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まどりん

Author:まどりん
雪国在住の平凡な47歳パート主婦です。これまであった出来事を思いのままに綴ってます。

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見当違いだった
前回の続きです。

このまま通院し続けても、効果はない。と気が付いていた。
にも関わらず、ひと言もアドバイスがなかった。

母 「驚いたよ。今までひとっことも、そんなこと言わなかったからね」
父 「あれだな。病院っていうのは、横のつながりがないものなのかな」

病院に、横のつながりがない事はない。
自分の手に負えないと判断した時は、提携先や大学病院へ紹介したりもする。
医者ってのは基本、自分の専門外の分野には疎い。

見当違いの科へ通院して薬を飲んだって、治癒などしない。
逆に、悪化してしまうケースだって、ごまんとある。
だからこそ「見極める能力」が、重要になってくると思う。
けどそれにしたって。

私 「なんでわかってて、言ってくんなかったの。おかしくない?」
母 「それがねえ。“ 聞かれなかったから言わなかった ”って言うんだよ」
私 「何、その小学生みたいな言い訳」

聞かれなかったから、言わなかった。
言われなかったから、やらなかった。

聞かれない事は、例えそれが「患者の有益になる」としても言わないって事か?
でもちょっと待てよ。あの医者、私が色々と聞いたら怒ったよな。
自分に都合の悪い事を聞かれたから、逆切れしたのか?

だとしたらあんまりだよな。
何年も悩み続けてきた母を見て、なにも思うことはなかったんだ。

しかも病院を移ると決めてから、
「実は、ウチでは治らないとわかってました」
なんて言い出す。どういう事よ。

あの医者に良心というものはないのか。
長年毎月通ってくれる「いいカモ」としか思っていなかったのか。

それか、本当は気がついてなかったのかもしれない。
見当違いの治療を誤魔化すために、言っただけかもしれないよな。
どちらにせよ〝 外れ医者 ″だったって事に変わりはない。


母は、今でも言います。
「あのまま、あの婦人科へ通い続けていたら、きっと私、今頃は死んでたわ」



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実家のこと | 13:42:17 | トラックバック(0) | コメント(2)
合わない薬の怖さ
前回の続きです。

結局、最後は本人がどう考えるかなんだよな。
けどなあ。その肝心のお母さんがこれじゃなあ。
あの調子だと、これから先も変わらないんだろうな。困ったもんだ。
そう思ってました。が、しかし。

この出来事は、母にちょっとした影響を与えたようです。
私を非難するドクターを見て、何か思うところがあったのか。

父と母は、大学病院へ行く決断をします。
かかりつけの婦人科には内緒で、自分達で探し、手続きをしたようです。

母達が選んだのは、某大学病院。最初は、神経内科を案内される。
そこで、まずは体全体を徹底的に調べ上げた。けど、器質的な異常は認められない。
最終的には、心療内科で診察を受けることとなった。結果。

不調の原因が、更年期ではなかった。と判明しました。

薄々そうじゃないかとは感じていた。
しかも。更にもうひとつ、驚くべき事実を告げられる。

数年に渡って、飲み続けてきたホルモン剤。
母の場合、婦人科で処方されたこの薬が、かなり良くない作用を及ぼしていた。
大学病院から、すぐに薬の服用を止めるよう言い渡されます。

そして薬を止めた。ここからは、劇的なほどの変化が起こります。
これまでの倦怠感や、焦燥感、不安感が解消された。
活動してる日中の間の不調は、かなり改善される。

ただ、夜眠れないのは相も変わらずだった。
そこで、軽めの精神安定剤を処方される。
と同時に、カウセリングをゆっくり時間をかけて行っていった。

1年も経たないうちに、みるみる様変わりしていく。
顔色も良くなり、以前のようによく喋る元気な母が、少しづつ戻ってきた。
やがては、精神安定剤も必要ないほどまでに回復した。

心療内科通院と同時に、婦人科の通院は止めてしまった。
良くなったのはいい事だ。けど。この経緯を聞き、私は憮然としてしまう。
今まで何年も通院した。効かないどころか、害になる薬を飲み続けてきた。

一体何だったんだ。この数年の苦労は。
婦人科で畑違いとはいえ、わからなかったものなのか。
と思っていたら、とんでもない話を聞いた。

母 「なんかねえ・・お医者様はわかってた。って言うんだよねえ」
私 「わかってたって何を?」
母 「私の症状は、婦人科へ通い続けても、良くはならないって事を」

は??何それ。治らないってわかってて、通わせてたってこと?


続きます。



実家のこと | 08:44:40 | トラックバック(0) | コメント(0)
病院をチェンジ
前回の続きです。

母 「せっかく、ついてきてもらったのに、嫌な思いさせてごめんね」
私 「いや。それは別にいいよ。それより、何あれ。随分生意気な医者だね」
母 「びっくりしたよ。あんな事言う先生だったなんて・・・ちょっとひどいね」

ちょっとどころじゃないよ。偉そうになんだってのさ。
百歩譲って、性格に難有りでも、腕前がいいなら我慢もする。
けど「良くも悪くもなりません。様子見です」だと?

通院を初めてかれこれ5年。一体、何年様子見みりゃ気が済むんだ。
まさか一生様子を見て終わらせるつもりじゃないでしょうね。

私 「あのさ。病院を変える気はないの。ずっと通っても良くならないんでしょ」
母 「・・・わたし、あの先生の顔を見ると安心するから、替えられなくて」
私 「安心するだけでしょ。良くならないんでしょ。他を色々試すって事は考えないの?」

病院を変えてみなよ。婦人科への通院を止めなくてもいいからさ。
内緒で行けばいいじゃん。別の医者が診たら、違う結果になるかもしれないでしょう。
というのは、これまでもずっと言い続けてきた。けど。

母 「そんな、あちこち通う病院ばかり増えるのもちょっと・・・」
私 「イヤ、だからさ。ダメだったら、止めればいいだけの話じゃん。行くだけ行ってみれば?」
母 「でもねえ・・知らない先生に、一から説明するのも怖くて・・」

母の態度は煮え切らない。
病院をを変えるという選択肢は、頭の中にはないようだ。

私はいけすかないけど、母にとっては癒しであり、カウンセラーのような存在。
本人がそう言う以上、無理に替えても、いい結果にはならない。
メンタル面ってのは、最後はドクターとの相性が大切になる。

それならばもういい。私は何も言うまい。

私 「あ、そう。お母さんがそう思ってるなら、その方がいいね」
母 「病院、かえた方がいいのかね・・。どう思う?」
私 「それはお母さんが決める事だよ。でも、私はあの医者キライ。悪いけどもう付き添わない」

この日、私は【怒】モードでそのまま病院を後にしました。
直感だけど私は「あの医者にかかっても絶対良くならない」と確信していた。
腕前云々以前の問題で、まず人間性がアウト。お話にならない。

私からは、生かさぬよう殺さぬよう、漫然と通院させられてるだけに見える。
医者ってのは成功報酬じゃない。治癒しようがしまいが関係ない。
極端な話、治療が原因で死んでしまっても、患者側は払うものは払わなければならない。

ウチの母親のように他人任せで、医師の言葉を丸ごと信用する。疑問を持たない。
治らなくても大人しく、通院し続ける患者ってのは、商売上いいカモだよな。
私だったら、問答無用であんな医者、さっさと縁を切ってしまうんだけどな。

などと、世の中を斜めからの視点で見る私は考えてしまう。

続きます。

実家のこと | 08:02:00 | トラックバック(0) | コメント(0)
いけすかない医者
前回の続きです。

一瞬、なぜ怒りだしたのかわからなかった。
こちらとしては、普通に質問してるだけのつもりだった。
ただ。私は思った事はハッキリ言う。そして、それをキツいと感じる人もいる。

この時、私は治療方針に疑問を抱き、ドクターに少なからず不信感を持っていた。
そんな私の態度が、ドクターの気に障ったようでした。

先生「お母さんは何年も前から、調子が悪かったんですよ。心配じゃなかったんですか」
私 「心配はしてました」
先生「本当に心配してたんですか?今まで放ったらかしだったじゃないですか」

さすがにこの言葉には、私もムッとしてしまった。
言ってくれるじゃないの。放ったらかしだと?

私 「私、平日は朝から晩まで仕事をしてます。こちらへ付き添う時間はありません」
先生「仕事?仕事がなんですか。あなたの親の事ですよ。仕事なんてどうでもいいことでしょう」

グウの音も出なかった。悔しいけど何も言い返せなかった。
このドクターの言う事は、正論かもしれない。

しかし。私には私の守るべき生活があり、事情がある。
「仕事なんかどうでもいい」とまで、言われる筋合いのものではない。
じゃあ何か。仕事そっちのけで心配してれば、病気が良くなるのか?違うだろ。

結果が出ない治療の論点を上手くぼかされた。
腕前の悪さをすり替えられてるような気がしてならない。
この頃の私は、まだまだ若く血の気が多かった。

受け流せばいいものを、真に受け、不愉快になってしまう。
一体なんなんだよこの医者。人の不幸を飯の種にしてるくせにしやがって。
ウチの生活にくちばし入れて何様なのさ。黙ってろよ、このヤブ医者め。

口をひらくと喧嘩になりそうだった。
自分の事ならいい。喧嘩してこんな病院など、二度と来やしないだけの話だ。
けど、相手は母のかかりつけ医。下手な事は言えない。

がまんがまんがまんがまん。
と、心の中で唱え、これ以降は口を閉ざす。
最後のあいさつも、軽く頭だけ下げ、早々に診察室を出てしまいました。

正直者の私。考えてることが、モロ顔に出ていたのでしょう。
大分後になってから、このように言われました。
「あの時は、すごい怖い顔だった。喧嘩するかと思ったよ」

そして。診察室を出てすぐ、母が駆け寄り謝ってきます。

続きます。



実家のこと | 08:28:24 | トラックバック(0) | コメント(2)
結果の出ない治療
前回の続きです。

通院先の婦人科は、大層繁盛してる病院でした。
待合室には患者さんがいっぱい。出入りもひっきりなしだった。
予約をしていても、平気で2時間3時間待たされる。

病院&待たされるのが嫌いな私。
予約してんのに、なんでこんなに待つのさ。一体、なんの為の予約なのさ。
と、心の中で悪態をつきながら、待つ事3時間。

ようやく診察室へ入り、担当のドクターと顔を合わせた。
ドクターは、60代位のひょろっとした神経質そうなおじいさん。
あいさつの後、これまでの経緯について、説明を受けます。

お母さんの不調の原因は、ホルモンバランスの崩れが原因だと思われます。
そこで、今はホルモン補充療法で、様子見をしてる最中です。
症状は一進一退。良くも悪くもなっていません。そんな状況が5年ほど続いてます。
というものでした。

ここで、疑問がふつふつとわいてきます。
5年も通院して何も変わらない。そんなもんなのか?

悪化しないだけ、よしとしなければならないのか?
これって、意味のある事なのか。
私には、結果の出ない治療に、お金と時間を費やしてるとしか思えない。

しかもウチの母は、持病を抱え数種類の薬を飲んでいる。
それに加え、ホルモン剤まで飲み続ける。あんまり体に良くなさそうだよな。
当初は聞くつもりがなかったけど、思わず疑問をぶつけてしまった。

私 「ホルモン剤って、絶対に飲まなくちゃいけないものなんですか?」
先生「私は、そうした方がいいと思います」
私 「副作用が心配なんですけど、その辺ってどうなんでしょう」
先生「薬は、どんなものでも副作用があります。それを言ったら、何もできませんよ」

ほー。そうですか。そんなもんなんですね。
ちっとも良くなってないのに、ずいぶん自信満々だなあ。

私 「それにしても長いですね。更年期障害って、こんなに長引くものなんですか」
先生「個人差があります。平気な人もいます。なんとも言えません」
私 「では、母の症状がいつ良くなるかまでは、わからない。そういう事ですね」

これに対しての返事はなかった。ドクターは黙ってしまった。
この様子を見て私は、良くなるとも悪くなるとも、わからないんだな。と判断した。
まあいいや。治る治らないについては、とりあえず今は置いておこう。

むしろ本題はこっちだ。「おかしい」発言の真偽を確かめなければ。

私 「すいません。あともうひとつお聞きしたい事がありまして」
先生「なんでしょう」
私 「実は、母が先生から、気になる事を言われた。と言ってまして」
先生「というと?」

ここで、母が先生に「頭がおかしい云々」と言われた。
これは本当に言った言葉なのか。聞き間違いなのか。
言ったとしたら、どういう意味で言ったのか。という内容を問いただした。

するとドクターは、心外だ。というように言ってきた。
先生「私はそんな事言ってません。お母さんの勘違いです」
私 「そうですか。わかりました」

言った言わないという話は、しょせん水掛け論にしかならない。
もういいや。これ以上話しても、あんまり意味がなさそうだ。
私としては、ここで終了して帰るつもりだった。しかし。

先生「ちょっと待って下さい。あなた、一体なんなんですか?」
それまで穏やかだったドクターが、ここで豹変した。

先生「いきなりやって来て、勝手な事言って。失礼じゃないですか」
何やら、怒りだしてしまった。

続きます。

実家のこと | 08:20:25 | トラックバック(0) | コメント(2)
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