。
気持ち悪かったので、不動産屋さんへ頼んで部屋の鍵を変えてしまった。

以降、隣人さんとは「ただの隣人」の関係に戻りました。
たまに顔を合わせて挨拶だけの間柄になった(ぎこちなくはありましたが)
そのうち、向こうはいつのまにか転居していった。

こうして、平穏な生活を取り戻しました。

続きます。

過去の事(怖かった編) | 07:50:47 | トラックバック(0) | コメント(0)
プチ修羅場
前回の続きです。

隣人 「よくそんな事言えるな。自分に都合よく付き合ってきたくせに」
私  「お互い様じゃん」
隣人 「そんな自分勝手な性格だから、前の彼氏ともあんな事になったんじゃないのか」

そうだね。おっしゃる通りですよ。けどさ。
「そんなの」と付き合ってる自分はなに。
そんなに勝手だと思ってんなら、別れりゃいいじゃん。違う?

私 「勝手で結構。ていうかさ、本当に気持悪いんだよね。もう顔も見たくない」

これには、今度は隣人さんのお怒りスイッチが入った。

逃げるのが一瞬遅れた。私の上へ馬乗りになってくる。
完全に組み伏せられ、身動きが取れない。

隣人「おまえ、最低だな」
私 「はなして」
隣人「悪かったな。もう見たくもない気持ち悪い顔で。」

完全に顔つきは怒ってました。でも、不思議と恐怖感はなかった。
私とて、修羅場はこれが初めてではない。
元彼とのあの1件のおかげか、こうなっても肝が据わっていた。

しかし、隣人さん。私の洋服を脱がそうと手を伸ばしてきた。
なんだよ。結局はそこかよ。
好きだのなんだの言ってもヤリたいだけじゃん。

だったら風俗でも行きゃいいのにさ。
安上がりに済まそうとする魂胆が見え見えなんだよ。

隣人さんはひょろっとしたやさ男(のび太くんみたいな感じ)
逃げられるかな、と思い抵抗を試みるもやはりそこは男性。
ダメだな。ここで私は諦めモードに入りました。

ヤな事はさっさと済ませてしまうに限る。
さあ煮るなり焼くなり好きにしてくれ、と腹を括った。
顔を睨みつけ、でん!とふてぶてしく大の字になった。

隣人さん、一瞬怯みます。
私は無に近い境地。早く終われ、しか思ってなかった。
そして。その手が止まった。

隣人 「いいの?」
喋りたくなかった。無表情で天井をぼんやり眺めてた。
そんな私の目をじっと見つめる隣人さん。

何分くらいそうしていたのか。
余りにもふてぶてしい私の態度に、その気も失せたのか。こう言ってきます。

隣人 「俺のこと、そんなに嫌なんだ」
私  「・・・・・・・」
隣人 「わかったよ」

と言ったかと思うと、今度は私の顔に唾を吐きかけてきた。
こんな事されたのは、人生で初めて。かなりびっくりした。

隣人 「別れるよ」

正直、すぐふきとってシャワーを浴びに行きたかった。
でもここは我慢我慢。されるがままになってました。

続きます。

過去の事(怖かった編) | 07:05:19 | トラックバック(0) | コメント(0)
生理的にダメ
前回の続きです。

一体何事?あの手に持ってるのは何?
なんで鍵を持ってるの?私、いつ渡した?
いや、絶対に渡してない。

私 「どうして家に入ってこれるの?鍵渡してないよね」

すると隣人さん、悪びれもなく言います。

隣人 「ああ、これ?合鍵作ったんだ」
私  「合鍵?いつの間に?私知らないよ」
隣人 「ここに来た時に、ちょっと型取らせてもらった」

何それ。本人に何の断りもなく勝手に作ったって事?

私  「なんで?私そういうの嫌なんだけど」
隣人 「だって、最近中々顔合わせる時間ないしさ。あった方が便利じゃん」
私  「ちょっと待ってよ。作る前に普通、本人に聞かない?」
隣人 「聞いたらどうせダメって言うだろ」

頭おかしい。普通に考えたら、こういう事はできない。
これまで合鍵の交換も同棲も拒否してきた。あからさまに避けてきた。
その時点で、この関係は時間の問題だ。と察してもよさそうなものなのに。

私がいない間に、勝手に部屋へ入られてたかもしれない。
そう考えると気持ち悪い。不気味でしょうがない。
しかも本人、全く悪い事をしてるという自覚がない。

長年付き合った元彼にでさえ、合鍵は渡してなかった。
要求もされなかった。その辺のプライバシーはきちんと尊重してくれた。
いや。そもそも元彼はそういう付き合い方を好まなかった。

どちらかというと、あっさりしてた。
ベタベタいちゃつく関係ではない。冷たかったかもしれない。
でも、今思うとほどよい距離感で付き合えた。

なのにこの人はなんなの。しかも私に無断で合鍵を作る。
本人の許可なく家へ上がり込む。この厚かましさが気にいらない。
この時点で、隣人さんへの気持ちが生理的嫌悪感へと変化しました。

こうなったのはもちろん、私の責任ではある。私が悪い。
最初の段階で、きっぱりはっきりお断りしておけば良かったんだ。
どうしてこうなんだろうな。考えるのは後回しで、先走っていつも後で失敗する。

けど、これに関してはどう考えても隣人さんがおかしい。
私の目を盗んで、型を取って鍵を作るなんて、もう変態にしか見えない。
もうダメだ。今日こそハッキリ言おう。

私 「こういう事されるの、本当に嫌。別れて」
隣人「鍵作った事を怒ってるの?大丈夫だよ、勝手に入ったりしないから」

と言いつつまさに今、勝手に入ってきたばかりじゃん。馬鹿じゃないの。

私 「本当にもうダメ。別れよう。その鍵ちょうだい」
隣人「鍵は渡さないよ。俺言ったよね。別れないって」

私の中で、何かがぷつんと切れました。
一体なんなの。イヤって言ってるじゃん。私はもう顔も見たくないんだよ。
怒りモードになり、攻撃のスイッチが入った。

私 「あのさ。コソコソ合い鍵作るとか、おかしいんじゃないの」
隣人「それは、そっちが会ってくれないからだろう」
私 「まだわかんないの?もう嫌いになったんだよ。だから避けてたの」

私は一旦イヤだと思うと、かなりキツい事を冷たい口調で相手に言います。
今でこそ、かなりオブラートに包んで発言するようになりましたが、
この当時は思った事を思ったまま、相手へぶつけていました。

私の言葉に顔色を変えた隣人さん。
負けじと反撃してきます。


続きます。

過去の事(怖かった編) | 09:04:26 | トラックバック(0) | コメント(0)
まるでつきまとい
前回の続きです。

隣人 「俺の事を大して好きじゃないのは知ってる」
私  「そんな事ないよ」
隣人 「いいよ。わかってるから。でも、これだけは言っておく」
私  「なに?」
隣人 「俺は簡単に別れるつもりないから」

私はこの言葉に返答できませんでした。
最初から、私の考えなどお見通しというわけね。
でもそれでもかまわないと。付き合い続けると。そういう事ですか。

ちょっと絶望的な気分になってきた。
なまじ隣同士だから、避けるのも限界がある。
いっそ引越でもしてしまおうか。そんな考えまで頭をよぎった。

元彼氏とも、イチさんとも、全く違う気質の隣人さん。
この粘着質な性格には、正直とても困ってしまいました。

「簡単に別れない」とまで言われ、薄気味悪くすらなってきた。
それでなくとも、顔を合わせるのが苦痛になりつつある。
隣人さんへの態度が、日に日に冷たくなっていくのが自分でもわかった。

隣人 「今度の日曜、どこか出かけようか」
私  「友達んとこ行くからダメ」
隣人 「最近、全然一緒に出かけてないよ。たまにはいいじゃん」
私  「約束しちゃったからダメ。自分の友達誘えば?」

断っても断っても、気にするふうもなく誘ってくる隣人さん。
次第に私は見つからないよう、忍び足でこっそり自宅へ入るようになります。
帰宅後も、電気はつけず物音をたてず、ひっそりと過ごすようになった。

それでも、全く顔を合わせないのは無理です。私も段々と
「なんで、自分の部屋なのにここまで気を使わなくちゃいけないんだ」
と、開き直るようになります。もういい。シカトしよう。
この頃になると、ピンポンが鳴っても無視する事が多くなった。

隣人 「いるのになんで、出ないの?」
私  「寝てた。動けなかった」
隣人 「心配になるから、せめて顔は見せてよ」

何言ってんの。アンタ、顔見せるだけで済まないじゃん。
そのまま居座って、ダベってよろしくしようとするじゃん。
さすがにそこまでは言わなかったけど、態度には出していました。

そんな、距離を置き始めてすぐの頃。
仕事が終わり帰宅。疲れきってベッドに横になっていた時の事です。
いつものようにピンポン、とチャイムが鳴ります。

この時も出るつもりがなかった。そのまま無視して寝てました。すると。
ガチャガチャ、と玄関の鍵を開ける音がします。
なんだ?と思って振り向き、とても驚きました。

玄関先には、なんと隣人さんが立っていたのです。
居留守を使う私にしびれを切らし、鍵を開けて入ってた様子。

一瞬、何が起こったのかわからなかった。
何故なら、私は隣人さんへ合鍵を渡してなかったからです。
ただ、交際当初からしつこく、合鍵の要求はされてきた。

「俺の部屋の鍵渡すから、まどりんの部屋の鍵もちょうだい」と。

勘弁してよ。それをやったら、プライバシーが全くなくなってしまう。
それでなくとも、隣同士で何かと詮索されてる。これ以上、距離を縮めたくない。
そう考え、頑として断っていました。スペアキーもあったけど渡してない。

だから、隣人さんが鍵を持ってるはずがない。それなのに。
鍵を開けて私の部屋へ入りこんできたのです。

続きます。

過去の事(怖かった編) | 07:48:54 | トラックバック(0) | コメント(0)
疎ましく思う
前回の続きです。

隣人さんにとっての私の存在。
それは、お金をかけず「ただでできる」相手。しかもすぐ隣で手っとり早い。
何かと好都合。好きだのなんだのは後付け。そう感じた。

ま~私も人の事言えない。お互い様だ。
次への繋ぎと考えてる私と、欲求不満を解消したいあちらさん。
お互いの利害が一致したというところだろうか。

それでも最初は恋人ごっこを楽しくやってました。
一緒に出かけたり、飲みに行ったり、部屋に行き来もしました。
毎日、とまではいかないけど、3日おきくらいに会っていた。

お誘いは、もっぱら隣人さんからでした。
デートも、会いたいと言うのも、全て向こうから。

隣人「思ったんだけど、誘うのっていつも俺からだね」
私 「そう?」どっちでもいいじゃん
隣人「たまには、まどりんからも言ってほしい」

付き合い初めて3ヶ月ほど経った頃。
通常の恋人同士であれば、一番盛り上がるハネムーン期間。
隣人さんも同様のテンションだったに違いありません。

でも私には、最初から盛り上がる要素がない。成り行きでこうなっただけ。
けど、向こうはベタベタした付き合いを好む。
次第に「なんか、うっとうしいな」と思うようになってきた。

私は1人の時間も欲しい。ゆっくりしたい。友達とも遊びたい。
なのに帰ったら、息つくひまもなく部屋へ入ってこようとする。
休日は休日で、まだ寝てる所をピンポンで起こされる。

こんな事を繰り返されるうちに、私は部屋に帰るのが嫌になってきた。

大失敗だったな。隣だから、帰宅時間も在宅時間もすぐバレる。
段々と、休日のデートを断ったり、朝帰りをするようになってきた。
意図的に避けた。隣人さん、そんな私の変化を察します。

隣人 「なんか最近、冷たいね」
私  「そんな事ないよ。色々忙しいんだ」
隣人 「避けてるでしょう」

言い訳しながら、元彼との関係を思い出していました。
今とは逆で、あの時は私が愛し役だった。元彼の方がドライだった。
きっと今の私と同じように、重たく感じてたんだろうな。

自分その立場になるとよくわかる。私の「寂しい。会いたい」という気持ち。
それは元彼にとって、疎ましいものだったに違いない。
愛情の温度差って、経験しないとわからないもんだな。

そんな事を考えていたら、ある日隣人さんがこう言ってきます。

隣人 「どうせ隣だしさ。いっその事、一緒に住もうか」

これにはかなり慌ててしまった。冗談じゃない。
同棲なんてとんでもない。
むしろ、今の私はいつ別れを切り出そうか。そう考えてるくらいなのに。

私  「いや。自分の生活リズム崩れるのは嫌だから、同棲は考えてない」
きっぱり断りました。隣人さん、私がそう答えるのはわかってたようです。
隣人 「だよね。そう言うとは思ってた」

そして、意外な事を言い出します。

続きます。

過去の事(怖かった編) | 08:14:10 | トラックバック(0) | コメント(0)
愛し役、愛され役
前回の続きです。

正直言って、全然ありがたい申し出ではありませんでした。
隣人さんは、かなり私のストライクゾーンから離れていた。

全然タイプじゃないんだよなー。
でもこの人がいなかったら、私は今頃どうなっていたかわからない。
そういう意味では、大袈裟だけど命の恩人ではある。

まあ、お礼の意味も兼ねて付き合ってもいいかな。今はどうせ1人だし。
次の彼氏ができるまでの「繋ぎ」にしておいて、嫌になったら別れればいい。
などと、非常に傲慢かつ失礼なことを考えました。

好きでもないなら、やめておけばいいものを。
またしても軽い気持ちで返事をしてしまうアホな私。

私 「いいですよ。私でよければ」
隣人「本当?嬉しいな。最初見た時からいいな、って思ってたんだ」
私 「そうなんですか」
隣人「うん。俺の好みのタイプ」

そうですか。それはそれはどうも。
私の方は全く好みじゃないけどね。

というか、そういう目で見られていたのか。
こうして言われるまで、全然気がつかなかった。
と同時に、修羅場時に元彼が言った言葉を思い出した。

「あんた気持ち悪いな。隣に住んでる人間の出入りをいちいち見てるのか」
あの時は非常時だから、黙ってたけど本当にその通りかも。

そうだよな。普通だったらあそこまで干渉してこないよな。
彼氏が「帰れ」と言った時点、普通だったら大人しく引き下がる。
まあ助かったから、結果オーライとはなったけど。

隣人 「じゃ、これから名前で呼んでいい?」
私  「はい。どうぞ」

こうして今度は隣人さんとのお付き合いが始まりました。
ただ、私達の交際は最初からかなりの温度差が生じていました。
役割としては、隣人さんは愛し役、私が愛され役。

付き合い始めて、これまでの女性遍歴などを教えてもらいました。
隣人さんには以前、長い間付き合ってた彼女がいた。
けど、別れてしまいここ2年ばかりは、お1人様だったとの話です。
言葉は悪いけど、結構女日照りの期間が長かった。

隣人 「これからは、クリスマスとか誕生日に一緒にいる相手がいる。よかった」
私  「ですね」
隣人 「やっぱ、1人は寂しいよ。それにほら、男は色々あるから」

色々、ね。・・・・・ふーん。そういうことか。
好みだとか、タイプとか言ってはいたけど、やっぱ違ったんだな。
どちらかというと、欲求不満のはけ口にされてる感が否めない。

続きます。

過去の事(怖かった編) | 08:48:16 | トラックバック(0) | コメント(0)
そういう事か
前回の続きです。

彼氏もイチさんも失い、おひとり様となった。
ただ、寂しいながらも、一人の生活をそこそこ満喫してました。
友人と遊び呆け、ふらっと旅行へ行く。自由気ままな生活をしていた。

そんなある日の事。
休日に家でくつろいでいると、玄関のチャイムが鳴ります。
出ると、そこには隣人さんが立っていました。

隣人 「こんにちは。今日は、あのおっかない人いないの?」
どうやら、元彼氏の事を言ってるようです。
私 「はい。大丈夫です。このあいだは、どうもすいませんでした」

そういやあの後、お礼もお詫びも言いにいってなかったな。
私も家を開ける時間が多く、顔を合わせる機会がなかった。

隣人 「突然でなんだけど」
私  「はい?」
隣人 「今、部屋で友達と飲んでるんだけど一緒にどう?」

休日という事もあり、男2人で真昼間から酒をかっくらっていたようです。
陽気で、若干くだけた感じの口調でした。
ただ、さすがにためらった。外ならともかく部屋飲み。しかも女は私1人。

私  「私、お酒飲めないので・・・・」
とやんわり断ろうとしましたが

隣人 「飲まなくてもいいよ。ジュースもあるから」
私  「はあ」
隣人 「いや、つまみがたくさんあって、食べきれないからさ。どうかなと思って」

尚も誘ってきます。どうしよう。あんまり気が進まない。
でもまあ、向こうは酔っ払い。なんかあってもすぐ逃げ出せるかな。
そう思い、お誘いを受ける事にしました(不用心だよなあ。今考えると)

隣人さんの部屋へ入ると、2人ともいい具合で出来あがっていました。
誘い文句通り、テーブルにはピザやら寿司やら色々なご馳走が乗っていた。
私は気持ち距離を取り、出口近くで宴に加わりました。

3人でしばらく、自己紹介やら世間話をしながら宴が進んでいきます。
心配しましたが、お酒を無理に勧められる事もない。
特に身の危険を感じる事もなく2時間ほど経ちました。

やがて夕方5時をまわり、外が暗くなってきた。
この時点で隣人さんの友人は帰っていきました。
私もここで一緒においとますればよかった。

しかし、ずるずると居残ってしまった。
2人きりになると、今度は隣人さんと、この間の騒動の話になりました。

隣人 「最初、大騒ぎしてたでしょ。その時に行こうと思ったんだけど」
私  「そんなにうるさかったですか」
隣人 「すごかった。で、今度はいきなり静かになっちゃったから」

それはきっと首を絞められてる時だな。
今思い出してもヒヤヒヤする。

隣人 「これはまずいかも、と思って行ったらあれでしょ」
私  「助かりました。本当にありがとうございます」
隣人 「あれからあの人の顔見ないけど」
私  「ああ・・・実はもう別れちゃったんです」
隣人 「やっぱりね。なんとなくそうかなーとは思ったんだ」

少しの間、会話が止まりました。そして。

隣人 「ってことは、今1人なんだ。彼氏なし?」
私  「はい。そうですね」
隣人 「じゃあさ、俺と付き合おうよ」

決して自惚れてたわけではありません。
ただ、なんとなくですが、こう言ってくる予感はしてました。

続きます。



過去の事(怖かった編) | 09:48:05 | トラックバック(0) | コメント(3)
後味の悪さ
前回の続きです。

妻の座というのは、思ってる以上に重たいという事がわかった。
浮気をしてたけど、イチさんは彼なりに家庭を大切にしていた。
愚痴を言う事はあっても、奥さんの悪口を言う事はなかった。

今思うと、イチさんはこれが初めての浮気だったのかもしれない。
彼の職業柄、自分の身分を明かして浮気など絶対NG。
にも関わらず、不用意に私へ勤務先や職業を明かした。

初めての経験で、きっと浮足だっていたのかもな。そう感じた。

イチさんは私と違い、失いたくないものが多い人だった。
それなのに、危険をおかしてまで浮気に走る。
わからないなあ。私が逆の立場だったら、とてもそんな事できない。

これは男の性質なんだろうな。
知らないだけで、そういう人は他にもごまんといるに違いない。
「男は必ず浮気する」って、よく言うけどあながち嘘ではないんだな。

そしてもうひとつ。
肩書だけでは、人間を判断しなくなった。いや、できなくなった。
学校の先生や警察官、お堅い職業の人が不祥事を起こす。
そんな事例をニュースで見ても驚かなくなった。

そうだよ。土台、100%の善人なんているわけがないんだ。
みんな、どこかしら黒い部分を持ってる。私だってそう。
身を置く環境で、良くも悪くもなる。これは確率の問題なんだ。

全員が全員、まともな人間ばかりの集団は存在しない。
母数が多ければ多いほど、変な人間の比率も多くなる。
それだけの事なんだ。


その後彼氏は、まんまと慰謝料をせしめたようです。
50万円が入った封筒を見せてもらいました。

私 「どうやって集めたんだろう。これって奥さんには言えないお金だよね」
彼氏「上司がたて替えた分もあるって。アイツ、本当に生活苦しいんだな」

そうだよ。家のローンもあるし、子供の教育費もかかるってぼやいてた。
小遣いも少ない様子だった。大変だったろうな。

でも50万円で今の生活を守る。
そう考えたら決して高くはない。というところか。

この慰謝料に関しては、私が意図した結果ではない。
でも結果的には「つつもたせ」の片棒を担いだ。
そんな気分になり、非常に後味が悪かった。

彼氏はこの50万を私へ見せびらかし、全部自分のポッケへ入れました。
当然の事ながら、私へはびた一文渡してこなかった。
私へ最後の言葉をかけ、去って行きました。

彼氏 「今まで楽しかったよ。元気でな。さよなら」

これ以降、イチさんとも彼氏とも二度と会う事はありませんでした。
続きます。

過去の事(怖かった編) | 08:42:25 | トラックバック(0) | コメント(0)
バレバレだった浮気
前回の続きです。

50万円。それが、先方の出してきた金額でした。
こういった時の相場というものが、私にはわからない。
でもイチさんにとって、この金額はかなり痛い。それだけはわかる。

彼氏 「本来なら、一本でも足りないところなんですけどね」

一本というのは100万円という意味のようでした。
こちらが優勢な立場とはいえ、ずいぶんふっかけるな。
そう思っていたら、上司の方もさすがにこの金額には難色を示してきた。

上司 「そこまでは・・・勘弁していただけませんでしょうか」
言葉尻は穏やかだけど、口調はキツめになってきた。
彼氏、これ以上の増額は危険だと判断したようです。

彼氏 「そちらも高給取りという訳ではないでしょうからね。わかりました」
不承不承、という感じで50万円で手を打ちます。

金額に折り合いをつけ、この場は終了しました。
後は、彼氏と上司の方との間でやりとりをする事になります。
これでとりあえずは、決着がつきました。

交渉が終わり、喫茶店を出た私達。
出て外を歩いていると、彼氏が私へこう言ってきます。

彼氏 「本当に冴えないオッサンだったな。なあ、どこが良かったんだ?」
私  「・・・魔が差したんだよ」
彼氏 「どこをどう見ても俺の方が断然いい男じゃん」

そんなの言われなくてもわかってる。
あ~あ。自分はなんて男を見る目がないんだろう(-_-)
イチさんの修羅場時の慌てっぷりと、今日の姿を見てつくづく思った。

そして私はこの時、ずっと聞きたかった事を彼氏に質問しました。

私 「あのさ。なんで私が浮気してたってわかったの?」
彼氏「え。自分で気がつかないの。バレバレだったぞ」
私 「上手く隠せてるとばかり思ってた」

彼氏は心からおかしそうに笑いました。

彼氏 「いや。様子がいつもと違った。すぐピンときた」
私 「どう違ったの?そんなに変だった?」
彼氏 「おかしかったよ。心ここにあらずだったし、会ってもすぐ帰りたがったじゃん」

そうか。そんなにあからさまだったのか。
自分が思う姿と、他人が見る姿は全然違うものなんだな。

愛情なんてない。夢中になどなっていない。
イチさんとは、割り切った大人の付き合いができてる。
と、自分だけが思っていた。でも実際は、ちっとも冷静ではなかったんだな。

彼氏 「次の男の時は、もうこんな事するなよ。俺はもう関係ないけどさ」
私  「そだね。もう絶対しない。懲りた」
彼氏 「まどりんは、嘘つくの下手だから気をつけた方がいいぞ」

俺はもう関係ない。の言葉に少しチクッとしながらも頷きました。

この騒動で失ったものはたくさんありました。
けどその代わり、知った事もたくさんあった。

続きます。



過去の事(怖かった編) | 08:17:43 | トラックバック(0) | コメント(0)
みじめな姿
前回の続きです。

交渉は、終始彼氏と上司が行っていきました。
冒頭は彼氏の軽いジャブからスタートします。

彼氏 「いや、驚きました。まさか警察の方がこんな事をするなんて」
上司 「本当に返す言葉もありません」
彼氏 「彼女とは結婚を前提に付き合ってきました」

この言葉は嘘だな。心の中で私は呟いた。
長い付き合いだったけど、お互い結婚するつもりはなかった。
交渉を優位に進めたくて、この場で言ってるだけ。そう思った。

彼氏 「でも今回の件で、考えられなくなりました」
上司 「・・・まどりんさんにも、大変なご迷惑をおかけしました。申し訳ありません」

上司の方、私へ向き深々と頭を下げた。
イチさんも慌てて、隣へならえとばかりに頭を下げる。

上司 「イチはとても真面目な男なんです。今回は魔がさしたというか・・・」
彼氏 「真面目な人間は、こういう事をしないですよ」

上司はイチさんが普段、いかに真面目で誠実な人間かを
彼氏は自分が受けた精神的ダメージがどれだけ大きかったかを
それぞれ主張しあっていました。

しかし。彼氏がここで切り札を出します。

彼氏「こちらは証拠品があります。下着や靴、それ以外にも色々置いていってます」
上司の方、これは初耳だったようです。とても驚いていた。
大慌てで、イチさんへ確認をとっていました。

「何やってるんだ!」と、小さな声で叱責までされていた。
元々大きくはないイチさんの体が、尚小さく縮こまってしまった。
その様子を見た彼氏は、ここで更に揺さぶりをかけます。

彼氏 「なんなら、奥さんに確認してもらいましょうか。本人の持ち物かどうか」
ここで初めて、イチさんが悲痛な声を出します。
テーブルに頭をこすり付け、絞り出すような小さな声で訴えてきた。

イチさん 「すいません。どうかそれだけは許して下さい」
彼氏  「やはり奥さんには知られたくないですか」
イチさん 「はい。こんな事言えた義理ではないのですが・・」

みじめな姿だった。見栄もプライドもない。
とりあえず今この場をやり過ごしたい。脱したい。
「今の生活を失いたくない」という、思いだけがひしひしと伝ってきた。

そして、最後に彼氏が切りだします。

彼氏 「で、そちらとしては、この件に関してどうお考えですか?」
上司 「はい。大変ご迷惑をお掛けして申し訳ないと思ってます」
彼氏 「どうするおつもりでしょうか」

かなり遠まわしですが、慰謝料の要求を始めました。
上司の方も、心の準備は出来ていたようです。

上司 「はい。出来る限りの事はさせて頂くつもりです」
彼氏 「そうですか」
上司 「ただ、イチも家庭がありそれほど余裕がありません」

そう言って、片手を広げてきました。
上司 「これでお許しを頂けませんでしょうか。これが精一杯なんです」

彼氏、それを見て問いただします。
彼氏 「十ですか?百ですか?」
上司 「50です」

続きます。

過去の事(怖かった編) | 08:57:34 | トラックバック(0) | コメント(0)
生きたい、という思い
前回の続きです。

それまでの私は、どこか厭世的な考えを持っていた。
生きる事に価値を見いだせない。いつ死んでもかまわない。
いや、むしろ死んだ方が楽なのかもしれない、とすら思っていた。

けど皮肉な事に、いざ死が目の前にチラつくとそんな価値観は崩れた。
「生きたい。このまま死にたくない」
父や母の顔を思い出しながら、そればかりを願い考えていた。

人はどうして生きて死ぬのか。
どうせ死んでしまうのに、何のために生きているのか。
自分が生きる事に意味があるのか。

これまで考えてきた、そういったものが全て吹っ飛んだ。
理屈じゃない。本能だった。
理由も意味もいらない。生きたい。ただそれだけを思った。

この経験は、良くも悪くも私へ大きな影響を与えました。

人間いつどうなるかなんて、誰にもわからない。
もしかすると、今この場で命が無くなってしまうかもしれない。
命あるものは必ず終わりを迎える。

ならば、精一杯生きてみようじゃないか。とことん力尽きるまで。
最後の瞬間を笑って迎えられるよう。悔いのないように。
そんな思いを、今も常に持ち続けています。

そして翌々日になり、彼氏から電話が入ります。

彼氏「おい。イチと連絡取れたぞ。本人と話ができた」
私 「勤め先に電話したの?」
彼氏「そう。呼び出してもらった。すごい緊張してたぞ。「はい!はい!」しか言わなかった」

あの慌てっぷりを見たら想像できる。さぞ寿命が縮んだだろうな。
まあ、私も命の灯が危うくなった。そのくらいは勘弁してもらおう。

彼氏「で、明日○○で会う事にした。まどりんも来いよ」
私 「私も?なんで?」
彼氏「慰謝料の交渉する。まどりんは何も喋らなくていい。黙ってろ」

慰謝料って言うけど、これって限りなく脅迫に近いよね。
相手は警察官だよ。下手な事言ったら、手が後ろに回るんじゃないの。
大丈夫なのかな。あんまり気が進まない。

私 「お金の要求するの?恐喝にならないの?」
彼氏「そこは上手く持っていく。俺が全部やるから任せとけ」
私 「・・・わかった。私は黙って座ってればいいのね」

翌日、彼氏と一緒に待ち合わせ場所に行きました。
話合いの場所は、街中の大きめな喫茶店。
私達が行った時には、既にイチさんは到着。そして横には見知らぬ男性も同席。

私 「あそこに2人で座ってる。右の方がイチさん。でも隣の人は知らない」
彼氏「ははあ。自分だけじゃ解決できないと思って誰か連れてきたんだな」

彼氏の読みは当たってました。
同席してた男性はイチさんの上司だった。
私達が席に着くと、イチさんの代わりに上司の方が挨拶をします。

上司「私、イチの上司のサンと申します。この度は大変ご迷惑をおかけ致しました」

イチさんは、ずっと下を向いたままでした。
私と目を合わせようともしない。私も、彼氏の指示通りずっと黙ったまま。
こうして、私と彼氏、イチさんと上司の4人で話し合いが始まります。

続きます。

過去の事(怖かった編) | 08:10:56 | トラックバック(0) | コメント(0)
思わぬ展開
前回の続きです。

「懲らしめてやる」
一体何をするつもりなのか。

私  「もしかして職場へ乗り込むの?」
彼氏 「だったらなんだ。まさかアイツの事庇うつもりなのか?」
私  「そんなんじゃない」
彼氏 「じゃ黙ってろよ。俺は苦痛を受けたんだ」

正直、我先にと逃げたイチさんなんかどうでもいい。
元々、恋愛感情もない人だ。でもイチさんの家族となると話は別。
「家庭を壊す」まで、発展してしまうのは本当に勘弁してほしい。

そういった私の考えを伝えると
彼氏 「そこまではしない」
私  「・・・でもなんか考えてるでしょ」
彼氏 「慰謝料ふんだくってやる」

絶句しました。慰謝料?そんな事企んでたのか。
でも、それはきっと無理だよ。イチさんは所詮サラリーマン。
短い付き合いだけど、お財布事情が乏しいのは私からみても明らかだった。

私 「あんまり余裕なさそうだったよ。無理なんじゃない」
彼氏「今の生活を失いたくなかったら、必死にかき集めるさ」

そう言うと、イチさんの所持品を持って帰っていってしまった。
慰謝料の請求。思ってもいない展開だった。自宅の連絡先はわからない。
という事は、勤め先に電話してとっちめるという事なんだろうか。

落ち着かない気持ちで、その日は過ごしました。と同時に。
不謹慎だけど、下着も靴も置いて逃げたイチさんを想像しておかしくなった。
あの後、どうやって家までたどり着いたんだろう。

靴下も忘れていった。裸足のままタクシーにでも乗って帰ったのか。
奥さんには何て言い訳したのか。それとも家へは帰らなかったのか。
20年以上経った今でも不思議で仕方がない。

彼が帰った後、鏡で首元を確認した。
絞められた痕は思ったほど残っていない。キスマークのような赤い痣があるだけ。
ただ、意外な場所に擦り傷がたくさんあった。唇も切れてる。

殺されると思ったけど、実際はそれほどの力ではなかったのかもしれない。
でも、私はあの恐怖を一生忘れる事ができない。

思ってる以上に、土壇場での自分は非力だった。
男と女の力の差。加えて、恐怖感は気力も体力も奪ってしまう。
自分の頭の中の防衛シュミレーションは、何の役にも立たなかった。

場面は違うけど、電車で痴漢にあっても「声が出せない」女性の気持ち。
今迄ピンと来なかったけど、それがようやくわかった。

遠のく意識の中で、死を覚悟したあの瞬間。
もう次に目を覚ます事はない。あとは無の世界なんだ。
笑う事も泣く事も怒る事もなくなる。

死ぬというのはそういう事なんだ。
そう思った。

続きます。

過去の事(怖かった編) | 08:01:50 | トラックバック(0) | コメント(0)
修復は不可能
前回の続きです。

一度怒りを爆発させた反動か、静かになった彼氏。
すこしの間、黙り込んでいましたが、やがてこう言われます。

彼氏 「俺、こういう事されるの、本当にダメなんだ。もう別れよう」
私  「・・・うん」
彼氏 「どうしても、おまえの事が汚ならしく見えてしまう」

覚悟はしてました。一度裏切った私をもう信用できない。
私の方もあんな事をされ、彼氏に対して恐怖心しか感じなくなっていた。
こうなってしまったら、関係を絶つのがお互いの為。そう思った。

5年近くも付き合ってきたけれど、壊れる時は一瞬なんだな。
全ては自分がまいた種。自業自得だ。後悔先に立たず。
結果的には、彼氏もイチさんも失ってしまった。

軽い気持ちで始めた浮気の代償は、とても大きい。
それからは、イチさんについて追求されました。

彼氏「アイツ、どこに住んでるんだ。電話番号は聞いてるのか?家族はいるのか」
私 「住所も電話番号も知らない。奥さんや子供はいるって言ってた」
彼氏「どうやって連絡取ってたんだ」

言いたくなかったけど、また怒らせたくなかった。
また首を絞められたらたまったものじゃない。
聞かれた事には、全て正直に答えていきました。

私 「電話は向こうからかけてくるだけ。私からは連絡できなかった」
彼氏「会う時は、向こうから電話を寄越してきたって事か?」
私 「そう」

イチさんについて、私が知ってる事はごく一部だけ。
自分の職業や、勤め先についてだけは教えてくれました。
ただ、プライベートな自分の情報、特に電話番号や詳しい住所。
これらの事は、絶対に私へ教えてくれなかった。

おそらく、家に電話されたり来られたりするのを警戒していた。
私は、そんな事するつもりは毛頭なかった。
でも彼の立場上、そうするのは当然だよな。とは思いました。

そしてイチさんが警察官だ。という事実を知った彼氏。

彼氏 「本当に?おまわりのくせに、よくそんな事やってたな」
と、心底驚いていました。確かにその通り。
立場上、こんなのがバレたら大変な事になる。よくやるよな、とは私も思っていた。

彼氏はこの事実を知り、しばらく考え込んでいました。そして。
彼氏 「おい。そのイチってヤツ、どこの署に勤めてるんだ」

知ってどうするつもりなんだ。そうは思ったけど教えました。
私  「○○署の○○課って言ってたけど」
彼氏 「ふーん。そうか。・・・・・面白いな」

面白い?面白いって何が?と思いましたが、聞く事はできない。

彼氏 「イチの下の名前は?」
私  「イチ ロウ だけど」
そう伝えると、今度はイチさんが置いていった靴やパンツを持ってきます。

イチさんは、私の家にたくさん忘れ物をしていきました。
靴。パンツ。靴下。時計。彼氏はこれらを全部集め出しました。そして。

彼氏 「これは、証拠品として俺が預かっておく」
私  「証拠品?なんの?どうするの?」
彼氏 「まあ見てろ。ちょっと懲らしめてやる」

何やら良からぬ事を思い付いた様子です。


続きます。


過去の事(怖かった編) | 08:03:00 | トラックバック(0) | コメント(0)
軽い気持ち
前回の続きです

今考えると、別に不倫関係まで発展させなくても良かった。
普通に友人知人としての関係を貫く事も可能でした。
イチさんへ対する、私の感情。それは

「こういう仕事してる人って、どんな性格なんだろう。何考えてるんだろう」

恋愛感情より好奇心の方が大きい。
失礼だけど、男性としての魅力はほとんど感じなかった。
私としては、裏話や面白話が聞けたらいいな。くらいに考えてた。

でも、イチさんが私へ仕事の内容をペラペラ喋る事はありませんでした。
その辺の分別は、さすがについていたようです。
そして、私達の関係が第三者に漏れないよう、慎重に行動していた。

自由になるお金も、ほとんどない様子だったイチさん。
だから外では会わず、私の自宅へ出入りする。という付き合い方になった。
(最終的には、それが最悪の結果をもたらす事となりましたが)

私としては、イチさんの家庭を壊すのは本意ではなかった。
奥さんを差し置いて、自分を選んで欲しいとも思わなかった。
むしろ、私が原因で離婚なんかされたら後味が悪い。

生活を共にしない男女関係は、お互い「いいとこどり」ができる。
都合の悪い、嫌な部分は見せなくて済む。見なくてもなんら支障がない。
万が一、嫌になったら別れればいいだけ。

不安定だけど、「妻」や「家族」とは違う身軽さ。
後ろめたさと同時に、この関係にどこか心地良さを感じていた。
そして出来る事なら、ひっそりと関係を終わらせたかった。

なので、警察沙汰にしたくなかった。
そうなったら、最初から事情を全部説明しなければいけなくなる。
イチさんの部分だけをはしょるのは、ちょっと難しい。

そう考え隣人さんへは警察は嫌だ。と伝えたのです。
隣人さん、心配そうに言ってくれます。

隣人「俺、このまま帰ってもいいかな?」
私 「はい。大丈夫です。すいませんでした」
これ以上巻き込むのも、申し訳なかった。

訝しむ様子ではありましたが、最後に、彼氏へ釘を差してくれました。
隣人「じゃ、何かあったら助けを呼んで。すぐ来るから」
そう言い残し、この場は一旦引き取ってくれます。

隣人さんが部屋へ戻ったのを確認すると、彼氏が話し始めました。

彼氏「おい。今のヤツとしょっちゅう話とかするのか?」
私 「いや・・隣だから、顔を合わせたら挨拶する程度」
彼氏「おかしくないか?なんで隣の人間をなんであんなに心配するんだ」

私もそれはちょっとだけ思った。
でもそれだけ、あなたの言動が激しかったという事じゃないの。
そう思ったけど、彼氏は違う視点を持ったようです。

彼氏 「お前、アイツともできてたんじゃないのか?」
これには、さすがに私も笑ってしまいそうになった(怖いので笑わなかったけど)
そうか。そういう考え方もあるのか。

一度こういう事をすると、何をやっても信用されなくなるんだな。
しみじみそう感じました。

続きます。

過去の事(怖かった編) | 09:58:25 | トラックバック(0) | コメント(0)
内密にしたいこと
前回の続きです。

不思議な事に、こういう時って本当の事が言えないものです。
そもそも、こうなってしまった原因は私にある。
痴情のもつれで、首を絞められてる最中でした。などとは言えなかった。

彼氏「気がすんだか。もう帰ってくれ」

しかし隣人さん、彼氏の言葉は無視して私へ話し続けます。

隣人「あの人、彼氏なの?」
私 「はい」
隣人「喧嘩してたっていうのは、ホント?」
私 「はい」

隣人「なんかされたんでしょ?」
私 「・・・」
隣人「帰ってもらわなくても大丈夫?」

彼氏とこのまま二人きりになるのは怖い。
けどこの場での私は、頷くしかできなかった。
そんな私の気持ちを察したのか、隣人さんがこう言ってくれた。

隣人「警察呼ぶ?」

きっと、私の身を案じて言ってくれたに違いない。ただ。
私はこの言葉に慌ててしまいました。それは困る。
こんな目にあったけど、私としては警察を介入させたくなかった。

私 「警察はちょっと・・・」
隣人「大袈裟にしたくない?」
私 「はい」
隣人「でも多分、俺だけじゃなくて他の部屋の人にも聞こえてるよ」

そう言って、隣人さんは彼氏の顔を睨む。

私 「・・すいませんでした」
隣人「本当にこのままで大丈夫?」
私 「はい」

怖かったけど、もう大丈夫だろう。そう思った。
彼氏も隣人さんとのやりとりで、少し冷静になったように見えた。
顔も見られてるし、もうあんな事はもうしないだろうと考えた。

それと、私が警察に通報したくなかった理由。
それは相手が彼氏だから、とか。大袈裟にしたくない、とか。
みっともないから、という理由だからではなかった。

理由は浮気相手のイチさんにあった。
私がイチさんと関係を持った理由。
彼氏と会う時間が少なくてさびしい。という事もありましたが、もうひとつ。

イチさんの職業に、好奇心を持ったからです。

妻子がいながら「割り切ったおつきあい」と称し不倫関係になる。
逆上した彼氏を目の前にして、慌てふためく。
しかも最後は、私の事はおかまいなしに見捨てて逃げた。

こんな、後先の事も考えられない、気も器も小さい男。
そんなイチさんの仕事は、現役の警察官でした。

続きます。



過去の事(怖かった編) | 10:00:29 | トラックバック(0) | コメント(0)

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