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その後の女子話
前回の続きです。

する事なす事、全てがアホすぎた。
イチさんにしても、隣人さんにしても
「なんであんなのと付き合ってたんだろう」と、いまだに思う。

魔がさしたのか。寂しかったのか。
いずれにせよ、今の自分には考えられない事を色々しでかした。

全くタイプではない。好きでもない。なのに交際する。
そして後になって、記憶から抹消したいほどに後悔する。
こんな経験してんの、私くらいなのかな。

そう思い、親友(アキちゃん)に聞いてみました。
すると、思ってもいなかった返事が返ってきた。

アキ 「誰でもあるんじゃない。絶対、1回はやらかしてるはずだよ」
私  「アキちゃんも、そういう経験あるの?」
アキ 「あるよ~。思い出したくもない。そういう男、いるよ」

それを聞いてちょっと安心。そうか。
魔が差すのは、私だけじゃないんだな。

アキ 「なんでだろうね。普段だったら、絶対に選ばない男なのに」
私  「だよね。私もそうだった。やっぱ寂しいとそうなるのかな」
アキ 「それもあるし、落ち込んでる時も要注意だよね」

2人で、ストライクゾーンが広くなる原因をつらつらと考えてみた。
けど、結局のところ「これ!」という理由はわからずじまい。

アキ 「今だから言うけど。あの人(隣人)まどちゃんには、合ってなかったよ」
私  「でしょ。わかってた」
アキ 「元彼くんとは、全然違うタイプだったし」
私  「次行くまでの繋ぎにいいかな、って思っちゃったんだよね」
アキ 「だろうと思った。で、向こうはどうだったの。結構、本気だった?」

これに関しては、隣人さんの考えがわからない。
しつこかったけど、それは私へ対する愛情ではなかったように思う。
単なる執着心だけのように感じた。

私 「どうだろ~。でも別れるのはちょっと手こずったかな」
アキ「ああ、なんかしつこい感じする人だったよね。よかったね別れられて」

ここでプチ修羅場の一部始終を伝えました。

アキ「え。で、そのままやられちゃった?」
私 「ううん。やぶれかぶれでマグロになったら、その気なくなったみたい」
アキ「へ~マグロ!想像するとおかしいかも」
私 「うん。でもさ、最後顔に唾吐きかけられたよ。信じらんない」

これにはアキちゃん大爆笑。

アキ 「唾を吐く、ってそういう時にするんだね!すごいね(゚∀゚)」
私  「気持ち悪くて悪くて。オキシドールで、顔ふきまくったよ」
アキ 「だよね~。でも唾で済んで良かったじゃん。元彼の時みたいにならなくて」

アキちゃんには、これまでの失態を包み隠さず話してきました。
彼女は心が広いので、私の愚かな行為に眉をひそめる事はなかった。

私  「もうしばらくは1人でいいかな(´・ω・`)」
アキ 「うんうん。あせって変なのつかむよりはね」
私  「次はちゃんと選ぶ」
アキ 「そうだね~。でも、もう浮気はやめときな。まどちゃん顔に出るからすぐバレるよ」
私  「あ、それはもう大丈夫。懲りた」

本当に、色んな意味で懲りた。それに。
結局のところ、男女関係というのは最後に行きつく場所は同じ。とも思った。

私  「これからは、浮気じゃなくて本気にしとく。常に真剣勝負(`・ω・´)」
アキ 「都度、乗り換えてくって事か。それもありかもね」




こうして30年近くたった今。
私は何事もなかったかのように、穏やかな日々を過ごしております。
今回のお話はこれが最後になります。

内容が内容だけに、不快に思われた方もいらっしゃると思います。
全て若気の至りでございました<(_ _)>

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過去の事(怖かった編) | 08:17:49 | トラックバック(0) | コメント(6)
やっとお別れ
前回の続きです。

唾を吐き付けて、気が済んだのか手を離してくれます。
そして、もう一度私へ問いかけてきました。

隣人 「本当に、これで終わり?別れてもいいの」
私  「うん。別れる」
隣人 「俺の何がイヤ?」

そんな事聞かれても困る。
元々好きでも嫌いでもなかった。私からすると「どうでもいい」。
そんな対象に過ぎなかった。でも今は違う。生理的嫌悪感すら感じる。

・・・けどさすがにそれは言えないな。

私  「合わない。性格も趣味も話も何もかも合わない」
隣人「そんなの、他人同士だから当たり前だろ」
私  「それと、あなたを男としては見られない」

言ってからしまった、と思ったけどもう遅い。
さすがにこれは失礼だったな。つい本音がぽろりと出てしまった。
激昂するかな。と思いきやこの言葉に隣人さん、笑いだしてしまった。

隣人 「あ~そう」
私  「ごめん」
隣人 「謝らなくていい。もういい」

そうして、最後に捨て台詞を残して帰っていきました。

隣人 「お前、その性格直せよ。そのままだと、いつか刺されて死ぬぞ」

そうかもね。実際、一度殺されかけたしね。
けどこの先どうなろうと、それはアナタには関係ない。余計なお世話。
人の心配より、自分の心配しなさいよ。

断られるからって、無断で部屋の鍵を作るとか。
こちらの都合は、おかまいなしに押しかけてくるとか。
これを変だと思わない、その感覚もどうなのさ。

と思うけど。もう黙ってよう。口をきくのもイヤ。
下手に刺激して、つきまとわれても鬱陶しい。
やっとおさらばできる。あとはもうと帰るのを待つだけ。

この頃はまだ「ストーカー」や「つきまとい」の概念はありませんでした。
でも、下手な対応をするとそうなりかねなかった。
もっとタチの悪い相手だったら、これでは済まなかったかもしれない。

むしろこれで済んで、ラッキーだったとも言える。
これがエスカレートしていたらどうなっていたのか。
そう考えると怖ろしい。今振り返ってそう思う。

ただ、私の部屋の合鍵は持ったままで帰ってしまった。
「鍵は捨てるから、心配しないで」
とは言ったものの、全く信用できない。

かといって「鍵渡して」と言うために、顔を合わせるのもイヤだ。
気持ち悪かったので、不動産屋さんへ頼んで部屋の鍵を変えてしまった。

以降、隣人さんとは「ただの隣人」の関係に戻りました。
たまに顔を合わせて挨拶だけの間柄になった(ぎこちなくはありましたが)
そのうち、向こうはいつのまにか転居していった。

こうして、平穏な生活を取り戻しました。

続きます。

過去の事(怖かった編) | 07:50:47 | トラックバック(0) | コメント(0)
プチ修羅場
前回の続きです。

隣人 「よくそんな事言えるな。自分に都合よく付き合ってきたくせに」
私  「お互い様じゃん」
隣人 「そんな自分勝手な性格だから、前の彼氏ともあんな事になったんじゃないのか」

そうだね。おっしゃる通りですよ。けどさ。
「そんなの」と付き合ってる自分はなに。
そんなに勝手だと思ってんなら、別れりゃいいじゃん。違う?

私 「勝手で結構。ていうかさ、本当に気持悪いんだよね。もう顔も見たくない」

これには、今度は隣人さんのお怒りスイッチが入った。

逃げるのが一瞬遅れた。私の上へ馬乗りになってくる。
完全に組み伏せられ、身動きが取れない。

隣人「おまえ、最低だな」
私 「はなして」
隣人「悪かったな。もう見たくもない気持ち悪い顔で。」

完全に顔つきは怒ってました。でも、不思議と恐怖感はなかった。
私とて、修羅場はこれが初めてではない。
元彼とのあの1件のおかげか、こうなっても肝が据わっていた。

しかし、隣人さん。私の洋服を脱がそうと手を伸ばしてきた。
なんだよ。結局はそこかよ。
好きだのなんだの言ってもヤリたいだけじゃん。

だったら風俗でも行きゃいいのにさ。
安上がりに済まそうとする魂胆が見え見えなんだよ。

隣人さんはひょろっとしたやさ男(のび太くんみたいな感じ)
逃げられるかな、と思い抵抗を試みるもやはりそこは男性。
ダメだな。ここで私は諦めモードに入りました。

ヤな事はさっさと済ませてしまうに限る。
さあ煮るなり焼くなり好きにしてくれ、と腹を括った。
顔を睨みつけ、でん!とふてぶてしく大の字になった。

隣人さん、一瞬怯みます。
私は無に近い境地。早く終われ、しか思ってなかった。
そして。その手が止まった。

隣人 「いいの?」
喋りたくなかった。無表情で天井をぼんやり眺めてた。
そんな私の目をじっと見つめる隣人さん。

何分くらいそうしていたのか。
余りにもふてぶてしい私の態度に、その気も失せたのか。こう言ってきます。

隣人 「俺のこと、そんなに嫌なんだ」
私  「・・・・・・・」
隣人 「わかったよ」

と言ったかと思うと、今度は私の顔に唾を吐きかけてきた。
こんな事されたのは、人生で初めて。かなりびっくりした。

隣人 「別れるよ」

正直、すぐふきとってシャワーを浴びに行きたかった。
でもここは我慢我慢。されるがままになってました。

続きます。

過去の事(怖かった編) | 07:05:19 | トラックバック(0) | コメント(0)
生理的にダメ
前回の続きです。

一体何事?あの手に持ってるのは何?
なんで鍵を持ってるの?私、いつ渡した?
いや、絶対に渡してない。

私 「どうして家に入ってこれるの?鍵渡してないよね」

すると隣人さん、悪びれもなく言います。

隣人 「ああ、これ?合鍵作ったんだ」
私  「合鍵?いつの間に?私知らないよ」
隣人 「ここに来た時に、ちょっと型取らせてもらった」

何それ。本人に何の断りもなく勝手に作ったって事?

私  「なんで?私そういうの嫌なんだけど」
隣人 「だって、最近中々顔合わせる時間ないしさ。あった方が便利じゃん」
私  「ちょっと待ってよ。作る前に普通、本人に聞かない?」
隣人 「聞いたらどうせダメって言うだろ」

頭おかしい。普通に考えたら、こういう事はできない。
これまで合鍵の交換も同棲も拒否してきた。あからさまに避けてきた。
その時点で、この関係は時間の問題だ。と察してもよさそうなものなのに。

私がいない間に、勝手に部屋へ入られてたかもしれない。
そう考えると気持ち悪い。不気味でしょうがない。
しかも本人、全く悪い事をしてるという自覚がない。

長年付き合った元彼にでさえ、合鍵は渡してなかった。
要求もされなかった。その辺のプライバシーはきちんと尊重してくれた。
いや。そもそも元彼はそういう付き合い方を好まなかった。

どちらかというと、あっさりしてた。
ベタベタいちゃつく関係ではない。冷たかったかもしれない。
でも、今思うとほどよい距離感で付き合えた。

なのにこの人はなんなの。しかも私に無断で合鍵を作る。
本人の許可なく家へ上がり込む。この厚かましさが気にいらない。
この時点で、隣人さんへの気持ちが生理的嫌悪感へと変化しました。

こうなったのはもちろん、私の責任ではある。私が悪い。
最初の段階で、きっぱりはっきりお断りしておけば良かったんだ。
どうしてこうなんだろうな。考えるのは後回しで、先走っていつも後で失敗する。

けど、これに関してはどう考えても隣人さんがおかしい。
私の目を盗んで、型を取って鍵を作るなんて、もう変態にしか見えない。
もうダメだ。今日こそハッキリ言おう。

私 「こういう事されるの、本当に嫌。別れて」
隣人「鍵作った事を怒ってるの?大丈夫だよ、勝手に入ったりしないから」

と言いつつまさに今、勝手に入ってきたばかりじゃん。馬鹿じゃないの。

私 「本当にもうダメ。別れよう。その鍵ちょうだい」
隣人「鍵は渡さないよ。俺言ったよね。別れないって」

私の中で、何かがぷつんと切れました。
一体なんなの。イヤって言ってるじゃん。私はもう顔も見たくないんだよ。
怒りモードになり、攻撃のスイッチが入った。

私 「あのさ。コソコソ合い鍵作るとか、おかしいんじゃないの」
隣人「それは、そっちが会ってくれないからだろう」
私 「まだわかんないの?もう嫌いになったんだよ。だから避けてたの」

私は一旦イヤだと思うと、かなりキツい事を冷たい口調で相手に言います。
今でこそ、かなりオブラートに包んで発言するようになりましたが、
この当時は思った事を思ったまま、相手へぶつけていました。

私の言葉に顔色を変えた隣人さん。
負けじと反撃してきます。


続きます。

過去の事(怖かった編) | 09:04:26 | トラックバック(0) | コメント(0)
まるでつきまとい
前回の続きです。

隣人 「俺の事を大して好きじゃないのは知ってる」
私  「そんな事ないよ」
隣人 「いいよ。わかってるから。でも、これだけは言っておく」
私  「なに?」
隣人 「俺は簡単に別れるつもりないから」

私はこの言葉に返答できませんでした。
最初から、私の考えなどお見通しというわけね。
でもそれでもかまわないと。付き合い続けると。そういう事ですか。

ちょっと絶望的な気分になってきた。
なまじ隣同士だから、避けるのも限界がある。
いっそ引越でもしてしまおうか。そんな考えまで頭をよぎった。

元彼氏とも、イチさんとも、全く違う気質の隣人さん。
この粘着質な性格には、正直とても困ってしまいました。

「簡単に別れない」とまで言われ、薄気味悪くすらなってきた。
それでなくとも、顔を合わせるのが苦痛になりつつある。
隣人さんへの態度が、日に日に冷たくなっていくのが自分でもわかった。

隣人 「今度の日曜、どこか出かけようか」
私  「友達んとこ行くからダメ」
隣人 「最近、全然一緒に出かけてないよ。たまにはいいじゃん」
私  「約束しちゃったからダメ。自分の友達誘えば?」

断っても断っても、気にするふうもなく誘ってくる隣人さん。
次第に私は見つからないよう、忍び足でこっそり自宅へ入るようになります。
帰宅後も、電気はつけず物音をたてず、ひっそりと過ごすようになった。

それでも、全く顔を合わせないのは無理です。私も段々と
「なんで、自分の部屋なのにここまで気を使わなくちゃいけないんだ」
と、開き直るようになります。もういい。シカトしよう。
この頃になると、ピンポンが鳴っても無視する事が多くなった。

隣人 「いるのになんで、出ないの?」
私  「寝てた。動けなかった」
隣人 「心配になるから、せめて顔は見せてよ」

何言ってんの。アンタ、顔見せるだけで済まないじゃん。
そのまま居座って、ダベってよろしくしようとするじゃん。
さすがにそこまでは言わなかったけど、態度には出していました。

そんな、距離を置き始めてすぐの頃。
仕事が終わり帰宅。疲れきってベッドに横になっていた時の事です。
いつものようにピンポン、とチャイムが鳴ります。

この時も出るつもりがなかった。そのまま無視して寝てました。すると。
ガチャガチャ、と玄関の鍵を開ける音がします。
なんだ?と思って振り向き、とても驚きました。

玄関先には、なんと隣人さんが立っていたのです。
居留守を使う私にしびれを切らし、鍵を開けて入ってた様子。

一瞬、何が起こったのかわからなかった。
何故なら、私は隣人さんへ合鍵を渡してなかったからです。
ただ、交際当初からしつこく、合鍵の要求はされてきた。

「俺の部屋の鍵渡すから、まどりんの部屋の鍵もちょうだい」と。

勘弁してよ。それをやったら、プライバシーが全くなくなってしまう。
それでなくとも、隣同士で何かと詮索されてる。これ以上、距離を縮めたくない。
そう考え、頑として断っていました。スペアキーもあったけど渡してない。

だから、隣人さんが鍵を持ってるはずがない。それなのに。
鍵を開けて私の部屋へ入りこんできたのです。

続きます。

過去の事(怖かった編) | 07:48:54 | トラックバック(0) | コメント(0)
疎ましく思う
前回の続きです。

隣人さんにとっての私の存在。
それは、お金をかけず「ただでできる」相手。しかもすぐ隣で手っとり早い。
何かと好都合。好きだのなんだのは後付け。そう感じた。

ま~私も人の事言えない。お互い様だ。
次への繋ぎと考えてる私と、欲求不満を解消したいあちらさん。
お互いの利害が一致したというところだろうか。

それでも最初は恋人ごっこを楽しくやってました。
一緒に出かけたり、飲みに行ったり、部屋に行き来もしました。
毎日、とまではいかないけど、3日おきくらいに会っていた。

お誘いは、もっぱら隣人さんからでした。
デートも、会いたいと言うのも、全て向こうから。

隣人「思ったんだけど、誘うのっていつも俺からだね」
私 「そう?」どっちでもいいじゃん
隣人「たまには、まどりんからも言ってほしい」

付き合い初めて3ヶ月ほど経った頃。
通常の恋人同士であれば、一番盛り上がるハネムーン期間。
隣人さんも同様のテンションだったに違いありません。

でも私には、最初から盛り上がる要素がない。成り行きでこうなっただけ。
けど、向こうはベタベタした付き合いを好む。
次第に「なんか、うっとうしいな」と思うようになってきた。

私は1人の時間も欲しい。ゆっくりしたい。友達とも遊びたい。
なのに帰ったら、息つくひまもなく部屋へ入ってこようとする。
休日は休日で、まだ寝てる所をピンポンで起こされる。

こんな事を繰り返されるうちに、私は部屋に帰るのが嫌になってきた。

大失敗だったな。隣だから、帰宅時間も在宅時間もすぐバレる。
段々と、休日のデートを断ったり、朝帰りをするようになってきた。
意図的に避けた。隣人さん、そんな私の変化を察します。

隣人 「なんか最近、冷たいね」
私  「そんな事ないよ。色々忙しいんだ」
隣人 「避けてるでしょう」

言い訳しながら、元彼との関係を思い出していました。
今とは逆で、あの時は私が愛し役だった。元彼の方がドライだった。
きっと今の私と同じように、重たく感じてたんだろうな。

自分その立場になるとよくわかる。私の「寂しい。会いたい」という気持ち。
それは元彼にとって、疎ましいものだったに違いない。
愛情の温度差って、経験しないとわからないもんだな。

そんな事を考えていたら、ある日隣人さんがこう言ってきます。

隣人 「どうせ隣だしさ。いっその事、一緒に住もうか」

これにはかなり慌ててしまった。冗談じゃない。
同棲なんてとんでもない。
むしろ、今の私はいつ別れを切り出そうか。そう考えてるくらいなのに。

私  「いや。自分の生活リズム崩れるのは嫌だから、同棲は考えてない」
きっぱり断りました。隣人さん、私がそう答えるのはわかってたようです。
隣人 「だよね。そう言うとは思ってた」

そして、意外な事を言い出します。

続きます。

過去の事(怖かった編) | 08:14:10 | トラックバック(0) | コメント(0)
愛し役、愛され役
前回の続きです。

正直言って、全然ありがたい申し出ではありませんでした。
隣人さんは、かなり私のストライクゾーンから離れていた。

全然タイプじゃないんだよなー。
でもこの人がいなかったら、私は今頃どうなっていたかわからない。
そういう意味では、大袈裟だけど命の恩人ではある。

まあ、お礼の意味も兼ねて付き合ってもいいかな。今はどうせ1人だし。
次の彼氏ができるまでの「繋ぎ」にしておいて、嫌になったら別れればいい。
などと、非常に傲慢かつ失礼なことを考えました。

好きでもないなら、やめておけばいいものを。
またしても軽い気持ちで返事をしてしまうアホな私。

私 「いいですよ。私でよければ」
隣人「本当?嬉しいな。最初見た時からいいな、って思ってたんだ」
私 「そうなんですか」
隣人「うん。俺の好みのタイプ」

そうですか。それはそれはどうも。
私の方は全く好みじゃないけどね。

というか、そういう目で見られていたのか。
こうして言われるまで、全然気がつかなかった。
と同時に、修羅場時に元彼が言った言葉を思い出した。

「あんた気持ち悪いな。隣に住んでる人間の出入りをいちいち見てるのか」
あの時は非常時だから、黙ってたけど本当にその通りかも。

そうだよな。普通だったらあそこまで干渉してこないよな。
彼氏が「帰れ」と言った時点、普通だったら大人しく引き下がる。
まあ助かったから、結果オーライとはなったけど。

隣人 「じゃ、これから名前で呼んでいい?」
私  「はい。どうぞ」

こうして今度は隣人さんとのお付き合いが始まりました。
ただ、私達の交際は最初からかなりの温度差が生じていました。
役割としては、隣人さんは愛し役、私が愛され役。

付き合い始めて、これまでの女性遍歴などを教えてもらいました。
隣人さんには以前、長い間付き合ってた彼女がいた。
けど、別れてしまいここ2年ばかりは、お1人様だったとの話です。
言葉は悪いけど、結構女日照りの期間が長かった。

隣人 「これからは、クリスマスとか誕生日に一緒にいる相手がいる。よかった」
私  「ですね」
隣人 「やっぱ、1人は寂しいよ。それにほら、男は色々あるから」

色々、ね。・・・・・ふーん。そういうことか。
好みだとか、タイプとか言ってはいたけど、やっぱ違ったんだな。
どちらかというと、欲求不満のはけ口にされてる感が否めない。

続きます。

過去の事(怖かった編) | 08:48:16 | トラックバック(0) | コメント(0)
そういう事か
前回の続きです。

彼氏もイチさんも失い、おひとり様となった。
ただ、寂しいながらも、一人の生活をそこそこ満喫してました。
友人と遊び呆け、ふらっと旅行へ行く。自由気ままな生活をしていた。

そんなある日の事。
休日に家でくつろいでいると、玄関のチャイムが鳴ります。
出ると、そこには隣人さんが立っていました。

隣人 「こんにちは。今日は、あのおっかない人いないの?」
どうやら、元彼氏の事を言ってるようです。
私 「はい。大丈夫です。このあいだは、どうもすいませんでした」

そういやあの後、お礼もお詫びも言いにいってなかったな。
私も家を開ける時間が多く、顔を合わせる機会がなかった。

隣人 「突然でなんだけど」
私  「はい?」
隣人 「今、部屋で友達と飲んでるんだけど一緒にどう?」

休日という事もあり、男2人で真昼間から酒をかっくらっていたようです。
陽気で、若干くだけた感じの口調でした。
ただ、さすがにためらった。外ならともかく部屋飲み。しかも女は私1人。

私  「私、お酒飲めないので・・・・」
とやんわり断ろうとしましたが

隣人 「飲まなくてもいいよ。ジュースもあるから」
私  「はあ」
隣人 「いや、つまみがたくさんあって、食べきれないからさ。どうかなと思って」

尚も誘ってきます。どうしよう。あんまり気が進まない。
でもまあ、向こうは酔っ払い。なんかあってもすぐ逃げ出せるかな。
そう思い、お誘いを受ける事にしました(不用心だよなあ。今考えると)

隣人さんの部屋へ入ると、2人ともいい具合で出来あがっていました。
誘い文句通り、テーブルにはピザやら寿司やら色々なご馳走が乗っていた。
私は気持ち距離を取り、出口近くで宴に加わりました。

3人でしばらく、自己紹介やら世間話をしながら宴が進んでいきます。
心配しましたが、お酒を無理に勧められる事もない。
特に身の危険を感じる事もなく2時間ほど経ちました。

やがて夕方5時をまわり、外が暗くなってきた。
この時点で隣人さんの友人は帰っていきました。
私もここで一緒においとますればよかった。

しかし、ずるずると居残ってしまった。
2人きりになると、今度は隣人さんと、この間の騒動の話になりました。

隣人 「最初、大騒ぎしてたでしょ。その時に行こうと思ったんだけど」
私  「そんなにうるさかったですか」
隣人 「すごかった。で、今度はいきなり静かになっちゃったから」

それはきっと首を絞められてる時だな。
今思い出してもヒヤヒヤする。

隣人 「これはまずいかも、と思って行ったらあれでしょ」
私  「助かりました。本当にありがとうございます」
隣人 「あれからあの人の顔見ないけど」
私  「ああ・・・実はもう別れちゃったんです」
隣人 「やっぱりね。なんとなくそうかなーとは思ったんだ」

少しの間、会話が止まりました。そして。

隣人 「ってことは、今1人なんだ。彼氏なし?」
私  「はい。そうですね」
隣人 「じゃあさ、俺と付き合おうよ」

決して自惚れてたわけではありません。
ただ、なんとなくですが、こう言ってくる予感はしてました。

続きます。



過去の事(怖かった編) | 09:48:05 | トラックバック(0) | コメント(3)
後味の悪さ
前回の続きです。

妻の座というのは、思ってる以上に重たいという事がわかった。
浮気をしてたけど、イチさんは彼なりに家庭を大切にしていた。
愚痴を言う事はあっても、奥さんの悪口を言う事はなかった。

今思うと、イチさんはこれが初めての浮気だったのかもしれない。
彼の職業柄、自分の身分を明かして浮気など絶対NG。
にも関わらず、不用意に私へ勤務先や職業を明かした。

初めての経験で、きっと浮足だっていたのかもな。そう感じた。

イチさんは私と違い、失いたくないものが多い人だった。
それなのに、危険をおかしてまで浮気に走る。
わからないなあ。私が逆の立場だったら、とてもそんな事できない。

これは男の性質なんだろうな。
知らないだけで、そういう人は他にもごまんといるに違いない。
「男は必ず浮気する」って、よく言うけどあながち嘘ではないんだな。

そしてもうひとつ。
肩書だけでは、人間を判断しなくなった。いや、できなくなった。
学校の先生や警察官、お堅い職業の人が不祥事を起こす。
そんな事例をニュースで見ても驚かなくなった。

そうだよ。土台、100%の善人なんているわけがないんだ。
みんな、どこかしら黒い部分を持ってる。私だってそう。
身を置く環境で、良くも悪くもなる。これは確率の問題なんだ。

全員が全員、まともな人間ばかりの集団は存在しない。
母数が多ければ多いほど、変な人間の比率も多くなる。
それだけの事なんだ。


その後彼氏は、まんまと慰謝料をせしめたようです。
50万円が入った封筒を見せてもらいました。

私 「どうやって集めたんだろう。これって奥さんには言えないお金だよね」
彼氏「上司がたて替えた分もあるって。アイツ、本当に生活苦しいんだな」

そうだよ。家のローンもあるし、子供の教育費もかかるってぼやいてた。
小遣いも少ない様子だった。大変だったろうな。

でも50万円で今の生活を守る。
そう考えたら決して高くはない。というところか。

この慰謝料に関しては、私が意図した結果ではない。
でも結果的には「つつもたせ」の片棒を担いだ。
そんな気分になり、非常に後味が悪かった。

彼氏はこの50万を私へ見せびらかし、全部自分のポッケへ入れました。
当然の事ながら、私へはびた一文渡してこなかった。
私へ最後の言葉をかけ、去って行きました。

彼氏 「今まで楽しかったよ。元気でな。さよなら」

これ以降、イチさんとも彼氏とも二度と会う事はありませんでした。
続きます。

過去の事(怖かった編) | 08:42:25 | トラックバック(0) | コメント(0)
バレバレだった浮気
前回の続きです。

50万円。それが、先方の出してきた金額でした。
こういった時の相場というものが、私にはわからない。
でもイチさんにとって、この金額はかなり痛い。それだけはわかる。

彼氏 「本来なら、一本でも足りないところなんですけどね」

一本というのは100万円という意味のようでした。
こちらが優勢な立場とはいえ、ずいぶんふっかけるな。
そう思っていたら、上司の方もさすがにこの金額には難色を示してきた。

上司 「そこまでは・・・勘弁していただけませんでしょうか」
言葉尻は穏やかだけど、口調はキツめになってきた。
彼氏、これ以上の増額は危険だと判断したようです。

彼氏 「そちらも高給取りという訳ではないでしょうからね。わかりました」
不承不承、という感じで50万円で手を打ちます。

金額に折り合いをつけ、この場は終了しました。
後は、彼氏と上司の方との間でやりとりをする事になります。
これでとりあえずは、決着がつきました。

交渉が終わり、喫茶店を出た私達。
出て外を歩いていると、彼氏が私へこう言ってきます。

彼氏 「本当に冴えないオッサンだったな。なあ、どこが良かったんだ?」
私  「・・・魔が差したんだよ」
彼氏 「どこをどう見ても俺の方が断然いい男じゃん」

そんなの言われなくてもわかってる。
あ~あ。自分はなんて男を見る目がないんだろう(-_-)
イチさんの修羅場時の慌てっぷりと、今日の姿を見てつくづく思った。

そして私はこの時、ずっと聞きたかった事を彼氏に質問しました。

私 「あのさ。なんで私が浮気してたってわかったの?」
彼氏「え。自分で気がつかないの。バレバレだったぞ」
私 「上手く隠せてるとばかり思ってた」

彼氏は心からおかしそうに笑いました。

彼氏 「いや。様子がいつもと違った。すぐピンときた」
私 「どう違ったの?そんなに変だった?」
彼氏 「おかしかったよ。心ここにあらずだったし、会ってもすぐ帰りたがったじゃん」

そうか。そんなにあからさまだったのか。
自分が思う姿と、他人が見る姿は全然違うものなんだな。

愛情なんてない。夢中になどなっていない。
イチさんとは、割り切った大人の付き合いができてる。
と、自分だけが思っていた。でも実際は、ちっとも冷静ではなかったんだな。

彼氏 「次の男の時は、もうこんな事するなよ。俺はもう関係ないけどさ」
私  「そだね。もう絶対しない。懲りた」
彼氏 「まどりんは、嘘つくの下手だから気をつけた方がいいぞ」

俺はもう関係ない。の言葉に少しチクッとしながらも頷きました。

この騒動で失ったものはたくさんありました。
けどその代わり、知った事もたくさんあった。

続きます。



過去の事(怖かった編) | 08:17:43 | トラックバック(0) | コメント(0)
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