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弟は自閉症 続き
弟は自閉症ですが、障害の程度としては
やや重度といったところでしょうか。
勿論障害者手帳も持ってます。

最初に発達が遅いと指摘されたのは1才半検診の時。
それからあちこちの病院へ行き検査を受け出た結果が
「自閉症の疑いあり」

でも両親はその時はまだ、自閉症は「治る病気」だと思ってました。
最終的に、わざわざ東京の病院と養護学校へ出向き、
自閉症が療育・訓練によって、社会生活を過ごしやすくする事はできるが

「完治することのない知的障害である」
と言われるまでは。

ウチの親もそうでしたが、健常者ではない子を持つと色々考えてしまいます。
「何が悪くて、こうなってしまったのか?」
「私達に何か悪い血が流れてたのだろうか」
「なぜ、ウチだけが」

そしてやがてこう決意します。
「この子より先には死ねない。たとえ一日でもいいから後に死にたい」と。

若い頃、私とすぐ下の弟は両親からこのように言われました。
「私達にできることは全部準備して、お前達には負担をかけないようにする。
こういう子が兄弟にいると、もしかすると結婚は難しいかもしれない。
迷惑をかけて、本当に申し訳ない。」

現在、弟は家の近くの施設に入所しています。
両親は早い時期から入所の申し込みをしてました。
けど、なかなか空きが出ず、入所まで10年以上待ったはずです。
基本、施設で生活をして盆や正月、大型連休の時などに実家へ帰省します。

親が存命のうちはこういった事をします。
でも、親が亡くなったあと、施設に入所してるほとんどの人達は
親族が面会に来ることもなく。家に遊びに連れていくこともなく。
死ぬまで施設に預けっぱなしになる。

寂しい思いをさせたくない
一人ぼっちにさせたくない
そして

残された兄弟に迷惑かけたくない
ウチの親だけはなく、施設に預けてる親御さんは皆さんそうおっしゃるそうです。

弟の障害が発覚した当時は私も
「なんで普通じゃない弟が生まれちゃったんだろう。いなくなっちゃえばいいのに」
なんて思いました。でも今は

「この子のおかげで、親は気を張って長生きしてくれる。悪いことばかりじゃないな」
と思えるようになりました。
こういう境地に至るまでそれこそ長い年月がかかりましたが。


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実家のこと | 07:01:52

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