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命拾い
前回の続きです。

ショックと痛みで動けなかった私。
それでも、対応に出た彼氏と隣人さんとのやりとりは聞こえてきます。

隣人 「今何時だと思ってるんですか。何事ですか?」
彼氏 「ああ、うるさくしてすいません」
隣人 「あなたは誰ですか?ここには、女性が住んでるはずですが」

最初、苦情を言いにきたのかと思いました。でも違った。
異様な気配を察して駆けつけてくれたのです。
しかし。隣人さんの踏み込んだこの発言に、彼氏が憤慨します。

彼氏 「あんたには関係ない。俺はここの住人の知り合いだ」
隣人 「本当ですか?これまで見かけた事ないですけど」
彼氏 「あんた気持ち悪いな。隣に住んでる人間の出入りをいちいち見てるのか?」

何やら、今にも喧嘩が始まりそうな険悪な雰囲気になります。
でも隣人さんは、ひるまず追求してきます。

隣人 「なんか、変な声や音が聞こえたんですよね」
彼氏 「喧嘩してただけだ」
隣人 「喧嘩?まさか暴力振るったりしてませんよね?」

隣人さんのこの言葉を聞いて、思わずほっとしました。
よかった。命拾いした。とりあえず、この場は切り抜けられるかもしれない。
受け取りようによっては「お節介」にもなる。
でも、この状況下では非常に有り難い。

彼氏 「あんたには、関係のない事だ。帰れ!」
隣人 「いえ、そうはいきません。無事な顔を見せて下さい」
彼氏 「だから、ただの痴話喧嘩だって言ってんじゃねえか」
隣人 「・・・・警察呼びましょうか」

なんだか。この隣人さんが神様のように思えました。
普通は、何かおかしいと思いつつも放置するパターンが多いのに。
逆に放置できないほど、切迫した空気を察してくれたのか。

彼氏も、隣人さんがそのままでは帰らないと判断したのかこう言ってきます。

彼氏 「おいまどりん!ちょっとこっちきて顔見せてやれ」

首を絞められた後だったので、思うように体が動かなかった。
首も腕も、あちこちが痛む。動揺もまだ収まってない。
それでも上着を着て、ゆっくりと玄関先へ向かいました。

彼氏は入れ違いに部屋の奥へ引っ込み、後ろから私達の様子を伺います。
隣人さん、私の顔をまじまじと見つまめす。そして。

隣人 「口の横、血が出てるけど大丈夫?切ったの?」

言われるまで気がつかなかった。いつケガしたんだろう。
そういや首を締められた以外にも、顔もひっぱたかれたような気がする。
けど、気が動転してたので痛みを感じなかった。

私  「・・大丈夫です」
隣人 「なんかびっくりする位、すごい音と怒鳴り声も聞こえてきたけど」
私  「・・・・・」

やはりこの騒動はまる聞こえだったようです。
言わずとも何があったのか、わかっていた様子でした。

続きます。



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過去の事(怖かった編) | 08:09:49 | トラックバック(0) | コメント(0)
土壇場で思い出した顔
前回の続きです。

驚いた。抵抗する間もなかった。最初、冗談半分かと思った。
お仕置きのようなつもり、ヤキを入れる感じなのかな、と。
けど、彼の顔を見て「本気かもしれない」と、感じた。

彼は無表情で無言のまま、私の首を絞め続ける。
私の顔を見つめる彼の目からは、感情が全く読みとれない。
段々と力が強くなってくる。息が出来なくなってきた。

手を振りほどけない。隙をみて逃げ出す事など、もっとできない。
それまでは、ニュースなどで襲われて被害に遭う女性の話を聞くたび
「急所を蹴飛ばすとか、ひっかくとかして逃げられないのかな~」

なんて考えていたけど、とんでもない。
いざ自分がそういう立場になったら、それどころではない。
恐怖のあまり頭は働かないし、体など自由に動かせない。

ましてや、首を絞められているので声も出せない。
息苦しさの余り、意識が遠のいてきた。
どうしよう。このままだと、本当に死んでしまう。逃げられない。

首を絞められてる時に思った事。それは。
「お父さん、お母さん。ごめんなさい。私、先に死んじゃう」
これだけだった。あとは何も考えられなかった。

「人間は最後の瞬間、これまでの出来事を走馬灯で見る」
と、よく聞くけど、私はそうならなかった。
この時は、父と母の顔だけが頭の中に浮かんできた。

あとはもうただただ後悔ばかり。
「お父さんお母さん。こんな死に方してごめんね。ごめんね」
逃げよう、とか。なんとかしなくちゃ、とは考えられなかった。

もうダメだ。諦めよう。力尽きて抵抗をやめた。
全身の力が抜けた。もう好きにしてくれ。ヤケッパチだった。
ああ。私の人生、ここで終わるんだな。そう覚悟した。

すると。
彼氏、私が死んだと勘違いしたのか、手の力を抜いた。
それとほぼ同時に「ピンポーン」と、玄関のチャイムが鳴った。

彼氏も私も、固まりました。
こういう状況なので、2人ともすぐには出れなかった。
でも、チャイムは尚も鳴り続けます。しかも、ドア越しに声までかけてきた。

隣人「すいません。隣の者ですけど。なんかあったんですか?」

どうも、隣の方が一連のドタバタを聞き付け苦情を言いにきた感じです。

当時、私が住んでいた部屋は1階の角部屋でした。
私は入居の際、お隣さんへは一応、引越の挨拶へ行っています。
それ以降も、顔を合わすと挨拶くらいはしてました。

隣の人は30代の独身男性。デザイン関係の仕事をしてると言っていた。
ちょっと神経質そうな、色白のひょろっとした人でした。

私がここへ引越したばかりの頃です。
夜遅くに荷物を片付け、掃除機をかけていた。すると
「すいません。ちょっとこの時間はやめてくれますか」
と、苦情を言いに来た事がある(当たり前ですね)

一応、マンションだったけど音はかなり筒抜けでした。
怒鳴ったり、窓をどんどん叩く音は全て聞こえていたと思われます。
彼氏、舌打ちしながら玄関へ向かいました。

続きます。

過去の事(怖かった編) | 09:19:31 | トラックバック(0) | コメント(0)
人生初の修羅場
前回の続きです。

予想もしない彼氏の出現にパニックになった私。
とりあえず、玄関は開けずドア越しに彼氏へ言いました。
私 「ちょっと待ってて」

すると彼氏、ただならぬ気配を察したのか
「開けろ!何やってんだ?」
大声で叫び始めた。やばい。どうしよう。

後ろを見ると、イチさんは既に服を着て脱出する準備を整えていた。
私の部屋はマンションの1階。玄関の先には彼氏がいる。
窓だ。窓しかない。窓から脱出しようと、カーテンを開けた。
するととそこには、先回りして待っていた彼氏が仁王立ち。

本当に肝が冷えました。イチさんと彼氏が窓越しに鉢合わせ。
見てはいけないものを見たとばかりに、すかさずカーテンを閉めてしまった。
イチさんは、脱兎の如く玄関へ向かい脱出を試みます。

その間、彼氏は窓ガラスをどんどん叩く。
「開けろ!お前誰だ!」と怒鳴り続ける。
靴も履かずに、着の身着のまま玄関から逃げて行ったイチさん。

こんな状況なのに、慌てふためくイチさんの後姿を見つめながら私は、
「すごい間抜けな姿だな。カッコ悪すぎるよ」
などと悠長な事を思っていた。

彼氏はその後を「待て!」と言いながら追いかけて行きました。
残された私はもう何もできず、部屋でオロオロ。

数分後、彼氏が戻ってきました。
どうやらイチさんを途中で見失い、とっちめるのは諦めたようです。
玄関先に残っていたイチさんの靴を忌々しげに蹴飛ばし、家の中へ入ってきた。
この後は修羅場に突入。いきなり胸ぐらをつかまれた。

ものすごい怒ってる。当たり前だ。
現行犯で押さえられたこの状況。万事休すだ。
これはもう、下手な言い訳をせずゲロしてしまおう。

怒りながらも、最初は静かに語りかけてきた彼氏。
アイツは誰だ?どうやって知り合った?どうしてこんな事をした?
たくさんの質問責めに、シドロモドロになりながら説明する。

彼氏「なんであんなオッサンなんだ?俺のどこが不満なんだ?」
私 「不満なんかない。・・・会える時間が少なくて寂しかったんだよ」本当はそれだけじゃないけど

私のこの言葉で怒りが少し収まったように見えた。
そして少しの間、部屋の中を見渡す彼氏。ふとベッドの上で視線が止まった。
なんだ?と思い、私も振り返りベッドを見た。すると驚く事に。

ベッドの上にイチさんのパンツが、脱ぎ捨てたままで残ってた。
私はこの時に初めて気がつきました。
間の抜けた話だけど、イチさんはパンツも履かずに逃げていった。
隠しておけばよかったものをパニくってて、そのまま放置してしまった。

このイチさんのパンツを見て、顔色を変えた彼氏。
私とイチさんが何をしていたのか、言わずともバレてしまった。
そして彼氏は怒りからか、顔が能面のように無表情になった。

怖い。とても怖かった。こんな顔見た事がない。
そう思った次の瞬間。

胸ぐらをつかんでいた手が、私の首を締め始めた。

続きます。

過去の事(怖かった編) | 08:58:18 | トラックバック(0) | コメント(0)
浮気をする理由
過去の出来事です。現在進行形のお話ではありません。

20代前半の頃。私には当時、5年近く付き合ってた彼氏がいました。
(ダンナの前の前に付き合っていた)

彼氏との付き合いは長かったけど、まだまだ自由に遊んでいたい。
やりたい事もたくさんある。結婚は全く考えていなかった。
かといって別れるつもりもなかった。

この彼氏と付き合ってる時。
私は、一度だけ浮気(不倫)した事があります。

浮気の相手はイチさんとします。
イチさんは40代の既婚者。世間一般でいう「お堅い職業」の人でした。
奥さんはもちろん、小学生と中学生のお子さん2人もいた。
いわば不倫関係。最初の段階でこう釘を刺されました。

イチさん「俺、家庭を壊す気はないから。割り切って付き合おう」

向こうにとっては何とも都合のいい話です。
しかし、当時の私はそれでもかまわなかった。

イチさんはイケメンでも、金持ちなわけでも、特別に性格が良い人でもない。
ごく普通の、腹が出た中年のオッサン。彼氏の方が、全てにおいて優れていた。
それなのに。どうして、そんな人を選んだのか自分でもわからない。

ふらふらと浮気に走ってしまった。
完全に魔がさしたとしか言いようがない。
今思えば、私にとって「いいなあ」という要素が何ひとつ無い人だった。

こう言っては不謹慎だけど、
世の男性が、よく出来た奥さんを持ちながら浮気に走る。
そうなる気持ちが、ちょっぴりだけわかる気がする。

毎日、ご飯ばかりだと飽きる。
たまには、パスタやラーメンも食べてみたい。そんな感覚だった。

相手は誰でもいいんだ。よっぽどひどくなけりゃ。あとはタイミング。
きっとイチさんじゃなくても、きっかけがあれば誰かとそうなってた。
たまたまイチさんだった。そしてイチさんにもその気があった。

その頃、彼氏は仕事が忙しく、週に一度逢うのがやっとだった。
自分は放っとかれても平気。と強がっていたけど、心細かった。
寂しい気持ちを紛らわす為に、違う相手を探していたように思う。

言葉は悪いけど「暇つぶし」と「好奇心」。これだけ。
恋愛感情はない。若気の至り。完全にゲーム感覚だった。

このイチさんとは、週に2度ほど会ってました。
よせばいいものを、私の自宅へ引っ張り込んで逢い引きしてた。

イチさんとの関係が始まってから、2ヶ月ほど経った時の事です。
いつものように、2人で私の部屋でお喋り。
その後はいちゃいちゃモードに突入。

2人共、スッポンポンで、まさに「これから!」というその時でした。

「ピンポーン」と、チャイムが鳴ったのです。
一瞬、固まりました。イチさんと顔を見合わせた。
時間は夜10時を過ぎている。こんな時間、ウチへ来る人間は知り合いしかいない。

恐る恐る、玄関のドアスコープから外を見ると、そこには彼氏が立っていました。
血の気が引きました。と、同時に意外にも感じた。
何故なら、当時彼氏が私の自宅へ来る事など殆どなかった。

彼氏と逢う時は、いつも彼の家か外だけ。
だから、浮気相手と家で会うという危険な事をしでかしてしまった。
想像もしていない事態に、頭が真っ白になりました。

続きます。

過去の事(怖かった編) | 12:46:02 | トラックバック(0) | コメント(0)
専業主婦というハードル
学生時代から、友人が多い方ではありませんでした。
今も友人と呼べる人は、1人2人ほどしかいません。

それも私が勝手に友人と思ってるだけです。
相手がそう思ってくれているかはわかりません。
私にとって唯一無二の友人ですが、向こうは私以外の友人がたくさんいる。これってやきもちかな

しかも私と友人は距離的にはかなり遠くに住んでいる。
必然的に、1年に数回電話でやりとりする位の関係です。

元々社交的な性格ではないこの気質。
あとは、連絡をまめに取らないからかなーと思ってます。
お友達の多い人を見てると、電話やLINEを駆使してこまめにやりとりしてる。
ズホラな私にとっては、異次元の世界です。

ウチは今の家を購入するまで、転居を繰り返してきました。
ですから、同じ人と長い付き合いをするという事もなかった。

子供がいない時は、何も感じませんでした。
でも、出産後はちょっと考えるようになった。

私は一人でもいいけど、子供はたくさんの人と触れ合ってほしいな。
と思いましたがそうは問屋がおろさない。

妊娠してから、いろいろな集まりに参加しました。
でもどこも既にグループが出来上がってた。
母親教室でも公園デビューしても児童会館でもぽつん。

自分は一人でもいい。でも子供はやっぱり、子供同士で遊ぶと表情が違う。
娘は私と違い社交的な性格です。どこへ行ってもすぐお友達が出来ました。

一方の私にとってはかなりの苦行。
それでもママさん達の輪の中に入ろうとした。
けどやっぱり、出来あがってるママ友関係は強い。
子供同士が楽しそうに遊んでいても、それとなく距離を置いてくる。

「もうそろそろ、お家入って遊ぼう。じゃあ、○○ちゃんママ、後でウチきてねー」
と置いてきぼりにされたり。

娘と一緒に遊んでる自分の子供へ
「こっちきて、○○ちゃんと遊んであげてー」
と、一緒に遊んでる娘から引き離したり。

大人に相性があるように、子供にも相性がある。
娘が仲良くしたがる子供のママさんに限って、性格が悪く、
逆に娘と合わない子供のママさんは、いい人が多かった。と思う

悶々とした日々を過ごしましたが、娘が1才過ぎた頃転機が訪れました。
家を購入する事になったのです。

それまでの貯蓄を頭金でほとんど使い果たしてしまった。
子供がいなく、共働きの期間が長かった私達夫婦。
その時の生活レベルを落とす事なく、好きなようにお金を使いまくった。

毎月の家計は赤字。ボーナスで補填してやりくりする生活が続きました。
けどやがて、ボーナスでも補填できない非常事態となった。
家計が厳しい状況になり、私は働きに出ることにしました。

保育園だったら、たくさん子供がいる。
1人や2人、相性のいい子がいるだろう。
仕事を始めるのはいい機会かもしれない。そう思いました。

最初は、迎えに行っても1人で遊ぶ姿が多く、やきもきしましたが
次第に保育園にもお友達にも慣れ、楽しく過ごしてくれるようになった。

そして、私も仕事をしてる方が余計な事を考えなくてよかった。
身体はきつかったです。時間もなかった。
でも精神的には、かなり楽になりました。

これからも雇ってくれる場所があるなら、ずっと働き続けたい。
これといった友人知人がいない私。
仕事をしなくなると、きっとダンナ以外に誰とも話さない。そんな日々を過ごす。

専業主婦になったら、時間を持て余すに違いない。
一日数時間でもいいから、一生働いていたい。そう思うのです。





自分の事 | 08:57:13 | トラックバック(0) | コメント(2)
卒業式の衣装
会社の同僚パートさんで、今年小学校卒業した娘さんを持つ方がいます。

楽しみな半面、親子で衣装にも何かと気を使い大変なようです。
聞くと今時は袴が主流らしく、娘さんは袴で式典に出席したそう。
最初、聞いて驚きました。

確かに、娘の時にも袴で出席してる子はいた。
けど少数派だった。クラスに1人いるかいないか、という比率。
今は逆に半数近くの子が、袴着用で式典へ出席するとの話。

嘘だろう。と思いましたが。
実際、卒業式当日は袴姿のお嬢さん達の姿をたくさん見かけました。
へー。大学とか専門学校の卒業式ならともかく、小学校でこれですか。

私が時代遅れなのかな。思わず考えてしまった。
ウチの娘の時は、AKB全盛期という事もあり、皆あの手のスーツで出席してた。
それだって「えーなんでイチイチ買い揃えなくちゃいけないの」と思ったほど。

でも周りの子が皆買うというならしょうがない。スーツを購入しました。
当日は、右を見ても左を見ても、同じような恰好の女の子ばかりだった。
それなのに着たのは、ピアノの発表会とこの卒業式だけ。

その後は、知り合いにお下がりで差し上げてしまいました。
私の時は、進学する中学の制服を着て卒業式に出たんだけどな。
地域や時代によって、かなり違うんですね。

こういうのって、欲を出したらキリがない。
どんどんどんどんエスカレートしていってしまうんじゃないの。
終いには、仮装大会のようになってしまうんじゃなかろうか。

私自身は、この辺は無頓着なのでいつも同じようなスーツで出席。
自分の為に、わざわざ購入する事はない。主役は子供だしね。
失礼がない、浮かない程度の無難な服装でいいかなという感じ。

それでなくとも、進学時は制服だジャージだ教材費だの出費が多い。
公立なのに、なんでこんなにお金かかるんだ。と思った記憶がある。
ウチは子供の教育費だけで精一杯。自分の事は後回し。

でも周りのママさんを見ると、皆さんちゃんとスーツや着物を新調してる。
えらいなあ。というか、すごいなあ。どっからそんなお金が出てくるんだ。
きらびやかなママさん達を見ながら、そんな事を考える私なのです。

出来事 | 10:15:00 | トラックバック(0) | コメント(0)
テレビ体操を始める
私ではなく、ダンナの話です。

何を思ったのか、それはある日突然始まりました。
朝6時25分から流れるNHKのテレビ体操に合わせ、自分も体操するのです。
普段、運動する習慣がない私達夫婦。

私も一緒にやりたい所ですが、なんせ朝のこの時間は戦場。
2人分のお弁当作りに忙しく、のんびり体操などしてる時間はない。
それでもたまに、手がすいた時は一緒に体操をしてます。

3分ほどの体操とはいえ、真面目にこなすとうっすら汗が出てくる。
このテレビ体操、日替わりで第一と第二が交互にやってきます。
ただ、木曜日だけは第一と第二の二つの体操をやらなければいけない。

これが結構キツイ。子供の頃はなんて事ない動きだった。
なのにこの年で真面目にやると、体のあちこちにガタが来てる事を実感します。
体を後ろに反らしたり、大きくひねると体がピキピキ鳴ってしまう。

今の私は冬という事もあり、ほぼひきこもり状態。
仕事はずっと座りっぱなしだし、手抜き家事なので運動量も少ない。
携帯の歩数計を見ても、1日5000歩いくかいかないか。

それでも子供が小さい時は、自転車に乗ってあちこち遠くまで行っていた。
一緒に遊んだりもしてたので、結構な運動量だった。
でもここ数年はさっぱり。筋力も柔軟性も年々衰えてくのがわかる。

昔はもっと柔軟性があった。180度開脚なんて簡単に出来たんだけどな。
体を動かさないせいか、年々固くなってきてる。やばい。
柔軟性がないと、ケガしやすいって言うよね。筋肉もつけた方がいいって聞く。

そう思い、お風呂上がりにストレッチなどやってみる。
けどこれが、中々続かない。毎日やらないとダメだよね。
なのについつい忘れちゃう。習慣にしてしまえばいいのはわかる。けど駄目。

ダンナのテレビ体操。どうせ続かないよな。すぐやめるだろう。
と、思ってましたがかれこれ1ヶ月以上続いてます。

当初はジムに通いたいと考えていたダンナ。
でも、1人じゃ嫌だ。通うなら私も一緒にどうだ、と言ってきた。
別に通うのはかまわない。でもジムは結構会費が高い。

色々調べた結果、私達2人が通える時間帯だと月に2万近くもかかる事がわかった。
毎月2万は少なくない。だったら、その2万は美味しい物を食べる方に使った方がいい。
ダンナは、そう考えたようでジム契約は見送りました。

でも、何か体にいい事をしたい。ちょっとした運動をしたい。
そこで、テレビ体操の出番だったという訳です。

運動もいいけど、食べる量を減らす方が体の為にはいいんじゃないの。
私はそう思いますが、ダンナの考えは違う。
「いっぱい食べて、いっぱい動けばいいんだ」

どう見ても、食べる>動くだけど。まあいいか。何もしないよりは・・ね。

ダンナのこと | 09:59:52 | トラックバック(0) | コメント(4)
進研模試&駿台模試
昨日、娘が1月に受けた駿台模試の結果を持ち帰って来ました。

これまで進研模試はまあまあの出来だった娘。結果はこちら。

IMG_20170324_071717.jpg

しかし。駿台模試はなんといっても母集団が違う。
こちらに関しては正直、全く期待はしてなかった。
娘の学力から測ると、せいぜい合格率30%くらいだろうな。そう思ってました。

結果を見ると、国語英語はそこそこ取れてる。こちら

IMG_20170323_182512.jpg

けどやっぱり数学が鬼門。校内順位はビリに近い成績だった。
高校受験同様、大学受験でも数学に足を引っ張られそうな予感。

案の定、志望校はC判定というかなりキツイ結果となりました。

駿台

ただ地元の偏差値50の中堅大学は、A判定をもらえたのが救いと言えば救い。
でもまだ高1の時点での判定だから、全くアテにならない。

まあこんなもんでしょう。と私は大してがっかりもしなかった。
でも娘はずっと仏頂面。ひたすら悔しい悔しいを連発してた。
余りにもお通夜のような顔をしていたので、ダンナから

「うっとうしい!いちいち暗くなるな!俺達を巻き込むな!!」
と渇を入れられておりました。はい。おっしゃる通り。
今から模試ごときでうだうだされたら、こっちも気が滅入ってしまう。

娘の志望校は、学部によるけど大体60~62前後の偏差値。
なまじ進研模試の結果が良かったので調子に乗ってたようです。
甘いなあ。簡単に入れないから、難関大学なんだよ。

娘が志望する大学を合格した、という人の話を聞いてそう感じた。
その人は進学校で、部活にも入らず毎日勉強漬けの日々だった。
高校時代、勉強した事以外ほとんど記憶がない。とまで言っていた。

だろうなあ。それ位しないと現役合格は難しいって事だよね。
高校受験は地区大会。大学受験は全国大会。
高校受験のような甘い気持ちで挑んだら、痛い目を見るのは明らか。

娘 「大学受験って、高校の時みたいに追い込みきくかな」
私 「自分で勉強しててどう思うのよ。3年の夏からの追い込みだけでいけそう?」
娘 「・・・・無理だわ。量が多すぎ」

どんな進学校でも公立高校へ進んだ時点でかなり後れを取ってる。
超難関・難関大学の合格者の内訳を見るとそう思う。
およそ6~7割は、中高一貫校出身の子達で占有してる。

ライバルは現役生だけじゃない。浪人生だっている。
しかも、再来年以降は、入試制度が大きく変わってしまう。

新制度になる前に、何が何でも合格したい現役・浪人生達との戦いにもなる。
実際、娘の友達でも部活を捨て勉強へシフトし始めた子が出てきた。
当初は塾に行かないと言ってた娘もさすがに考え始めた様子。

娘 「3年になったら、予備校に通おうかな」
娘の通う学校は一応進学校なので
「塾や予備校に通わなくても、学校の授業だけで現役合格を目指せます」

とは言うものの。その学校の授業でさえ、やっとついていってる娘。
学校では真面目に勉強してるようだけど、家ではスマホをいじってる時間が多い。
この辺の意識がまだまだなんだよなあ。

塾や予備校はあくまでツール。最後はどれだけ自学できるかにかかってる。
まあ。私の高校時代と比較すると、かなり真面目に勉強してるので何も言いません。
ただ「第一志望校合格」には、まだまだ道のりが遠いのは確かです。

ムスメのこと | 08:14:36 | トラックバック(0) | コメント(2)
新しいお仲間決定
昨日、最後のお1人が面接にいらっしゃいました。

結論からいうと、採用に至りました。
30代既婚女性。まだ4才のお子さんがいる方。4月1日から出社するそうです。
面接時、私は不在だったのでお顔は拝見してません。

けど、姿を見た周りの方達の感想は、このような感じ。
「落ち着いた、いい感じの人だったよ」
「お子さん小さいから、突然休むかもって心配してた」

子供が小さいとその辺りが懸念材料だよね。
私もそうだった。預け始めた当初は、休んでばかりでくじけそうになった。
でもウチの会社は、突発的な休みにとても寛容。

「明日、用事で来たんで休みます」とか
「(気分が乗らないから)今日はもう帰る」←やる事やってれば許されるんです(^_^;)
という感じでパート・正社員に関わらず、自由気ままに休める空気がある。

同僚のパートさんには、未就学のお子さん持ちの方も多いです。
お子さんの体調不良で、当日欠勤になるケースもよくある。
けど、余裕を持った人員配置をしてるので業務に支障はない。

ギリギリの人数で回してる会社だとこうはいかない。
正社員の有給消化率は100%。こんな会社はここが初めて(私は)

公休と有給を組み合わせて、2週間近く休む強者もいる。
それに対し誰も文句も言わない。きちんとフォローもする。
いいなあ。公休も消化できないうちのダンナの会社とは大違いだ。

ちなみに、ウチの会社は新卒を一切採ってません。皆、中途採用。
故に、平均年齢は結構高いです。私の部署など40代の人ばかり。
新卒者を入れ、ビジネスマナーや社会人としての教育を一から行う風土が無い会社です。

ただ、全体的に緩い雰囲気の会社なので、まったり働きたい人にとっては天国。
逆に「スキルを磨きたい」「働きがいを見出したい」
という意識高い系や、若い人には物足りないのかもしれない。

最低賃金ギリギリの給料だけど、10年20年級のパートさんもいる。
パートが辞める理由は、大体がご主人の転勤でやむなくという人が多い。
私の前任者も、郊外に家を購入して通勤しづらくなるのが退職理由だった。

購入した家は会社からかなり遠い場所。
通勤出来ない事はない。でも、片道1時間以上かかる。往復2時間。
正社員ならともかく、パートでこれはちょっと考えてしまう。時間が勿体ない。

前任者「とても居心地良かったんだけどね~。次、いいとこ見つかるかな」
そう言い、6年勤めたこの会社を退職していった。
確かに。この会社の空気に慣れてしまうと、余所へ行った時に辛そうだよな。

そう。居心地は最高なんだ。もうちょっと仕事さえあればね。
いや。ヒマな時と忙しい時の差が激しすぎるんだよね~。
もうちょっと案件を均等にできないものなんだろうか。

仕事のこと | 09:00:57 | トラックバック(0) | コメント(2)
アンマッチな応募者
現在、新しいパートさんを絶賛募集中の我が営業部。
少ない応募ながらも、チラホラ2名ほど面接にお見えになりました。

ただ。残念ながらスキルが合わず、見送る方達ばかりです。
それほど難しい事は要求していない。PC操作と電話応対ができればOK。
PCに関しては、ベタ打ちはNGですがワードは使えなくてもいい。

エクセルだけ使えればいい。レベルとしては初級程度。
簡単なリスト形式のものが作成できるのが理想。
グラフやテーブルは必要ない。マクロ組むとか、難しい関数を使う事もない。

面接後、PCテストを行い最終的な判断を下します。
ちなみに、テストはこのような感じです。
まっさらな状態から、これを15分以内に作成する。

無題

多分、事務職の経験がある人には、なんて事ない。
けどこれが、応募者の考えるレベルとかなり剥離する場合が多い。

1人目は、エクセル自体を操作した事がないというのでそのままお引き取り頂き。
2人目は、いざPCを目の前にすると硬直してしまった。

聞くと「エクセルはフォーマット入力だけしか出来ない」との事。
一から書類作成の経験はないという事。
そうですか。でも、打ち込みだけは出来るはず。

数式入れたり、フォント変えたり、罫線が引けないにしても。
文字入力はできるよね。と思うのですが。応募者さんは全く手をつけず、しかも

「車に子供(幼稚園児)を置いてきたままなので、もう帰ります」
と言い帰ってしまった。これには一同唖然としてしまった。

短時間とはいえ、子供だけを車に置いてくるなんてありえない。
それとも子供は口実で本当は、全く操作ができなかったのか?
こうなると、応募してきた人の考えがよくわからない。

時間内に、全部は出来ないかもしれない。
でも、出来る所までやってみようとは思わないのか。
それとも全く出来ないけど、なんとかなると思って応募したのか。

テストが全部出来なくても、採用されるケースだってある。
出来なくても、頑張ろうとする「姿勢」だって同時に見られてる。

今は自宅にPCを置いてるご家庭が多い。
買った時点で、オフィスソフトも普通に入ってる。
ならばちょっと勉強すれば、これ位はすぐ覚える事ができると思うのだけど。

実際、学校のPTA役員で一緒だった、専業主婦のママさん達。
仕事で使った事はなくても、オフィスソフトを使いこなせる人は多かった。
私もPC教室には通わずネットから色々拾って勉強してきた。

折角、面接までこぎつけたのに勿体ないな。
面接官だって人間。例え完璧じゃなくても、ほとんど出来なかったとしても
「なんとかしよう」という姿を見て、採用に至るケースだってあるのに。

それとも、そうまでして働きたいと思わせる雰囲気がウチの会社になかったのか。
チャレンジせず、そのまま帰る後ろ姿を見てそう思いました。

明日は、違う方が1人面接にお見えになります。
果たしてこの方が、一緒に働く仲間となるのか。




仕事のこと | 08:34:04 | トラックバック(0) | コメント(4)
門限の攻防
私に門限があるように、娘にも門限が存在します。

小学生時代は17時。けどいかんせん小学生。
心のどこかで「ちょっとくらい遅くなってもいいや」と考えていたふしがある。
夢中で遊び呆け、18時近くに帰ってきた事が1度だけあった。

この時は、ダンナが黙って玄関の鍵を閉めた。
帰ってきた娘、もちろん家には入れない。
娘は「ごめんなさい。これからちゃんと門限守ります」と、泣きながら猛反省。

これに懲り、以後門限をきっちり守るようになりました。
そして中学生になった。部活だ塾だと忙しくなるこの年代。

さすがにダンナも、部活や塾で17時を過ぎるのは何も言いませんでした。
けど休日、遊びに行った際の帰宅時間は、相も変わらず17時。

17時門限。という事は、16時過ぎには帰る準備をしなくてはいけない。
もうちょっと遊びたい。そこで、門限の延長をダンナに交渉します。
当然の事ながら、最初ダンナはNOを突き付けます。

が。何を思ったのか、ここでひとつ提案を出してきました。
ダンナ「じゃ、模試で300番以内に入ったら、門限30分伸ばしていいよ」

最初聞いた時、それは無理だろう。と思いました。
当時娘の成績は、5000人中1000番台。不可能ではないにしても、かなり厳しい。
しかもそれだけ頑張って、たった30分しか延長してくれないのか。

でも娘はこの提案をのみました。
動機はかなり不純だったけど、その後は門限延長の為に勉強を頑張った。
そして、中学2年春の模試で200番台に滑り込む事ができた。

本人、この成績よりも門限延長の方を喜びました。
娘 「やったあ!!これで17時近くまで遊ぶ事ができる」
ただ手放しでは喜べない。

ダンナ「余りにも成績が落ちてきたら、門限戻すからな」
その後も、娘は頑張り続けなんとか17時半の門限を死守します。
お友達からは「お父さんって、厳しいんだね~」と言われたそう。

確かに厳しいかも。ただ、私も娘が産まれて以降は門限を忠実に守ってきた。
そんな私を見て「パパは、夜遅くまで遊ぶのが嫌いなんだ」
と暗黙のルールを察した。中学時代はこの17時半の門限を守ってきました。

そして高校生になった今。
交遊範囲が格段に広がり、17時半の門限なんてとてもとても守れない。
部活の打ち上げ。クラスの打ち上げ。付き合いが色々出てくる。

打ち上げなので、帰宅時間は夜8時9時になる。
どうするのかな。と思って見てましたが、そこは許しを出していました。
その都度、事前にお伺いをたてれば門限を過ぎても大丈夫になった。

いいな。条件付きとはいえ、すごい前進だよ。
それにひきかえ私は進歩なし。釈然としないけど仕方ない。

この門限問題については、突き詰めていくと
「別れる・別れない」や「仕事辞める辞めない」まで話が発展してしまう。
私としては、とりあえず今この生活を乱すつもりはない。

よって高校生の娘より、厳しい門限に甘んじる事となるのです。はあ┐(´-`)┌

ムスメのこと | 08:58:54 | トラックバック(0) | コメント(4)
私の門限
いい歳(47才)した私ですが、実は門限が存在します。
時間はハッキリ決まってません。でもダンナより遅い帰宅は基本NG。
これは、結婚当初からずっとそうです。

友人や会社の人にこの事を言うと非常に驚かれます。
そりゃそうだ。若い娘さんや子供ならともかく。
いい年したオバさんになっても、門限があるなんて聞いた事がない。

仕事で遅くなるのは、渋々ながらも許されます。
実際、T社で→忙しい生活を送ってた時は帰宅時間がダンナより遅かった。
ただ、仕事でもやはり良い顔はされませんでした。

絶対ダメなのはお酒の席。飲み会と名のつくものは一切お許しが出ない。
これまで、歓送迎会も忘年会も新年会も、全て欠席を貫き通してきました。

それでもまあ、娘が産まれるまでは隠れて行ってました(笑)
けどそういう時に限って、向こうは早く帰って来たりする。
一度、会社の同僚とカラオケへ行って夜9時過ぎに帰宅した時の事。

私が帰宅した時点で、もう駐車場にダンナの車が停まってた。
ヤバイ。いつもは遅いくせになんで今日は早く帰ってきてるんだ。
そう思い、家に入ると中は真っ暗。

もう寝たのかな。と電気をつけてびっくり。
ダンナはリビングの椅子に黙って座ってた。勿論起きてる。
そして不機嫌MAX、かなりお怒りモード。まるで銅像のようで怖かった(゚д゚)

この後は、修羅場とはまではいかないものの。
ダンナのご機嫌が治るまで、ひたすら謝り続ける私。

やめときゃいいのものを私も懲りずに何度も門限破りをしてしまう。
その度に、ダンナとバトルを繰り広げてきました。
一番驚いたのは、結婚して間もなくの頃。

会社の同僚の女子と、仕事が終わってからマックでダベった時の事。
当時はまだ携帯が普及していなかった。
私も「ちょっと遅くなるよ」とダンナへ連絡を入れない。
これがそもそもの間違いだった。

話に夢中になり、気がつくと夜8時を過ぎてしまっていた。
慌てて家へ帰ると、仁王立ちしたダンナがお出迎え。
その時も滅法怒られました。しかも。

ダンナ「心配で会社に電話したら、とっくに帰ってるって言われたよ」
私 「え。会社に連絡したの?まじで?」
ダンナ「連絡くらい入れろよ。どこほっつき歩いてたんだ」

案の定、翌日出社してすぐ、上司に言われました。
「まどりんさん。昨日、ダンナさんからまだ帰ってこないって電話あったよ。何やってたの?」

顔から火が出るほど恥ずかしかった。
遅いといっても、夜8時なんてまだまだ宵の口じゃない。
子供じゃないんだからさ。もうちょっと信用してくれよ。

娘が産まれるまで、こんな事が何度か繰り返されてきました。
未だに何故、ダンナがここまでうるさいのか理由がわかりません。
けどとにかく「お酒の席はダメ」「夜遅い帰宅はダメ」という決まりは変わらない。

ちなみに、ダンナは会社の飲み会も友達と遊びにも行きます。
朝帰りする事だってある。なのに私はダメ。

ダンナの言ってる事は理不尽。理屈ではいくらでも論破できる。
でもこの門限に関してだけは、理屈が通用しません。
最近は私も、諦めの境地にはいってきた。

人間話しあえばわかりあえるって嘘だよなあ。
どんなに話しても平行線という現象は、存在するんだな~。
私の門限が無くなるのは一体いつになるんだろう。一生無理なのかな(´・_・`)



出来事 | 09:46:55 | トラックバック(0) | コメント(0)
そんな事聞かれても
今回は、会社にかかってきた応募電話のお話です。

名乗らぬ応募者 ややっぱ若い子はいいなあ
のような応募の電話ばかりではありません。

たまに「は?」と思うような事を言ってくる応募者さんもいます。
T社での出来事です。その方は50代主婦の方でした。
冒頭は普通に受け付け、面接会場の案内をした時の事。

応募者A「すいません。私、その会場の場所って行った事ないんですけど」
私  「左様でございますか。地図はお持ちではないですか?」
応募者A「持ってすますけど……方向オンチなので迷っちゃいそうです」

そんな事言われても困る。
こちらはちゃんと、会場の住所と電話番号と建物名まで教えてる。
あとは自分で調べるなり、下見するなりしてくれよ。

応募者A「近くに目印になる建物とかないんですか?」

えーと。そこまで案内しなくちゃいけないですか。
今ここで聞くより、家族に聞くとか
現地でその辺の人をつかまえて聞いた方がいいんじゃないの。

でもこれはまだいい。
中には、シフトや採用の有無まで確認しようとする強者までいる。

応募者B、30代主婦Bさんの場合。

応募者B「私、子供が小さいので夜と土日は仕事できないんですけど」
私  「左様でございますか。ではその旨を面接でお話下さい」
応募者B「…やっぱり、土日休む人は採用されないですよね」

わかりません。あたしゃ面接官じゃないんだから。
ここで心配しても始まらない話だよね。
でも普通に考えたら「何時でも何曜日でも大丈夫です」
っていう人の方が好まれる。絶対じゃないけど。

応募者C、20代男性に至っては。

応募者C「自分、できるだけたくさん働きたいんです」
私 「左様でございますか。ご希望のシフトなどは面接でお伝え下さい」
応募者C「時給が高い、夜のシフト中心に入りたいんですけど大丈夫ですか」
私 「申し訳ありません。私ではわかりかねますので、面接でお伝え下さい」
応募者C「できれば、夜10時から朝まで仕事したいんです」

だから。面接で伝えろって言ったじゃん。日本語の通じないヤツだな。
受付の人間と、採用担当を混同してる人間の多い事。
残念ながら、私に権限は一切ございません。

でも、電話での印象は◎・○・△・×で記録に残す事になっている。
さすがに×は滅多に、というか見た事ない。自分もつけた事ない。

ちなみに私は◎か○しかつけませんでした。
他の応対する皆さんも大体そんな感じ。だってね。
面接官が先入観を持ってしまって、不採用になったら後味悪いもんね(。-_-。)

仕事のこと | 15:03:14 | トラックバック(0) | コメント(0)
電話応対は嫌ですか
決して忙しくはない今の会社。でしたが。
年明けすぐに、ちょっとした動きがありました。

急な案件ですが、かなり大口の契約が取れたらしいのです。
それに伴い、設備投資して増員もするとの事。
内勤だけで4人も新しい人が入る。営業1人、営業事務1人、管理事務2人。

私が所属してる営業部も、パートの募集を始めました。
募集要項はこんな感じです。

【内容】 データ入力・電話応対、付随する事務作業
【資格】 高卒以上、パソコン(ワード・エクセル)操作できる人、ブランクOK
【条件】 平日一日5時間(9時~15時)土日祝日休み。交通費全額支給。

月給だと7~8万。年収だと100万いくかいかないか。
小さいお子さんがいるママさん、扶養内で働きたい人にぴったりの条件。
と思うのですが。募集開始から2ヶ月経っても、中々応募者が来ない。

なんでだろう。私だったら、一も二もなく飛び付く条件なのに。
そう思いますが、他人様にとっては違うようです。社員さんに言わせると

「多分、電話応対ありっていうのがダメなんだと思う」

との事です。そんな難しい電話来ないんだけどな。
営業に取り次ぐ。セールスの対応。あとは応募者の対応。これ位です。
わからない時は保留にして聞くか、折り返せばいいだけの話。
そんなに嫌なものなんだろうか。嫌なのかもな。

実際、同時募集をかけた管理部には、ワンサカ応募者が来た。
募集要項は全く同じ。違いは「電話応対」がないだけ。
それだけの違いなのに、20人以上も履歴書が郵送されてきた。

管理部は、一日中PCとにらめっこしてひたすらデータを打ち込む仕事。
間違いは許されない、集中を要する業務です。
なので、業務が中断される受電対応はほとんどしません。

私はどちらかというと、ミスが絶対許されない業務は敬遠したい。
でもそうは考えない人の方が多いのか。

勿体ないなあ。管理部と同じように営業部だって、とても働きやすい。
遅刻早退はおろか、休みだって自由に取れる。
仕事だって厳しくない。ヒマな時の方が多い。

というか、人を増やす必用あるのかな。
いくら大口契約とはいえ、上手く工程組めば、増員しなくてもいけそう。
なんか、人が増えたら今以上にヒマになりそうな予感がする。

新人を入れるので、ユキさんは私の横からお引っ越しする事になりました。
彼女の移動先は隣が課長と次長・前が部長という罰ゲーム的な席。
さすがにちょっと可哀想だな、と思いました。

しかし席替えの前、部長様が
「移動するなら、ユキを俺の近くの席に連れてこい」
と仰せになった為、そのような配置になりました。

彼女が苦手だった私は、この席替えの話を聞いた時
「ラッキー!」と、心の中で喜んでしまった(。-_-。)
最近、ユキさんとのやりとりを苦痛に感じてきてた。そんな矢先のこの移動。

相性が合わない人間との会話って、やっぱしんどい。
修行が足りないなあ。とは思うものの、合わないものは合わない。
けど、これからはそんな疲れる生活から解放される。単純に嬉しい。

新しい人はどんな人が来るんだろう。
あんまりベラベラ喋る人じゃない方が、好きなんだけど。でもまあ。
最後はハナさんが選ぶから、きっと変な人は入社してはこないはず。

とりあえず来週、少ない応募の中から書類通過した1人が面接に来るそうです。
もし決まれば、最短で4月1日から勤務との事。
今からどきどきしてます( /ω)

仕事のこと | 17:22:11 | トラックバック(0) | コメント(0)
ディスってる?
前回の続きです。

その日は休みの人が多く、営業部は私・ユキさん・ハナさんの3人だけでした。

突然ハナさんが、私の隣へ来て雑談を始めます。
最初は普通に、仕事の話をしていたのですが。
どういう話の流れからか、いつの間にか私の採用時の話になった。

私がこの会社に入ったのは1年ほど前。45才の時。
事務職は競争が激しいので、完全にダメ元で応募しました。
でも募集の時期は丁度お盆。応募者が少ない事もあり、なんとか採用された。

私 「年齢も年齢なんで、不採用だって諦めてたんですよ」
ハナさん「えーなんで?即決で決まったよ」
私 「きっと、タイミングが良かったんです。ラッキーでした」

などと話していくうちに、今度は採用基準の話になった。

ハナさん「うちって、書類は男性社員が選考するんだけどね」
私 「ハナさんは、ノータッチですか?」
ハナさん「書類はね。私はスキルチェックと、その時の様子で判断するけどね」

確かに。思い起こせば、私の時もそうだった。
PCテスト時、ずっと後ろで操作を見てた。その後は玄関まで見送りついでに色々雑談。
この時の雰囲気も、結構重要なポイントになってるようだった。

ハナさん「男の人が選ぶ基準ってちょっとなあ、って感じの人もいるから」
私 「あ~確かに。なんでなんですかね」
ハナさん「私がいいと思う人と、男性社員がいいと思う人って中々一致しないんだよね」

なにやら怪しい流れになってきた。

ハナさん「一緒に仕事するのは私達だから、選ばせてくれればいいのに」
私 「そうですよね」
ハナさん「だってね。電話応対できない、PC操作のできない人を選ばれても、ちょっとね」

話しながら思った。ひょっとして。これは遠まわしにユキさんの事を言ってる?
彼女は、文字入力こそできるけど、オフィスソフトは使えなかった。
入社時は部長が傍について色々教えていた。

それと、電話応対は営業部女性の担当。日に何十本という電話を受ける。
けれどもユキさんは、電話応対は未経験だった。
そしてこれだけは、どんなにヒマでも自分からやりたいとは言ってこない。
ハナさんも敢えてお願いはしない、教えもしない。

ハナさん「男の人だけで選ばれると本当に困るのよね」
私 「女性とは、選ぶ視点が違うんでしょうね」
ハナさん「そうそう。男の人だけだとちょっとなあ、って人でも通しちゃうからね」

うーん。やっぱりユキさんの事を言ってるような気がする。
彼女は事前に何の打診もなく、部長のコネだけで入社してきた。
忙しいならともかく、暇なのでやってもらいたい仕事もない。

雑談をしてると、いつもはニコニコと輪の中へ入ってくるユキさん。
でもこの時だけは、黙ったままずっとディスプレイを見つめていた。

私は複雑な気分のまま、その日は仕事を終えました。

仕事のこと | 09:15:03 | トラックバック(0) | コメント(0)
関所フリーパス
前回の続きです。

二度の声かけを完全無視するハナさん。
それでもユキさんは、動じる事なく何度も話しかけてきます。

「私もやりたいです。教えて下さい」
「今、手開いてるのでお手伝いできます」
「楽しそう~。やってみたい」

それでもハナさん、聞こえないかのように「私だけ」に仕事の指示を出す。
さすがにこの段階で、隣の部署の課長がハナさんへ言います。

課長「なんか、やりたいって言ってるよ。教えてあげれば」
ハナさん「・・わかりました。じゃあユキさんにもお願いします」

ハナさんがそう言った瞬間。
書類や封筒一式を自分のデスクへ運び、作業を始めようとするユキさん。
するとハナさん、キツイ口調で止めに入りました。

ハナさん「適当にやらないで。ちゃんと数を数えてセットしなくちゃいけないから」

思いのほか、冷たい物言いで驚きました。
ハナさんの名誉の為に付け加えると、彼女は決してキツイ女性ではありません。
むしろ、面倒見よくとても気を使う。ミスしても厳しく言われた事などなかった。

このやりとりを見てハッキリわかりました。
ハナさんは、ユキさんを快くは思っていない。と。

これまでもなんとなく「あれ?」と感じる事はありました。
新人の面倒見のいいハナさんが、なぜかユキさんだけは放置。
ヒマそうにしてても、特に仕事を振り分ける事もないし、教える事もない。

多分、通常ルートとは違う入社の仕方だからかな。と思いました。
営業部へ新しく女性社員・パートの人が入ってくる時の流れはこんな感じ。
募集をかける。書類で絞り込む。その後男性社員が面接をする。

最後はPCのスキルテスト。その時ハナさんが応募者をチェックする。
スキルが問題なく、今いる人間と上手くやっていけると判断したらGOサインを出す。
ぶっちゃけ、最後はハナさんの意向がかなり反映される。

男性社員がOKでも、ハナさんが難色を示して不採用になった人もいた。
けど、ユキさんはそのハナさんという関所を通過せず入社してきた。
もし普通に応募してきてたら、ハナさんはどう判断を下していたのか。

それにしても。
無視されても、平気で何度もアプローチしてくるユキさんはすごい。
それか、無視されてると気がつかなかったのか。

良く言えば無邪気で天然。悪く言えば図太い。
こう言っちゃなんだけど、彼女は観察力がない。故に状況判断が下手。
気質なのかまだ若いからなのか。それとも両方なのか。

そして、何度話しかけられてもスルーし続けたハナさん。
その後の、ぶっきらぼうな態度。
何か思うところがあるんだろうけど、聞くわけにもいかない。

そして。これから何日か経ったある日の事。
ちょっとした出来事がありました。

続きます。


仕事のこと | 08:24:50 | トラックバック(0) | コメント(0)
華麗に無視
前回の続きです。

なんとなく「ちょっと苦手かも」と思いつつも、それほど関わる事がなかったユキさん。
入社時は繁忙期という事もあり、月の半分は外勤をしていた。

けど、ウチの会社は、12月から3月にかけてすっごくヒマになる。
11月の終わりにもなると、外勤(現場)の仕事がぱたっと無くなった。
必然的にユキさんは内勤業務になる。

しかし、内勤だってそれほど忙しくはない。むしろヒマなくらい。
案の定、ユキさんはする事がなく、これまで以上に時間を持て余していた。
どうするのかな。この状態が春まで続くのかな。

そう思っていたら、事態が急変します。
今迄、席が決まっておらず、あちこち転々としてたユキさん。
それが12月から、私の隣の席へ来ると決まったのです。

聞いた瞬間「えー面倒くさいな」というのが率直な感想だった。
ユキさんは悪い子じゃない。明るいし屈託がない。
けど、あのスーツの1件のやりとりを見て思った。多分、私とは気質的に合わないと

合わないのは構わない。そんな人は他にもたくさんいる。
問題なのは、このヒマさ加減。仕事するより、雑談してる方が多いこの時期。
しかもユキさんはとてもお喋り好き。隣に来たら、嫌でも相手をしなくちゃいけない。

でもまあ、ユキさんは娘ほど年下の子。
仲良くも悪くもせず、ほどほどにやってけばいいか。
そう思いつつも、隣同士の生活がスタートします。

最初は普通に接していました。雑談もしていた。
私も死ぬほど忙しい訳ではないので、時間がある時は相手になる。

席が隣になって確信しました。ユキさんは本当にする事がない。
下手すると一日8時間、ずっと手持ち無沙汰にしてる。
そして、そんな日の方が圧倒的に多い。

多分一日がとても長く感じてるに違いない。苦痛だろうな。
だから、お喋りで時間を潰す。そうしたくなる気持ちは分かる。

同じ所属でも、ユキさんは私達と同じシステムを使える権限を持ってない。
理由はわからない。所属は一緒でもやる仕事が全然違う。
なので、私の仕事の手伝いをお願いする事もできない。

そんな日々が続いたある日の事です。
夕方3時回った頃に、社員のハナさんが私へ仕事を頼みに来ました。

ハナさん「まどりんさん。今手開いてる?」
私 「バッチコイ(古いなあ)です。何かお手伝いしますか」
ハナさん「うん。来週のセミナーの書類の封詰めお願いしたいの」

仕事は簡単。書類を数枚三つ折りにして、封筒へ入れてくだけ。
ハナさんが同封する書類の説明をしようとしたその時。
横でこのやりとりを聞いていたユキさんが、会話へ入ってきます。

ユキさん「へえー。楽しそうですね。私もやりたい」
と、私達へ声をかけてきました。ハナさんが一瞬固まった。

封詰めの量は結構ある。簡単な仕事だからユキさんにも出来る。
どうするのかな。一緒にやった方がいいのかな。そう思っていたら。

ハナさん「書類はね、全部で6枚あって順番はこれ。見本渡すね」
聞こえたはずなのに、完全無視。そのまま私だけに説明を始めた。
ここでもう一回、ユキさんが声をかけてきます。

ユキさん「私もそれ、やってみたいです。楽しそうですね」
しかし。驚く事にハナさんはこの二度目の言葉もスルー。
この時点で私はかなりヒヤヒヤ。

どういう事だこれ。いや、私はどうすればいいんだ。
ユキさんは明らかに、私達へ話しかけてる。
でもハナさんはその言葉を黙殺。

ヒマでしょうがないから、仕事があれば自分もやりたい。
そんな気持ちがひしひしと伝わってきた。
でもハナさんは華麗にスルー。ユキさんの方を見ようともしない。

続きます。






仕事のこと | 09:05:52 | トラックバック(0) | コメント(0)
私が考えすぎなのか
前回の続きです。

ウチの会社は現場の社員は制服着用、内勤の人間は私服勤務です。
スーツ着用とまではいかない。けど、ドレスコードはちゃんとある。
一般的なオフィスカジュアルという感じ。勿論ジーンズはNG。

繁忙期には、内勤者も現場へ受付のお手伝いに行きます。
現場はお客さんと接するので、男性も女性もみなスーツ着用。

しかし、ユキさんはスーツを1着も持っていなかった。
受付に行く時も内勤の時も、学生のようなラフな服装。
ジャケットすら持っていない。ちょっと驚いてしまった。

これまで、そういったものを必要としない仕事だったのか。
就職・転職活動をした事がないのか。
いかんせん経歴が不明なので、どんな仕事をしてきたのかわからない。

11月の終わり頃、会社の総会があった時の事です。
各営業所の全社員、お偉いさん達が集まる会合。
言われなくても、暗黙の了解でみなスーツ着用で出席する。しかしユキさんは。

ユキさん「私、スーツって持ってないんです。やっぱり着た方がいいですか」
社員「あ~そういう決まりじゃないけど、みんなカチッと決めてくるよ」
ユキさん「スーツって高いですよね。私今、給料日前でお金なくて・・・どうしよう」

この言葉を聞いて、社員さんが一瞬固まった。
私も横でこのやりとりを聞いて「へー」と思った。
これを言ってきたのは、総会前日。総会の日時は大分前から決まってた。

着てく服がなくても、あらかじめ用意する時間はたっぷりあったはず。
それをなぜ、直前になってこんな事を言い出してきたのか。
返答に困る事聞くなあ。どうしようって言われても、こっちがどうしようだよ。

社員「そっかあ。でもピンキリだよ。安いのだったら1万くらいであるんじゃないかな」
ユキさん「1万ですか。でもやっぱりキツいなあ。買った方がいいですかね~」
社員「ジャケットとか、フォーマルっぽいワンピとかないの?」
ユキさん「あ~・・持ってないかも・・持ってないです。どうしよう」

職種的にも、1着は持ってた方が便利だと思う。
けどまあ、スーツじゃなくてもいい。ジャケットでコーデしたっていい。
でもお金が無くて買えないと言ってくる。
そういう人に「必要だから買った方がいいよ」とは言いづらい。ただそれとは別に。

これまで受付してきて、何も感じなかったのかな。
周りの社員さん達は、みなビシッとスーツで決めてくる。
取引先によっては、スーツで来訪するお客さんだっている。

お客さんがきちんとしてるのに、こちらはカジュアル。
それを失礼とは考えないのかな。
しかも誰もアドバイスしない。いや、できないのか。なんせ部長の紹介だから。

周りの状況を見て何も思わないのか。
それともまだ若いから、その辺りの事はわからないのか。

社員さんも返答に困って最後は
「どっちでもいいんじゃない。その場にふさわしい格好だったら」
で、この場は終了。結局ユキさんはいつもの服装で出席しました。

このやりとりを見てなんとなくだけど。
この人は相談や質問してるつもりで、最初から自分の答えは用意してる。

相手の言う事に対して関心はないし、聞くつもりもない。
むしろ自分が「言ってほしい言葉」を誘導してくる。
おそらく無意識のうちに。そんな風に感じてしまった。

それと同時に「私は苦手だなあ。こういう人」と思ってしまった。
続きます。




仕事のこと | 08:56:53 | トラックバック(0) | コメント(0)
正体不明な新人
ヒマな職場 でご紹介したような感じの、現在の勤め先。
そんなウチの会社へ、半年前に新人女性が入ってきました。

この女性は、営業部長がある日突然連れてきました。
履歴書無し。面接無し。いわゆるコネというやつです。
といっても、身内なのか知人なのか。
部長とどういう繋がりなのかさっぱりわからない。

新しい人が入ると通常は
「今日から入社した◯◯さんです」
と紹介されるけど、そんなものも一切なかった。

この営業部長、ホウレンソウ(報告連絡相談)が全くできない人です。
部長なんだから、マネジメントに徹すればいいものを
しゃりしゃり現場へ出てきては、引っ掻き回す事もしばし。

けど、プレイヤーとしての資質も「なんだかなあ」と、いう感じ。
社内は勿論、社外の人との約束も平気ですっぽかす。
結構な頻度でクレームの電話を頂戴いたします。

「昨日までに見積もりくれるって言ったのに、まだ来ない」
「何回もお電話してるんですが、折り返しの連絡が来ません」
「先週までにお願いしてた報告書、まだ届かないんですけど」

いつも被害を被るのは、内勤の女性社員やパートの私達。
デスク上は書類が山積み。整理整頓能力ゼロ。
なんでこんな人が部長をやってるのか不思議です(^_^;)

そんな部長がいきなり連れてきた女性。
誰も何も聞いてないので、デスクもロッカーもタイムカードすら用意されてない。
席が無い為、最初は不在の人のデスクを転々と渡り歩いてました。

総務のお姉さん方でさえ、何も聞いていなかった。
「勤務条件とか、雇用形態とかどうなってるかわからないんです」
契約書も交わしてないと言ってた。

入社後大分経ってから、素性がぼんやりわかってきます。
名前はユキさん。25才独身女性。前職・職歴・スキル不明。
所属は私と同じ営業部のフルタイム契約社員。
ただ同じ営業部でも、業務内容は全然違う。

繁忙期に現場で受付をする。それが、ユキさんの主業務との話でした。
受付の仕事が無い時は、事務所で部長や営業の補佐をする。
とはいっても、ヒマな時の方が多いこの会社。

見てると、やる事がなく時間を持て余している感じだった。
PCのディスプレイはいつも同じ画面。特に何かしてるふうではない。
手を動かすより、隣や周りの人とお喋りしてる時間の方が多い。

当然だよな。元々、人員には余裕がある。
あえて新人を採用する必要はなかった。なんで連れてきたんだろう。
私と同所属の女性社員(ハナさんとします)も、同じように考えていたようです。

ハナさん「紹介もされないし、どんな仕事ができるかもわからないのよね」
私  「私達と同じ仕事をするようになるんですか?」
ハナさん「それもわからない。本当に何も説明ないから困るのよね」

連れて来たはいいけど、後はポンとほったらかし。
聞いてもいいのだろうけど、部長様の紹介なので下手に聞けない。
でも仕事ぶりを見てると「おや?」と思うことがしばしありました。

続きます。


仕事のこと | 07:25:49 | トラックバック(0) | コメント(0)
詐欺という仕事
架空請求の電話 を受けた時。
バイトくんらしき子の、下手くそトークを聞いて思ったのですが。

違法性がある会社・詐欺会社で仕事して、給料をもらってるような人達。
こういう方は、どうやって詐欺会社の存在を知るんでしょう。
どういうルートで、仕事を始めるまでに至るのでしょう。

闇サイトや、紹介や、メールなどで見つけるんでしょうか。
それともちゃんと専属でいるのか(その筋の人達とか)。
普通の求人情報誌や、ハローワークでは募集してないですよね。

昨年(平成28年)の、特殊詐欺の被害額は400億円を超えている。
認知してるだけでこの金額。被害に気がつかない、届けを出さない。
そんな人もいるだろうから、実際はもっと多そう。

不謹慎だけど、この被害額を「売上」と考えると。
携わってる人間の数は、決して少なくないはず。

何年か前、あるテレビで
「振り込め詐欺グループの内部へ潜入、実態を暴露」
というような内容の、ドキュメント番組が放送された。

アジトやら、騙しの手口やら、働く人達の姿など色々映してた。
その中で、私の興味を引いたのは新人教育制度。
こう言ってはなんだけど、非常に手厚かった。

下手な会社より、よっぽど面倒見が良い。
騙す為の理論から、シナリオまでを惜しみ無く与える。
先輩は、つきっきりで新人くんの演技指導まで行っていた。

先輩くん達の「演技力」もご立派だった。
棒読みせず感情を込める。まるで役者のよう。
新人くんも、最初は大根役者だけど次第に、上手くなってくる。

よくやるよなあ。このエネルギーを普通の仕事に回せばいいのに。
普通の営業活動(テレアポ)と振り込め詐欺。
似てるけど、決定的に大きく違う点がひとつある。

悪事なので発覚すると逮捕に繋がる。ミスると警察に捕まる。
ミスらなくても、長く続けるうち必ず捕まる日がやって来る。

だからこそ、みんなボロを出さないよう練習を重ねる。
命懸け、とまではいかなくても、皆ものすごい集中力で取り組む。
勿論、報酬もけた違いに良いんだろうな。

でもなあ。悪銭身に付かずって言うよね。
どんな手段で手に入れようと、お金そのものに綺麗も汚いもない。でも。
そのお金を使う人間の感性は、常に刺激されると思うんだけどね。




過去のこと | 11:17:56 | トラックバック(0) | コメント(2)
騙す側、騙される側
前回の続きです。

これって架空請求だ。

巷で騒がれてた時期だったので、すぐわかりました。
電話口の向こうからは、たくさんの人の喋る声が聞こえてきた。
同時進行であちこちに電話しまくってる感じです。

どうしよう。コレ絶対詐欺だよな。とっちめてやりたい。
振込むとか、支払うとかは絶対言っちゃいけない。
そう思いながら、相手の男性へ言いました。

私 「ちょっと主人に確認してみます。それから折り返しご連絡します」
男性「は・・・はあ」
私 「ですから、そちらの電話番号と、あなたのお名前を教えていただけますか」
男性「は・・はい。しょ、少々お待ち下さい」

そう言うと、保留になってしまった。
どの位待ったか。多分2~3分も経ってない。
この時、私は警察へ通報する気満々でした。

さっさと言え。言ってくれ。そっちの電話番号教えろ。
そしたら、すぐ警察へ情報提供してやるから。
と、わくわくしながら待っていましたが。

いきなり電話が切れてしまった。
しばらく、電話が鳴るのを待ってましたが、ウンともスンともいわない。
そして、この架空会社からは二度と電話がかかってきませんでした。

詐欺電話が来ないのはいい。
でも何故、向こうはウチの名前を知ってたんだろう。気持ち悪いな。
と疑問に思っていたら、後になり原因がわかりました。

ダンナが使ってるカード会社から、個人情報が漏れていたのです。
このカード会社から流出した顧客情報は数万件単位だった。
テレビでも大々的に報道されました。

多分、この電話をかけてきたのは新人くんだったのでしょう。上の人に
「折り返すって言ってるけど、こっちの電話番号教えてもいいんですか?」
とでも、聞いたのかもしれない。

でも向こうは、悪知恵がはたらく集団。
うるさい事を言ってくる、金を落とさない人間に用は無い。そう考えてそう。
「いいから、もう切って次へ行け」
きっとそんな事でも言われたんだろうな。

実際、私がテレアポ(FX勧誘)の仕事をしてた時はそうだった。
「客にならない・金にならない」時はさっさと見切りをつける。
見込みのない人間は相手にせず、1件でも多く電話する。

どうして、振り込め詐欺に簡単に引っ掛かるんだろう。そう思ってた。
でも、テレアポの仕事をしてみて、その理由がなんとなくわかった。

1本の電話をきっかけに、相手から大金を出させる。
そこに至るまでの過程を見る事が出来た。これはとても勉強になった。

方法は年代や属性によって、事細かに分析・蓄積されていました。
蓄積データは、マニュアル・シナリオ化され全ての人に降りてくる。
あとはこのシナリオを元に、ローラー作戦開始。

ただ確率はとても低い。100人に電話して、話を聞いてくれるのは1人2人。
契約に至っては10000人に1人いるかいないかという感じ。
でも。それでもいるんです。ちゃんと契約してくれる人が。

聞いた事もない会社から、ある日突然電話がかかってくる。
見ず知らずの人間が勧める儲け話を信用して契約する。
その数の多さに私は驚きました。



過去のこと | 09:09:00 | トラックバック(0) | コメント(2)
架空請求の電話
10年ほど前の出来事です。
その日は平日だけど、私はたまたま仕事がお休みでした。

ダンナは仕事。娘は学校。家には私は一人。
これ幸いと、のんびり本を読みながらゴロゴロしてました。
すると。午前11時を過ぎた頃に、家の電話が鳴ります。

ウチはナンバーディスプレイの契約をしてません。
なので、誰がかけてきたのかわからない。

平日昼間の電話って、ロクなもんじゃないんだよな。
化粧品だの電話回線のセールス電話ばかり。
今日はなんのセールスだ。うっとうしいなあ。そう思いながら出ると。

男性「まどさんのお宅でしょうか」
若い男性の声。しかもウチの名前を知っている。
ウチの電話番号は、電話帳にも104にも登録してない。

なのでセールス電話の人は皆、ウチの名前を知らずにかけてくる。
けどこの電話の主は名前を知ってる。
一体誰だ。思い当たるふしがない。

私 「はい。そうですが」
男性「こちら架空(仮称)という会社になります。△△様の奥様ですか?」
驚く事に、ダンナの下の名前まで知っていた。
そして架空というのは、初めて聞く会社名だった。

私 「はい。なんでしょうか?」
男性「あの、私ども・・料金請求代行会社、になります。こ、今回委託を受けお電話しました」

料金代行?一体なんの?カード?住宅ローン?
瞬間、頭の中を色んな事がよぎります。けど。
いや。そんなはずない。ウチはカツカツだけど支払いは滞ってない。

そう考えていたら今度は
男性「実は・・、あの、先月、ご主人様が、ア、アダルドグッズを購入してるんですが」
私 「は?」

余りにも突拍子もない言葉。とても驚きました。

ただ同時に。
この電話をかけてきた男性の、慣れていない口調に気がついた。
ひとつひとつの言葉が非常にぎこちない。何かを見ながら言ってる感じ。

私はコールセンターで受電・発信の経験があります。
なので業務に慣れてない人の電話は、受けた瞬間すぐわかる。

発信業務はデビュー前に「話す事」のシナリオを叩きこまれます。
断られた場合の、応酬話法までみっちり鍛えられる。
けど慣れないうちは、どうしても見ながらでないと喋れない。

皆様は経験ありませんでしょうか。特にセールス系の電話。
たどたどしい口調のアポインターさん。マニュアルを見ながら話してる気配。
この電話の主にも同じ印象を持ちました。そして。

男性「こっ、この、購入代金の10万円の支払いがまだなんです」
私 「・・・・・」
男性「それで、これから私が言う口座へ、その、至急、振込をお願いしたいんです」

つまりは。10万円を今すぐ振り込め。
そういう内容の電話だったのです。

今になって思います。
この男性のトークが下手くそで幸いだったと。
自信を持って流暢に言われたら、ひょっとすると騙されていたかもしれません。

続きます。

過去のこと | 08:28:22 | トラックバック(0) | コメント(0)
やっぱ若い子はいいなあ
これまで、パート・バイト応募の電話応対をする機会が多かった私。

昨年記事にした、流通系企業のT社。
ここでは新店舗開店の際の、オープニングスタッフの募集受付もしてました。
募集が出た日はもう大変。朝から応募の電話が鳴る。

年代性別問わず色んな人から、応募の電話を頂きました。
大学生。フリーター。主婦。ダブルワーク希望者。
募集要項は、16歳以上だったので高校生からの応募もありました。

私の印象に残ってるのは、当時高校1年だった女の子の応募。
おそらく人生初の応募電話のせいか、ものすごく緊張してる。
電話口からも、その様子はハッキリとわかりました。

私 「お電話ありがとうございます。T社まどりんでございます」
高校生「あ。あの・・・私、○○と言います」
私 「はい。○○様ですね。こんにちは」
高校生「あ・・こんにちは。あの、えっと・・今高校生なんですけど・・・」

その後は沈黙。上手く喋りたくても喋れない。
ただ、一生懸命次に話すことを考えてる気配を察する事はできた。
この時点で、既に用件はわかります。が私は敢えて言わない。

その代わりずっと待ってます。心の中で応援しながら。
頑張れ頑張れ。自分でちゃんと最後まで用件を言うんだよ。
待ってるうちに、シロドモドロになりながらも言ってくれます。

高校生「あの、募集を見て、アルバイトがしたくて、電話しました」
良く頑張りました。ここまで言ってくれたら充分です。

私 「ご応募ありがとうございます。今回複数店舗で募集しております。
   ○○様が希望される店舗はどちらになりますか?」
高校生「あ、はい!○○店で働きたいです」

あとは、面接の日程や注意事項をこちらから案内します。

案内の途中、緊張しながらも「はい!」とハキハキお返事してくれる。
いいねえ。ほんと、若い子はフレッシュでいいわ。
企業側が、年配者より若い人を採りたがる理由がわかる気がする。
(業種職種によるけどね)

この子に限らず、学生さんからの応募電話を受ける度、いつもそう思ってました。
なまじ社会経験が無いからか、一生懸命でとっても素直。

その後、この時の女子高生を面接の時に見かけました。
とても可愛いお嬢さんでした。制服姿が初々しかった。

電話同様、面接でもカチコチで緊張しまくりだったようです。
が、面接官はそのぎこちなさが逆に新鮮と感じたとの話。

面接官「いやあ、かわいかった。とっても素直でよかった。
     アルバイトは初めてだって、すごく心配してたけどね」

研修制度が充実してるので、経験が無くても全く支障がない。
この女子高生は採用に至り、数日間みっちり研修の日々を過ごします。
その後、晴れて店舗スタッフとしてデビューしました。

デビュー後も頑張って、半年後には後輩へ指導するまでになったそうです。
まだ元気に働いているかな。それとも受験で忙しいのかな。
今もたまに思い出します。

仕事のこと | 08:38:16 | トラックバック(0) | コメント(0)
名乗らぬ応募者
今勤めてる会社の人員は、内勤と現場に分かれてます。

主役は現場サイドの社員さん達。
この方達がいないと、会社の運営自体ままならない。
けど現場は、有資格者の人しかお仕事ができません。

会社自体の待遇は、決して悪くありません。
雰囲気がユルく、のんびり仕事したい人にはうってつけの環境。
ただそのせいか、バリバリ働きたい方はすぐ辞めてしまう。

専門職という事もあり、慢性的な人手不足です。
人が足りない時は、登録アルバイトで急場をしのいでいる。

その為、定期的に求人を行っています。
募集が出る度に、応募の電話を日に何度も受ける。

採用担当は総務の谷課長。
応募の電話は全て、谷課長へ転送する事になってます。
そして、応募の電話をかけてくる方は大抵がこんな感じ。

「求人を見てお電話しました。総務の谷様はいらっしゃいますか」
「○○と申します。求人の件でお電話しました。ご担当者様をお願いします」

まあ、普通はこうです。
用件を言う、名乗る。取り次ぎをお願いする。だがしかし。

「谷さんお願いします」

結構な頻度で、これしか言ってこない応募者がいます。
ここは会社なので色んな電話がかかってくる。応募の電話だけじゃない。

取引先。お客さん。セールスの電話も多い。
そして基本、セールスは全てシャットアウト。

ですから、こういう訳のわからない電話の時は必ず聞きます。
「恐れ入ります。お名前とご用件を伺ってもよろしいですか」と。
すると、この段階になって初めてこう言ってくる。

「あ。求人見て電話したんです。◯◯っていいます」

だったら最初に言いなさいよ。用件も言わない。名乗りもしない。
ただ「谷さんお願いします」って、お前誰だよ。
私が谷課長だったら、この電話だけで不採用決定だわ。

と思いますが、そこは有資格+専門職の強み。
少々常識に欠けてても、とりあえず面接には進める。
いくら売り手市場とはいえなんだかなあ。

緊張してどもったり、上手く喋れないのは仕方ない。
私だって応募の電話は緊張して、上手く喋れなくなる。
けど上手下手関係なく、懸命さというのは伝わるもの。

不思議な事に、このような電話は年配の男性ばかり。
いい年したオッサンが、電話の一本もまともにかける事ができない。

求人情報って、紙媒体もネットもとても親切だと思います。
応募のマナーや、シナリオまでちゃんと案内してくれてる。
困ったら、シナリオを見ながら喋ればいい。

でもこういう人は、ちゃんと見てないんだろうな。
言いたい事だけ言って、人の話を聞かなさそう。
きっと仕事のやり方も雑なんだろうな(偏見です)

大きなお世話でしょうが、私はそう思ってます。


仕事のこと | 07:49:29 | トラックバック(0) | コメント(2)
ヒマな職場
今勤めてる会社は、季節によって仕事の量が大きく変動します。

私は現在、平日のみの1日5時間勤務。
所属は営業部で職種は一般事務。人員は私を含む5人。
女性社員2人とパート3人で回しています。

繁忙期は春先から夏にかけて。冬は閑散期に入ります。
出社しても何もやる事がない。そんな日も多々あります。

日によっては、社員さんですらヒマそうにしてる。
かと思えばいきなり「これ明日まで」と案件を持ち込まれる時もある。
仕事の波が非常に激しい。

ただ、繁忙期でも死ぬほど忙しくはならない。
正直「こんなに人いらないよな」と思いますが、
それを言うと私のクビがなくなる。ヤブヘビになるので黙ってます。

今の職場は
「忙しさをみんなでフォローしあう」というよりは
「少ない仕事をみんなでわかちあう」という時の方が多い。

なので皆さん、閑散期は1時間でできる業務を3時間かけて仕上げる。
というお役所みたいな事をしてます。
最初は私も驚きました。けどこれはここの社風のようなもの。

残業が慢性化するくらいなら、増員しよう。
というのが、会社の方針のようです。繁忙期に照準を合わせ人員を配置する。
必然的に、閑散期はヒマをもて余す事となるのです。

幸いな事に、やる事がなくてもシフトを減らされる事はない。
忙しかろうが、ヒマだろうが規定の日数働かせてくれます。
非常にありがたい。けど、ヒマな時のつらさったら。

あからさまに遊んでるわけにはいかない。
少しは仕事してるそぶりも見せなくてはいけない。
時間が経つのが遅い。

今まで色んな会社で事務職を経験してきました。
でも忙しくて仕方がない。という会社は少なかったように感じます。

どちらかというとヒマな所が多かった。
とある食品メーカーで、一人事務を任された時がそうだった。
会社へは遊びに行ってるようなものだった。

人員は営業3人と私だけの小さい営業所。
営業さんは外回りへ行くので、私一人で留守番する事が多かった。

出勤して1時間ほど受発注の処理する。たまに電話応対する。
それ以外は、ネットしたり、雑誌を読んで時間を潰す。
一人きりなのでやりたい放題。

これで、お給料がもらえたのです。楽な事この上ない。
このまま定年まで働きたいよな~と、思っていた。
けど、こんなヒマな会社だったのである日突然

「まどりんさん、すいません。
この度、事業縮小に伴い事業所を閉鎖することになりました」

と言われ、あっと言う間に無職になってしまいました(´;ω;`)

職場というのは、ほどよく忙しいのがベターなんですが。
なかなか上手くいかないものです。


仕事のこと | 07:54:00 | トラックバック(0) | コメント(4)
身を守るために
痕跡 の続きです。
今回のお話はこれが最後になります。

他人の身分を手に入れる。
他人に成りすます。
それは、条件さえ整えばいとも容易くできてしまう。

後ろめたい事をする人間の特徴。それはやはり顔つき。
特に目にあらわれる。独特の目つき。

徳川社長もそうだった。
優しい言葉をかけ、可哀想な境遇の人間に手を差し伸べる。
行いだけを見る分には「善人」にしか見えない。

けれども笑ってもどんな時も、目つきだけは鋭かった。
社長と初めて出逢った時の第一印象。
その時に私が感じた「怖さ」は、外れてはいなかった。

直感というものは馬鹿にできない。
本能で「この人なんか怖い」と感じる理由は必ずある。そう思った。
違和感を感じたら身を引く。そんな癖がついた。

私が遭遇したのは、外国人によるケースでした。
それがたまたまだったのか、よくある事なのかはわかりません。
けど、こういったリスクは日本人同士でも勿論ある。

そして、私が今懸念してるのは、東日本大震災のその後。
あの災害では沢山の人が亡くなり、未だ行方不明の人も大勢いる。
中には、住民基本台帳が失われた地域もある。

単身者は勿論、家族全員亡くなる。そんなケースも山ほどあった。
そんな困難に乗じて、身分を乗っ取る人間が出てもおかしくない。

たくさんの人間の涙や亡骸を踏み台にしながら
何食わぬ顔で生活する不気味な人達がいるかもしれない。

震災後の「絆プロジェクト」
そこには単に助け合おう応援しよう、という事だけではなく
それ以外のメッセージも込められていると、私は勝手に思っている。


この一連の出来事で、私の価値観はかなり変わりました。

結婚できるなら、しておいた方がいい。
友達も作っておいた方がいい。
仕事を持って、社会と関わりを持った方がいい。

仲が良くても悪くてもいい。
好きでも嫌いでもいい。
どんな関係だっていい。

それは、結婚した方が寂しくないからとか
友達が多い方が、豊かな人生が送れるとか
そんな情緒的な理由ではない。自分の命を守るために他ならない。

ある日突然いなくなったとしても。
ある日突然別な人間の顔になったとしても。

「おかしい」と感じる人の存在がたくさんある事。
それが不気味な人間にとって、一番の障壁になるはずだから。



過去の事(怖かった編) | 08:16:30 | トラックバック(0) | コメント(0)
痕跡
成りすましの続きです。

豊臣さんは施設育ちで天涯孤独。
徳川社長と年齢も近かった。しかも写真付きの身分証は持っていない。

ずっと不思議に思っていました。
徳川社長が、訳ありの人ばかり雇っていたことを。

もしかすると。物色していたんだろうか。
自分が成りすませる人間を探していたのだろうか。

社長が豊臣さんを警察へ突き出さなかった理由。
それは、豊臣さんに前科がつくのを嫌がった為なのか。
「豊臣さん本人」の指紋を残したくなかったからなのか。

豊臣さんが豊臣さんであることを証明するもの。
何があっただろう。顔写真のついてない保険証。
私を含むY社の社員達。他には何もない。それは、余りにも少なすぎた。

この時点で、私は匿名で情報提供しました。
匿名にした理由はひとつだけ。怖かったから。

この1件がなくても、徳川社長は謎や不思議な点が多い人だった。
仕事以外の何かで収入を得ているようだったけど、最後までわからずじまい。
会社を放って毎日のようにしていた外出。本当はどこへ行ってたのか。

社長や社長を取り巻く環境が不気味だった。
もしかすると徳川社長のような人が、警察や入管の中にいないとも限らない。
大袈裟かもしれない。でもそう考えた。

もっと早く気がついていれば。いや。
違和感を感じた時点で、信用できる人間に相談していればよかった。



あれからもう20年以上も経ってしまった。
匿名で通報したので、私にはその後の動向がわからない。

いつのまにか、社長は会社を廃業してしまっていた。
会社があった場所は、今はもう更地から駐車場になっている。
徳川社長や豊臣さんの痕跡は、もうどこにも残っていない。

彼らがその後どうなったのか
生きているのか、死んでしまったのかすらわからない。

徳川社長は生きていたら、今はもう80歳を過ぎている。
今頃どこでどうしているんだろう。
祖国へ帰ったのか。日本で暮らしているのか。

徳川家康の名で生きているのか。
沙悟浄の名で生きているのか。
それとも。


豊臣秀吉として生きているのか。



過去の事(怖かった編) | 08:11:42 | トラックバック(0) | コメント(0)
成りすまし
警鐘が鳴る の続きです。

結論から言うと。
社長は何事もなかったかのように、祖国へ旅行に行きました。
そして1週間後、たくさんのお土産を抱え戻ってきます。

私は、漠然と「なんかおかしい」とは思ったものの。
訳がわからず、そのままやり過ごしてしまった。

その後私は、Y社を退職・結婚し転居を繰り返してきました。
徳川社長や、Y社を紹介してくれた知人とは疎遠となり
やがて音信不通となった。

最後に連絡を取ったのは、退職して1年後。
結婚してすぐの頃。結婚の報告のため、私はY社へ行った。
みんな元気だった。ただ1人豊臣さんを除いて。

社長「豊臣のヤツ、またバックれやがったんだよ」
私  「またですか?本当に懲りないですね」
織田さん「それがさ、今回はまだ戻ってこないんだよな」

過去何回も、横領しては逃げ回ってきた豊臣さん。
いつもは1ヶ月も経たないうちに戻ってくる。
こう言ってはなんだけど、それがルーティンのようになっていた。

けど今回は2ヶ月以上経つのに戻ってこない。
織田さん「どっかで野たれ死んでるんじゃないのか、アイツ」
この時は、笑い話で聞き流しました。

でも心の底でどこか
「行くあてがなかったよな。今ごろどうしてるんだろう」
と、気にはなっていた。

今の私ならわかります。すぐ然るべき機関へ通報するべきだった。
それが、適切な対応だった。

心にひっかかりを感じつつも、誰かに相談する事もしなかった。
日常生活に忙殺され、この事は次第に頭の中から消えていった。



私がこの「名前が違う事」の重要性に気がついたのは、数年経ってからです。
きっかけは一冊の小説でした。宮部みゆきさんの「火車」
※ネタバレ含みます。読んでない方ごめんなさい。

ざっくり言うと、1人の女性が見ず知らずの女性の身分を乗っ取る話です。

まず乗っ取る身分の人間を物色する。
対象となるのは、親兄弟や配偶者や恋人がいない人間。
ターゲットを決めたら、さりげなく慎重に近づき乗っ取る。

読んだあと、背筋が寒くなりました。
自分が感じた、違和感の正体が見えてきたから。
私はY社での事を思い起こしました。

豊臣秀吉名義のパスポートを持っていた社長。
あれは単に、パスポート「だけ」の事だったんだろうか。
ひょっとして豊臣さんの身分をそのまま使っているのか。

そもそも、徳川社長が日本のパスポートを持つ。
その事自体が、ありえない話でした。
社長は帰化(日本国籍取得)していない。

つまり徳川社長の場合、名前云々以前の問題。
「○○国」のパスポートを所有する。これが正解だった。

大分後になってからこの事実を知ったのです。

続きます。


過去の事(怖かった編) | 07:47:24 | トラックバック(0) | コメント(0)
警鐘が鳴る
違和感の正体  の続きです。

どのくらいそうしていたのか。
私はこの「豊臣秀吉」の意味がわからず、眺め続けていました。

パスポートの証明写真は、徳川社長の顔が載ってる。
であれば名前は、徳川家康か沙悟浄のはず。
それなのに、氏名は豊臣秀吉になっている。

頭が混乱しました。
何?社長は本当は、豊臣秀吉だったの?
それとも、豊臣秀吉に名前を変えたの?

本名と違い、日本人名の方は何度でも改名ができる。
そのように社長から聞いていました。
そうか。もしかすると、豊臣秀吉に名前を変えたのかもしれない。

普通に考えたら、そんな事あるはずない。
でも私は、そのありえない事を考え自分を無理矢理納得させた。

人間、自分の思いもよらない現象にぶち当たると頭が空白になる。
正常な判断能力が失われる。この時の私がそうだった。
完全に思考停止状態に陥ってしまった。

ひとまず、パスポートは元の場所へ戻しました。
何故かはわからないけど、そうした方がいいと思った。

そして30分ほど経った後。
男性社員達が外回りから帰ってきます。
そのままデスクで計算を始めたり、お昼ご飯を食べ始める。
金庫上のパスポートへ関心を示す人は誰もいなかった。

なぜかその時、私はこの事を男性社員達へ言わなかった。
どうしてだったのか。今でも不思議に思います。
しかもこの時点で、事の重要性にも気が付いていなかった。

そうこうしてるうちに、今度は社長が戻ってきます。
ただいま。集金はどうだ?と、男性社員へ声をかける。
そしてすぐ、金庫上のパスポートに気が付きました。すると。

見つけた途端、さっと顔色が変わった。
ゆっくり周囲を見回しながら、静かにパスポートをしまい込んだ。
その顔つきを横目で見た私は

パスポートを見た事は知られない方がいい

瞬間的にそう感じました。理屈ではなく本能で。
聞いてもいけない。そんな気がした。

でも、もし2人きりだったらきっと私は聞いていた。

「社長。どうして、パスポートの名前が豊臣秀吉なんですか?」

今でも思う。
もしあの時、この事を問いただしていたら。
もし、男性社員達にこのパスポートを見てもらっていたら。

社長は一体、どういう態度を取ったのだろう。
いや。どうなっていただろう、と。

続きます。

過去の事(怖かった編) | 07:34:04 | トラックバック(0) | コメント(0)
違和感の正体
自分の居場所を探す  の続きです。

社長の逮捕騒動から半年後。
私はY社を退職する事にしました。

当時の私には、長期滞在の旅をしてみたい。という夢があった。
国内海外問わない。色んな所へ行きたかった。

南の島へ行きたいな。
どこにしようか。ハワイがいいかな。それとも沖縄か。
いっそのこと、オーストラリアにワーホリでも行ってみようか。

軍資金も貯まり、パスポートも取った。
あとは、行き先を決めるだけ。
そんな私の夢に対し、徳川社長も快く応じてくれました。

社長「もし、次の仕事決まらなかったらいつでも戻ってこいよ」
と言ってくれ、私へ退職金まで渡してくれた。

ただ。辞める前にひとつだけお願い事をされました。
社長が、祖国へ帰国したいと言ってきた。

社長「実は俺、まだ祖国を見た事がないんだ。前から行きたいと思ってた」
私 「いいですね。何日位行ってくるんですか?」
社長「1週間位かな。だから、俺が戻ってくるまで留守番を頼みたい」

それくらいお安い御用です。どうぞごゆっくり。
そうして社長が、祖国へ行くまでわずかになったある日のこと。


「それ」を見つけたのは偶然でした。

この日、私はお客さんの所へ集金へ行っていた。
会社へ戻ったのはお昼過ぎ。社員さん達は皆出払ってる。
社長も仕事の会合で外出していました。

集金したお金を計算し、金庫へ入れようとしたその時。
金庫の上に、手帳のような物がポンと乗ってるのが見えた。
よく見るとそれは、青い表紙の日本国パスポート。

あれ?
なんでこんなとこに、パスポートがあるんだ。
そう思い開いてみると、中には徳川社長の顔写真がのっていた。

なんだ。社長のパスポートか。
金庫に入れようとして、そのまま忘れちゃったのかな。

けどほんっと、人相悪いよなあ。
もうちょっと、にこやかな顔で映ればいいのに。
顔写真を眺めながら、ぼんやりとそんな事を思っていた。

この時はまだ、気がついていませんでした。

徳川社長が、日本のパスポートを持つ事のおかしさに

眺めてるうちに、妙な違和感を覚えた。

ちょっと待てよ。
おかしい。なんだこれ。

違和感の正体は名前だった。
「徳川家康」でも「沙悟浄」でもない。全くの別人。
でもよく知ってる名前が、そこには記載されていた。その名は。



「豊臣秀吉」


続きます。



過去の事(怖かった編) | 07:27:58 | トラックバック(0) | コメント(0)
自分の居場所を探す
言ってはいけない一言の続きです。

徳川社長の家系は、祖国で差別の対象となっていた。
(数十年前の話です。今はどうかわかりません)
それは日本以上に厳しいものだったようです。

言葉が悪いですが、奴隷の子は一生奴隷。
生まれ落ちた家系によって、その人間の一生はほぼ決まってしまう。
どれほど能力があっても、その境遇を抜け出すのは難しい。

社長「日本よりもっと差別される。帰ることなんかできない」

日本人は冷たい。日本はひどい国だ。
そう言いつつもなお。
祖国へ戻りたくても戻れない。そんな現実があった。

当時の私は、勉強不足も重なり社会情勢に無知だった。
帰化制度、というものもこの時初めて知りました。

本人が希望して、一定の資格を満たすと帰化(日本国籍取得)ができる。
実際、帰化してる人も大勢いるとの話だった。

徳川社長も帰化を考えた時期があった。
ただ、その願いは叶わなかった。何故なら、周りの親族に反対されたから。

「自分の祖国に誇りを持て」
「裏切り者。祖国を捨てるのか。」
とまで言われたとのこと。

でも今は、両親が亡くなり妻子とは絶縁状態で一人ぼっち。
だったら、気兼ねなく帰化できるんじゃないの?
などと私は軽く考え、聞いてみたけれど。

社長「若い頃に傷害事件を起こして、前科がついてるから無理だ」
私 「え?一体何をしたんですか」
社長「昔はかなりヤンチャだったからな。喧嘩で相手に大ケガ負わせた」

帰化条件がどのようなものか、私にはわかりません。
でも、どのみち素行不良だから申請してもダメだろう、と
社長は、帰化を諦めていたようです。

話を聞きながら私は
この時代の日本という国に、日本人として生まれる。
これは自分が思ってる以上に、幸運な事なんだ。そう感じました。

ただ、それでも。
日本という国は、国籍差別だ学歴格差だのあったとしても
本人がその気になれば、いくらでも這い上がる事が出来る。

事実、徳川社長もそうやって財を成し地位を築いてきた。
現在は、私や豊臣さんのような日本人以上の豊かな生活をしてる。
だったらいいじゃない。もっと堂々とすればいいのに。

今は幸せじゃないの?
過去、辛い事があったけど、乗り越えてきたんだよね。
こうして毎日好きなゴルフをして、穏やかな生活ができる。

それだけじゃダメなの?
そう思いましたが、私のそんな気持ちは徳川社長に届かなかった。

日本にいても、祖国へ帰っても自分の居場所がない。
それはどんな気持ちなのか。
きっと私には一生かかってもわからない。




このお話はこれが最後ではありません。
今回、私が書きたかった事、それは。
国籍・人種差別の事でも、厳しい境遇にある人達の実態でもありません。

これまでの事は全て、本題へ入るまでの前置きとなります。
むしろ、本当の始まりはこれからです。
長くなってしまい、スイマセン。

続きます。

過去の事(怖かった編) | 08:12:46 | トラックバック(0) | コメント(0)

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